インタラクティブ・ブローカーズの口座開設が完了した。入金方法に難があるが、海外経由で振り込めば楽勝!

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • 10

知る人ぞ知る証券会社インタラクティブ・ブローカーズ(IB証券)の口座を開いた。

世界中の金融商品に投資ができて、資金も世界各国の銀行口座へ出金が可能。

かなり画期的な証券会社。

入金方法に難があるが海外経由であればスムーズ。

ぜひご紹介したい。

インタラクティブ・ブローカーズとは?

インタラクティブ・ブローカーズ(Interactive Brokers LLC)はアメリカのコネチカット州に拠点を置くインターネット専業の証券会社。設立は1978年と歴史がある。

■IBKR※インタラクティブ・ブローカーズホームページより

現在は米国のみならず世界中で事業を展開しており、スイス、カナダ、香港、英国、オーストラリア、ハンガリー、ロシア、インド、中国、エストニアに現地オフィスを構え、カナダ、オーストラリア、イギリス、インド、香港、日本に現地法人を有している。

同社に口座を持つ投資家は、このグローバルなネットワークを使い世界中の様々な金融商品に投資することができる。また口座内の資金を世界各国の銀行口座に出金することが可能になる。

日本におけるインタラクティブ・ブローカーズ

日本においては日本法人のインタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社が事業主体となっている。

同社が国内で提供するサービスは次の2つ。

①国内上場金融商品取引用口座(IBSJ口座)

国内上場金融商品取引用口座(IBSJ口座)は日本に特化した国内専用口座。

名前のとおり国内商品のみを取り扱う。

■IBSJ口座の取扱商品

  • 日本株(東証銘柄)
  • 東証有価証券オプション
  • TOPIX先物
  • TOPIX Core30先物
  • JGB先物
  • JGB先物オプション
  • 東証REIT指数先物
  • 日経225先物(大証)
  • 大証225オプション
  • 日経平均VI先物

口座は日本法人のインタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社が提供しており、一般口座での利用となる。

日本に住んでいる限りは個人でIBSJ口座を持つメリットは全くない。

②海外上場金融商品取引用口座(IBLLC口座)

海外上場金融商品取引用口座(IBLLC口座)は海外に特化した専口座。

インタラクティブ・ブローカーズのネットワークを使って世界中の様々な金融商品に投資することができる。

■IBLLC口座の取扱商品
地域 商品
北米
アメリカ
株式
カナダ
メキシコ
オプション
欧州
オーストリア
ベルギー
先物/オプション
エストニア
フランス
CFD
ドイツ
イタリア
ETF
ラトビア
リトアニア
ワラント
オランダ
ノルウェー
仕組み金融商品
ポーランド
ポルトガル
SSF
スペイン
スウェーデン
為替
スイス
イギリス
貴金属
アジア太平洋
オーストラリア
香港
指数
インド
シンガポール
債権
日本

口座は米国法人のInteractive Brokers LLCが提供し、日本法人のインタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社が口座開設の取次を行う。

国内でも海外市場を取り扱う証券会社は多く存在するが、ここまで幅広い商品を提供しているのはIB証券だけ。

また取引手数料についても米国株なら1取引1ドル〜と圧倒的に安い。

積極的に活用しない手はない。

IBLLC口座の口座開設手順

今回手続きをしたのは海外取引専用のIBLLC口座。

海外口座となるが手続きは全て日本語で進められる。

まずは新規口座開設の画面から申し込み、メールアドレスとユーザーネームの登録を行う。

■ID設定

次にメール認証を行う。

■メール確認

確認メールをクリックするだけ。

そして口座選択。

先ほどのIBSJ口座かIBLLC口座かを選択する。

■口座選択

2つの口座を同時に開くことも可能。また基準とする通貨もここで選ぶ。

そして氏名や勤務先、連絡先などの個人情報の登録と、携帯番号のSMS認証を済ませて本人確認書類の選択画面へ進む。

■本人確認書類確認

税法上の居住国もここの場面で入力する。

納税者番号のヒアリングがあるので、ここではマイナンバーを入力する。

あとは本人確認書類のアップロードを行い審査完了を待つのみ。

■口座開設完了メール

数日経って口座開設完了の通知メールが届く。

これで一旦は完了。

取引を始めるには1万ドル以上の入金を45日以内に行わないといけない。

IB証券口座への日本円入金はかなり面倒くさい

次はIB証券への入金方法について。

IBLLC口座は海外の証券口座になるが複数の通貨に対応しており日本円も取り扱っている。

従って同社が指定する口座へ直接日本円で振り込めば入金は完了となる。両替は不要。

ただ、日本円の振込先として指定されるシティバンク東京支店の口座は外国口座扱いになるため、日本円であっても海外送金の手続きを行わなければならない。

これが超めんどくさい。

実際の手続きは次のようになる。

入金は同社のアカウントマネージメントという専用画面を使って行う。

まずは出入金どちらかを選択して振込通貨を選ぶ。

■入出金選択

選択通貨によっては様々な入金手段が選べるのだが、日本円選択時はワイヤ送金(振込)のみになる。

そして振込元銀行の情報を事前登録のうえ、送金予定金額を入力する。

■入金登録

そうすると振込先情報が表示される。

日本円の場合はシティバンク東京支店への振込指示が出る。

■振込先情報

これが海外送金扱いになる面倒くさい口座。

普通にネットバンキングで振り込めば良いのでは?と思うかもしれないが、指定口座は国内非居住者口座であるため、口座番号の桁数が通常よりも多くて入力がそもそもできない。

過去一部の銀行では裏技的に桁数を省略し国内振込扱いで強行突破ができたのだが、現在はほとんど塞がれてしまっている。

ということで大人しくメガバンクの窓口で海外送金手続きをするのが無難。

今回自分が使ったのは三菱UFJ銀行。

ホームページには不親切に案内が出ていないが、円建て3万円以上の海外送金の手数料は800円になる。

両替は行わないので、為替手数料やその他の費用はかからない。

■三菱UFFJ銀行で海外送金

これだけなら手数料も大した額じゃないので良いのだが、問題だったのは手続きに時間がかかったということ。

今回支店に到着してから送金受付け完了までなんと1時間もかかっている・・。

日本円であっても海外送金扱いになるため、送金目的であったり送金資金源であったり根掘り葉掘り確認され、挙げ句の果てには資金の出処まで見せるよう言われて記録も取られた。

あまり良い気分はしない。

というか、個人の口座から東京にある証券会社の口座へ日本円で振込するだけなのに厳重にチェックして非常にアホだなと思った。通常の振込と何も変わらないのに・・。

国が定めたマネロン防止のルールではあるが、もうちょっと融通はきかせてほしい。

海外銀行からの入金であれば非常にスムーズ

日本人であればほとんどの人は先ほどの日本円を海外送金するという方法をとる必要があるが、海外の銀行口座を持っている人であればもっとスムーズに入金が行える。

実は今回日本円送金を行う前に、シンガポールの銀行口座からIB証券へ少額の振込テストをシンガポールドルで行っている。

この場合だと24時間365日ネットから即時振込が行える。

しかも手数料は無料。

手続方法は同じくアカウントマネージメントから進めるのだが、この際にシンガポールドルを入金通貨として選ぶ。

■シンガポールドルの入金

そうすると振込先はシティバンク東京支店ではなく、シティバンクシンガポールが指定される。

この場合だとシンガポール国内で銀行振込が行える。

■シンガポールドルの振込先

シンガポールにはFASTという即時振込のシステムがあるので、日曜日に手続きを行ってもすぐにIB証券内に残高が反映された。

■証券口座へ残高反映

これが米国の銀行であれば、ACH送金とか無料の振込方法も選択できる。

日本の面倒くささは一体なんなんだ・・・。

IB証券の資金目標

今回新たにIB証券の口座を開いたが、口座内資金を10万ドルまで引き上げることを当面の目標にしている。

というのは実はここの口座は資産額が10万ドルに満たない場合、月額維持費が徴収される。

取引があればその分相殺されるのだが、維持費がかからない状態にしておきたい。

そういう事で10万ドルの資産作りを目指していく。

ただ、これは社畜給料をひたすら入金していれば5年以内には達成可能であるので、あとはシンガポール株であったり米国株であったり、あるいはせっかくIB証券で開いたので海外のマニアックな金融商品であったりといろいろ勉強しつつ投資を行い、積極的に資産アップを狙っていきたいと思っている。

また何か買った際は紹介するかもしれない。

ちなみにシンガポールの即時振込システムFASTはこちらで紹介してます。

◯FAST振込

先日シンガポールの口座からシンガポール国内の他行へ振込手続きをした。その時に体験したFASTという振込制度がかなり画期的だった。 24...

以上です。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする

関連記事・スポンサーリンク

コメント

  1. intercontipapa より:

    ついにIB進出ですか。私も国内海外送金でやっていますが、具体的な送金手続きが分かり感謝です(IB日本人スタッフに英語で質問したら、相手からかえって来た英語が私には高度すぎて理解不能で困っていました(笑))。ちなみにIB証券はあくまで経験論ですが、2000ドル以上口座に入っていれば信用も含め取引できております(公称10000ドル相当と言われていますが)。

    米国株は日本株に比べてファンダメンタルに対してシンプルに上下する傾向があるので、大体毎日スイングトレードをやっています。マニアックな銘柄として欧州株がXentra市場で片道5ユーロ均一で買えるのはありがたいですね。個人的に親会社のルノー株を多少買い増しています。

    • mdish より:

      おっしゃる通り、2千ドルがあれば信用取引は可能なようです。

      安い手数料を上手く活用していていいですね。まだまだ使えこなせていないので勉強したいと思います。