新興国株の高配当銘柄ポートフォリオ!平均配当利回りは5.87%

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最近、新興国市場の調子が良いと話題になっている。

そんな訳で自分が保有する新興国株を紹介するとともに、もっと広く認知されるようアピールをしたい。

新興国投資のメリット・デメリット

まず一般的に言われている新興国投資のメリットとデメリットについて述べたい。

それぞれ1つ挙げるとすれば次の内容。

◯メリット:高経済成長率

一般的に新興国は先進国と比べると経済成長率が高い。直近でIMFが発表したレポートによると、先進国の2017年度経済成長率見込みが1.7%になる一方、新興国は3.2%に達するとの事。

■経済成長率(IMF世界経済見通し)
  2014 2015 2016 2017 2018
先進国 1.6 1.7 1.1 1.7 1.6
 日本 0.5 1.2 1.0 1.7 0.9
 アメリカ 1.8 2.1 0.8 1.5 1.7
 EU主要国 1.1 1.6 1.4 2.0 1.8
 イギリス 2.3 1.4 1.0 1.1 0.8
 カナダ 1.4 0.0 0.3 1.9 1.1
新興国 3.2 2.8 2.8 3.2 3.5
 ロシア 0.7 –2.8 –0.2 1.8 1.7
 中国 6.7 6.4 6.1 6.1 5.9
 インド 6.1 6.6 5.7 5.3 6.0
 ブラジル –0.4 –4.6 –4.4 0.0 0.7
 ASEAN5 3.2 3.5 3.6 3.9 3.9

※2017,2018は見込み ※EU主要国:ドイツ、フランス、イタリア、スペイン ※ASEAN5:インドネシア、マレーシア、フィリピン、タイ、ベトナム

経済成長は投資リターンに直結するため、新興国の高い経済成長率は投資家にとって大きなメリットになる。

また新興国は人口増加率が高くて若い世代の比率が大きいため、豊かな労働力が経済発展に貢献する人口ボーナス効果も期待できる。

◯デメリット:コスト

次はデメリット。

一般的に新興国投資のデメリットとして政治リスクや流動性などが述べられているが、そんなの日本株でもアメリカ株でも、税制変更や政治情勢は株価に大きな影響を与えるし、マイナー銘柄に投資をすれば流動性が低くなるので同じ。特に新興国に限ったものでは無いと思っている。

従ってデメリットを1つ挙げるならずばりコスト。

証券会社の新興国投資商品の取扱手数料は国内投資商品と違ってかなり高い。

海外の投資商品となると証券会社側でも管理や運用等で費用がかさむのと、更に新興国関連となると、そもそもの取扱高がまだ少ないというのが原因と考えられる。

またその他にもコストデメリットはある。例えば投資で得たリターンは現地通貨がベースとなるため、基軸通貨でないは限りは支払いに使える日本円へ替える必要が生じ、割高な為替手数料を支払う事になる。

デメリットを避ける新興国投資の方法

上記のデメリットを避けるべく自分が実践しているのが、日本からではなく現地に証券口座を開き、現地で直接投資をするというもの。

これであれば無駄なコストを省く事ができるし、投資で得たリターンを現地通貨のまま、現地にて使うことができる。

詳しくはこちらでまとめている。

海外へ投資してますか? 今では日本の証券会社を経由して外国株を購入したり、あるいはファンドを通じて海外に分散投資をすることができるが、...

実際に現地で使うためには、移住するもしくは旅行等で訪れる国でないと意味が無いので、自分のケースでは将来移住出来たら良いと思っているタイとマレーシアへ投資を行っている。

新興国株のマイポートフォリオ紹介

前置きが長くなったが運用中の新興国銘柄のポートフォリオをご紹介。

自分が保有するのはマレーシア株とタイ株で、基本的にはインカムゲイン狙いの高配当銘柄アホールド戦略を採用している。

そんなことで保有銘柄の平均配当利回り(現在の株価に対する直近配当実績)は5.87%にもなる。

■新興国株ポートフォリオ
銘柄 CODE Market Dividend Yield(LFY) Dividend Yield(5Y AVG) Yield On Cost
Texchem Resources Bhd TEXCHEM KLS 10.58% 4.45% 9.17%
Star Media Group Bhd STAR KLS 10.20% 6.60% 6.22%
Ranhill Holdings Bhd RANHILL KLS 9.52% 6.03% 8.54%
Sime Darby Bhd SIME KLS 8.58% 10.12% 10.45%
Jaycorp Bhd JAYCORP KLS 7.86% 6.63% 7.86%
Kiatnakin Bank PCL KKP SET 7.45% 7.21% 7.97%
Boustead Plantations Bhd BPLANT KLS 7.19% 7.34% 7.79%
Taliworks Corporation Bhd TALIWRK KLS 6.67% 4.22% 7.14%
Power Root Bhd PWROOT KLS 6.12% 4.95% 6.12%
Heineken Malaysia Bhd HEIM KLS 6.05% 4.09% 6.45%
Classic Scenic Bhd CSCENIC KLS 5.95% 7.79% 5.49%
Malayan Banking Bhd MAYBANK KLS 5.61% 5.99% 5.84%
Apollo Food Holdings Bhd APOLLO KLS 5.51% 5.40% 5.62%
Lingkaran Trans Kota Holdings Bhd LITRAK KLS 5.31% 4.51% 5.17%
Uchi Technologies Bhd UCHITEC KLS 4.85% 7.78% 8.29%
Lii Hen Industries Bhd LIIHEN KLS 4.71% 5.47% 4.44%
BTS Group Holdings PCL BTS SET 4.10% 5.88% 4.00%
CIMB Group Holdings Bhd CIMB KLS 3.82% 3.23% 4.06%
YTL Corporation Bhd YTL KLS 3.73% 4.85% 3.52%
Thai Wah PCL TWPC SET 3.21% 3.14% 3.00%
AEON Credit Service (M) Bhd AEONCR KLS 3.11% 3.90% 3.17%
Electricity Generating PCL EGCO SET 3.11% 3.92% 2.87%
RCE Capital Bhd RCECAP KLS 1.88% 5.50% 1.82%
  平均 5.87% 5.61% 5.87%

Dividend Yield(LFY)は前年度配当換算の利回りで5.87%、Dividend Yield(5Y AVG)は過去5年の平均利回りで5.61%。

Yield On Costは投資額当りの直近配当実績の利回りでこちらも5.87%になる。高い利回りが狙えるのも新興国投資の良いところ。

またポートフォリオの中には日本人にも馴染みのある企業の現地法人もある。

■ハイネケンマレーシア

■イオンクレジットサービスマレーシア

この他にもマレーシアであれば、パナソニックマレーシアや味の素マレーシア、ブリティッシュアメリカンタバコマレーシア、カールスバーグマレーシアなど有名企業の現地法人が上場しており、結構高いリターンを出している。ここらへんはまたいつか紹介したい。

そして投資先の国割合は次のとおり。

■国割合
割合
Malaysia 86.65%
Thailand 13.35%

ビザを保有しているマレーシアがメイン。

セクター割合は下記。

■セクター割合
セクター 割合
Financials 27.29%
Consumer Goods 26.36%
Industrials 23.88%
Utilities 17.26%
Consumer Services 5.22%

配当狙いなので必然的に金融が多くなりがちだが、一応バランスは取るようにしている。

新興国株投資銘柄の選定方法

投資銘柄の選定は下記基準で見ている。

①配当利回りが高いか?
②儲かっているか?
③将来性があるか?(主観的な判断)

配当利回りはスクリーニングツールで直近の実績と過去5年の配当利回りを確認している。

■マーケット指定

■スクリーニング条件設定

■銘柄確認

ただ、「利回りが高い=株価が下がっている」ということもあるのでチャートも見る。

あとは過去平均利回りは特別配当で跳ねている可能性もあるので過去の配当実績もチェックするようにしている。

■配当実績マレーシア株情報サイトより

上記は以前高配当と勘違いして買ってしまった銘柄。

特別配当が出ているので過去平均にすると利回りが非常に高くなる。

また特別配当実施の翌年にこの銘柄を見ていたので、利回りの前年実績も高く表示がされており、騙されて(?)しまった。そんなことで実数値も目視するようにした。

こんな感じで候補を選べたら黒字なのか業績を確認して、独断と偏見で将来性を勝手に判断して投資実行。

自分はこの選定方法を用いて新興国株投資においては高い利益を叩き出して・・・いない

残念ながら儲かってはないが、配当をちゃんと出してもらえればそれで良いと思っている。

今後の経済発展と連動してあわよくば値上がりも狙えたら良い。

新興国株では株配当や配当再投資など、配当以外の株主還元も積極的に行われるので、これからも投資は続けていきたいと思っている。

以上です。

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コメント

  1. intercontipapa より:

    今年は私も給料や投資で儲かった利ザヤをガンガン新興国高利商品の買い付けをしていこうと思います。ちなみに@asjipon という工場窓際のオッサンがTwitterにおりまして、ベトナム株の事前学習をさせてもらっています。