2018年4月ANA国内線の機内インターネットサービスが完全無料になったので、出張時に使ってみた。
時間帯によっては接続しにくい場面もあったのでそこらへんも紹介したい。
ANA Wi-Fiサービス
ANA Wi-Fiサービスは従来よりANAが国内線向けに提供している機内のWi-Fiサービス。
自身のスマホやタブレットなどを機内Wi-Fiに接続することで、ANAから配信される動画や音楽、電子書籍などを楽しむことができる。
そんなANA Wi-Fiサービス機能の1つにインターネット接続がある。
従来は有料のサービスであったが2018年4月より完全無料化された。
機内無料インターネットが使える路線
ANAの機内インターネットは全ての路線で使えるわけではなく、機材によって対象の有無は異なる。
ANA Wi-Fi Service 対象機材(2018年4月時点) | |
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全機材でご利用いただける機種 | A321(321)、B787-9(789)、B787-8(78P)、B777-300(773) |
一部機材でご利用いただけない機種 | B777-200(772)、B767-300(76P)、B737-800(738/ 73H) |
また、路線は同じであっても時間帯によって違う場合もある。
上記の例では17:00発はWi-Fi対象の表示になっている。
一方で16:25発の便はWi-Fiの色が灰色になっており対象かは未定の状態。
この場合は当日になるまでサービスが使えるか分からない。
ANAの説明
【ご搭乗当日】空席照会結果画面、予約詳細画面よりご確認いただけます。
もし搭乗日に対象機材に当たれば予約画面上にWi-Fiマークが表示される。
当日になるまで分からないルーレット形式・・。
ANA機内無料インターネットの利用方法
実際の機内インターネットサービスの使い方について。
対象機材には入り口に次のようなステッカーが貼ってある。
利用可能時間は離陸後5分後から着陸5分前まで。
サービス対象時間になって機内モードのままWi-Fiをオンにすると、ANA Wi-Fi Serviceの表示が出る。
接続すると認証画面が表示されるので、案内に従って手続きを進める。
利用開始にはメールアドレスが必要になる。(Gmailでもok)
接続が完了すると入力したメールアドレス宛に明細が送られてくる。
無料化されたので請求金額は0円。
アプリのダウンロードは不可だがweb閲覧やSNS・メール利用は問題なし。
暇つぶしとして非常にありがたいサービス。
全く接続出来ない時がある
今回往復で機内インターネットを使っているのだが、帰りの便は全く接続が進まなかった。
やっと繋がったと思ったらずっと先に進まない。
行きは利用者が少ない便だったが、帰りは人が多かったので恐らくそれが原因。
何度か手続きし直してやっとつながるといった状況。
混雑時はしょうがないのかもしれないが、無料ネット接続を宣伝しているのにここまで酷いとクレームが出そう。
以前使ったJALの機内無料ネットサービスも帰りの便は全く使えなかったので、ANAに限らずこれは改善の余地はありかと。
紛らわしいがANA Wi-Fiサービスもご紹介
今回の機内インターネットはANA Wi-Fiサービスで提供されている1機能。それ以外にも機内Wi-Fiに接続して様々なサービスを無料で利用することが出来る。
こちらもご紹介する。
まずはアプリまたはweb画面より接続。
メニューは機内マップやニュース、エンターテイメントなど。
一通り使ってみているのでキャプチャをアップ。
これらはANA Wi-Fiサービス開始時よりずっと無料で提供されている。
画面が座席に付いていない国内線でも暇つぶしができる。
次は国際線も頼む
機内インターネットサービスは従来よりANAとJALで提供されていたが、有料のサービスであった。その後、先にJALが無料化に踏み切ったため今回ANAも同条件に変更をしている。
良い感じで競合してくれているので客にとっては非常にありがたい。
航空業界はLCCの台頭で殿様商売は出来なくなっているように思われる。今回は国内線のサービス拡充であったが、国際線についても運賃面ではLCCに勝てないのだから思い切ったサービス拡充を進めて欲しいと思う。
でないと食事の有無とかその程度のレベルでしか高い運賃を払うメリットが感じられない思う。(以前は個人的にLCCだと整備面で不安というのがあったが、LCCが広く普及した現在はあまりそれは感じられれない)
頼みます。
ちなみにJALの機内無料インターネットサービスの利用記事はこちらにまとめています
↓
◯JALの無料機内ネットサービス