JBイレブンの株主優待券が使える店舗は?狙い目の株だと思うが名証上場で流動性が低いので注意

JBイレブンという名証上場企業がある。

ここは元気寿司やグルメ杵屋と提携しており、自社に加え各企業が運営する店舗でも優待券が使える。

そじ坊や元気寿司など有名店でも利用できるので非常に重宝する。

JBイレブンの株主優待券が使える店舗

JBイレブンの株主優待券が使える主なブランドは次のとおり。自社店舗のみならず提携先企業の店舗でも使える。全国に5店舗以上あるメインブランドを紹介する。

JBイレブンの運営店舗

  • 一刻魁堂(ラーメン)
  • ロンフーダイニング(中華)

一刻魁堂は中部地方を中心に展開するラーメン店。ロンフーダイニングは麻婆豆腐を中心とした中華料理店。ピリ辛の本格的な麻婆豆腐が食べられる。

この2ブランドがJBイレブンが独自に運営している店舗となる。また一部名古屋のコメダ珈琲もFC運営しておりそこも優待券は使えるのだがここでは割愛します。

元気寿司の運営店舗

  • 元気寿司(寿司)
  • 魚べい(寿司)

元気寿司と魚べいは全国に展開する寿司チェーン。通常110円メニューも豊富だが、単価高めだがメニューも用意されておりクオリティも高め。

グルメ杵屋の運営店舗

  • 杵屋(うどん)
  • 叶屋(うどん)
  • そじ坊(そば)
  • おらが蕎麦(そば)
  • 丼丼亭(和食)
  • シジャン(韓国)

店舗数で言えばグルメ杵屋の杵屋やそじ坊が圧倒的。空港や商業施設に出店している。

その他にも韓国料理専門店のシジャンも出店を広げている。

9月権利確定分の株主優待券は早く届く

多くの企業で株主優待が届くタイミングは権利確定月の3ヶ月後になっているが、JBイレブンの場合は9月分は謎に早く届く。

  • 9月末権利確定
    →11月中旬から下旬到着
  • 3月権利確定
    →6月末到着

早くもらえる分には良い。

JBイレブンの投資単価は最も低いがリスクもある

JBイレブン・元気寿司・杵屋グルメは各社で提携しており、株主優待券が共通で利用できるようになっている。そしてこの3社の中ではJBイレブンの投資単価が最も低く、投資額に対する優待の金額が最も高い。

利用先が多くて、優待券が早く届く、そして投資単価が低いということでJBイレブンは狙い目な銘柄である一方、注意しないといけないのは上場先が名古屋証券取引所であり、流動性がかなり低いという点。

直近1ヶ月の終値と出来高、そしてそれらを乗じた概算取引額は次のとおり。日によっては取引量が100株で10万円未満の日も発生している。

■JBイレブンの出来高
日付 終値(円) 出来高(株) 概算取引額(円)
11月17日 827 3,000 2,481,000
11月16日 825 2,400 1,980,000
11月15日 830 2,100 1,743,000
11月14日 828 1,100 910,800
11月13日 820 3,600 2,952,000
11月10日 821 100 82,100
11月9日 815 2,300 1,874,500
11月8日 820 600 492,000
11月7日 822 4,000 3,288,000
11月6日 810 5,500 4,455,000
11月2日 810 6,900 5,589,000
11月1日 804 4,400 3,537,600
10月30日 803 1,000 803,000
10月27日 804 1,300 1,045,200
10月26日 805 1,000 805,000
10月25日 806 400 322,400
10月24日 802 700 561,400
10月23日 802 3,000 2,406,000
10月20日 803 1,100 883,300
10月19日 800 2,500 2,000,000

こうなると売りたい時に売れないリスクがあるのと、出来高が少ないためボラも大きくなってしまう。

またそもそもJBイレブンの企業規模は他の提携先と比べて小さいため、万が一提携終了となった際は、株価への影響が大きいのはもちろんのこと、株主優待銘柄特有の株価維持の動きについても優待価値の大幅減少に伴い支えられることなく下落すると思われる。

自分は過去取引量の少ない銘柄で失敗をしたことがあり、今回はその点を承知して再度投資をしているが、同銘柄への投資を検討している人は上記観点を今一度認識してもらえればと思う。

まあ何だかんだでコロナショックも乗り越えたし、今は株価好調なので大丈夫だと思っている(思いたい)けどね。

以上です。