ネットカフェ自遊空間の完全個室ブース「鍵付防音個室」を体験してみた。これは快適!カプセルホテルよりも優れていると思う

最近ネットカフェでは完全個室の席が増えている。

そんなことで今回自遊空間の完全個室ブース「鍵付防音個室」を体験してみたのでご紹介したい。

結論から言うとかなり快適でおすすめ。

自遊空間の完全個別ブース「鍵付防音個室」

今回訪れたのはネットカフェ大手自遊空間の完全個別ブース「鍵付防音個室」。

通常ネットカフェの席はパーティションで区切られただけのスペースとなっており、天井までは仕切られていない状態となる。

■通常ブース席(ある店舗の例)

一方、今回利用した完全個別ブース「鍵付防音個室」は席自体が鍵扉の付いた個室となっており、周囲を気にすることなく完全なプライベート空間を利用することができる。

従来の席とは全く異なるコンセプト。

■鍵付防音個室

自遊空間では”NEXT”が名称に付いている店舗でこのタイプのブースを利用することが出来る。

完全個別ブース「鍵付防音個室」の体験レポート

今回訪れたのはリニューアルオープンしたNEXTの店舗。最近導入の進んでいるセルフ手続きシステムで会員認証と席予約をして入館する。

■席予約

鍵付防音個室は通常ブースと比べると若干高めの値段設定。

完全個室エリアへ入ると一見ホテルのような雰囲気。

■完全個室エリア

扉は完全オートロック式となっており、入館手続き時に発券されるレシート上のQRコードをかざしてロックを解除する。

■QRコードで施錠解除

そして中に入るとこんな感じ。

■正面

■座った状態

写真だと狭く見えるが、余裕で足を伸ばすことが出来る。

■足を伸ばす

後ろはこのような感じ。

■オートロック扉

天井はかなり高く、換気扇も付いている。

■天井

防音性に関しては完全防音とは言えないものの、周囲の雑音は全く気にはならないレベル。

また従来型のブースだと照明の調整は行えないのだが、今回使った完全個室では照明スイッチを使って室内を暗くすることも出来た。

■照明スイッチ

一眠りするのには最適。

宿泊利用ではカプセルホテルよりも良いのではないか?

今回初めてネットカフェの完全個室を使ってみたのだが、普段利用で快適に過ごせるのはもちろんのこと、費用を抑えて夜を過ごしたい時にはカプセルホテルよりも優れているのではないかと思った。

今まで体験した各施設のサービス内容をまとめたのが次の表。

■比較
完全個別ブース 通常ブース カプセルホテル
値段 12h/3.5~4千円 12h/3千円 1泊/4~6千円
部屋 鍵付き個室 ×鍵なし個室 ×鍵なし個室
広さ 狭い 狭い ×とても狭い
照明 調整可 ×調整不可 調整可
周辺音 ほぼなし ×あり ×ややあり
TV PC一体型 PC一体型 備え付けTV
PC あり あり なし
シャワー風呂 有料シャワー 有料シャワー 浴場・サウナ
アメニティ 歯ブラシ無料 歯ブラシ無料 歯ブラシ無料
食事 室内注文可能 室内注文可能 食堂あり

赤字部分が特に気になっている点で、まずネットカフェの通常ブーストとカプセルホテルは鍵付きの個室ではないのでセキュリティ的にはあまりよろしくない。

一応両方ともセーフティボックスやロッカーが設置されてはいるが、最初から鍵付き扉が設置されている完全個室の方が良いに決まっている。

そして次は照明と周辺音。

自分はネットカフェによく泊まるのだが、眠るとなると周りの音が気になるし照明が眩しいしで耳栓とアイマスクの代わりの物は必須となる。一方カプセルホテルでも照明の調整は可能であるものの、遮るものはカーテンしかないので防音性は劣る。ここでも耳栓は必須。

それと比べて完全個室では照明の調整はもちろん、防音性にも優れているので快適に眠ることが出来る。

以上を踏まえてカプセルホテルに代わる簡易宿泊施設としてネットカフェの完全個室は今後流行ると感じた。予想以上に快適だったので終電を逃した人はぜひ体験してみてください。

最後にネットカフェでの宿泊レポートと今回訪れた自遊空間運営元企業ランシステムの紹介記事を載せておきます。

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先日旅行時にネットカフェに宿泊した。 一応会社の出張だったので、航空券代往復と勤務期間のホテル代は会社持ちで、期間外の延泊を個人負担で...

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複合カフェ運営大手で「スペースクリエイト自遊空間」を展開するの株式会社ランシステムが12期ぶりに復配となった。 来期も配当を継続する旨...

以上です。