サービス内容がしょっちゅう変わるLINE Pay。現在は最大2.0%の還元率。コード支払いなら期間限定で最大5%の還元率になる

LINE Payのサービス内容はしょっちゅう変わる。

現在はマイカラーと呼ばれるインセンティブプログラムのランクに応じて、0.5%〜2.0%の還元率が設定される。

これに「コード支払い」という決済方法を選択すると期間限定でポイント還元率が一律+3%上乗せとなる。

使い方によってはかなりお得なので紹介したい。(すぐ条件が変わりそうだが)

LINE Payとは?

LINE PayとはLINEが運営するプリペイドサービス。銀行やコンビニで事前にチャージをし、残高の範囲内で各種支払いに使うことができる。

またチャージ残高を友達と送金し合うことも可能。

LINE Payの支払い方法はいくつかあり、まとめると次のようになる。

■支払い方法
利用先 支払い方法
実店舗
①LINE Payカード
②コード支払い(QR/バーコード)
③請求書支払い
オンライン店舗 ④LINE Pay

それぞれ簡単に紹介する。

①LINE Payカード

LINE Payカードは実物のプリペイドカード。

国際ブランドJCBが付帯しているため、JCBカードが使える国内外の店舗でLINE Payカード決済ができる。

■LINE Payカード

基本クレジットカードに対応する店舗ほぼ全てで使えるため、LINE Payカードをメインに自分は使ってきた。

②コード支払い(QR/バーコード)

コード支払いはスマホアプリ上でLINE Pay決済をする方法。

画面上に表示したQR/バーコードをレジで読み取って支払いを行う。

スマートフォンのみで決済が完結するので財布いらず。

使い方は非常に簡単。

■LINE Pay画面※LINE公式ブログより

LINE のウォレット項目から「コード支払い」を選択する。

■コード表示※LINE公式ブログより

事前に設定した暗証番号を入力するとコードが表示される。

■支払い

※LINE公式ブログより

QRまたはバーコードをレジで読み取って支払いは完了。

このときLINEポイントの残高があれば、支払いにポイントを充てることも可能。

③請求書支払い

「請求書支払い」はLINE Payで請求書のバーコードを読み取り、アプリ上で精算を行う支払い方法。

現在は電気代や水道代など公共料金の支払いに対応をしている。

■アプリ画面

口座振替をしていない人であれば、わざわざコンビニや銀行へ行かなくてもスマホで支払いが完結する。

④オンライン店舗のLINE Pay決済

次はネット上での支払い方法。

LINE Payはオンラインショッピングでの支払いに使う事もできる。

現時点で対象店舗は少ないが、大きなところであればZOZOTOWNが対応している。

■ゾゾタウンでLINE Pay払い

他の支払い方法と同様にチャージ残高またはLINEポイントから決済を行う。

更にオンライン決済であれば、クレジットカードとLINE Payを紐づけてLINE Pay経由のクレジットカード決済も行える。

■支払い方法

  • 実店舗決済:チャージ残高利用 or ポイント利用
  • ネット決済:チャージ残高利用 or ポイント利用 or 紐づけクレジットカード利用

チャージ残高がなくても支払い可能というのが実店舗での決済手段と異なる点。

ちなみにクレジットカードからLINE Payへ残高チャージすることはできない。あくまでも支払いに使うのみ。

インセンティブプログラム「マイカラー」

LINE Payはマイカラーと呼ばれるインセンティブプログラムを2018年6月から導入している。

これはLINE Payの利用状況に応じて「バッヂカラー」と呼ばれるランクが決まり、翌月のポイント還元率が0.5%〜2.0%の間で設定されるという内容。

LINE Payの利用状況は決済金額のみならず、チャージ残高を何人に送金したかも見られる。

具体的には次のような条件。

■マイカラーの条件
バッヂカラー
還元率
達成条件
支払額 送金人数
グリーン 2.0% 月10万円以上 5人以上
ブルー 1.0% 月5万円以上 3人以上
レッド 0.8% 月1万円以上 1人以上
ホワイト 0.5% 全員 全員

ランクは毎月1日から末日までの利用実績に基づいて判定され、翌月1日より反映となる。

何もしなければ還元率0.5%のホワイトランク。

還元率2.0%のグリーンランクには①月10万円以上のLINE Pay決済②月5人以上への送金の両方を達成することでなれる。

■マイカラー

この送金というのはLINEの友達へチャージ残高を送る機能のことで、飲み会の割り勘や立て替え払いの精算などに使うことができる。

■送金と割り勘

受け取った人はLINE Pay残高に加えて支払いに使える他、本人確認済状態であればATMから出金することもできる。

あまり知られていないが結構便利な機能。

ただ、サービスは全く浸透していないので、日常利用だけでグリーンランクに求められる「月に5人に送金」は達成できない。

友達同士で送金し合うというのが手っ取り早い。

コード支払いで還元率は+3%!最大5%の還元率!

LINEはLINE Pay決済のコード支払いに対し、一律+3%のポイント還元を行うと発表した。特典期間は1年間。

通常はランクに応じて0.5%〜2.0%の還元率になるが、コード支払いであれば3.5%〜5.0%の超高還元率になる。

■還元率
バッヂカラー
還元率
通常支払い コード支払い
グリーン 2.0% 5.0%
ブルー 1.0% 4.0%
レッド 0.8% 3.8%
ホワイト 0.5% 3.5%

ただ、コード支払いに対応している店舗は現時点ではそこまで多くない。

今の対象店舗のうち、個人的に使いそうだなというお店(過去利用したことのあるお店)を挙げると次のようになる。

■コード支払い対応店舗(一部)

  • ローソン
  • LOFT
  • はなの舞
  • ゲオ
  • ココカラファイン
  • 和民
  • ジョーシン
  • ビッグエコー
  • 金の蔵

日常利用であればかろうじてローソンで使うだろうというレベル。

■ローソンでコード支払い

その他は基本LINE Payカードでの決済しか使えない。

今後、対象店舗が増えていくことを願う。

キャッシュレス化が進むと良い

日本は他国と比べると現金利用率が高い国といわれている。

お金をジャラジャラ持ち歩き、小銭を数えて会計するのは全くスマートではないので、クレジットカードや電子マネー、スマホ決済なんでも良いのでキャッシュレス化が進むことを願っている。

今回はLINE Payというプリペイド払いであるが、他の国ではNFC決済というクレジットカードのタッチ払いが普及している。

日本でもマクドナルドなどが先行して取り入れているので、こっちもぜひ広がっていってほしい。

◯マクドナルドでNFC決済を試す

2018年3月13日より全国のマクドナルドで国際標準であるType A/B対応のNFC決済が使えるようになった。 海外で普及している決...

以上です。