【超高配当】日産自動車より配当金が振り込まれた。なぜ配当利回りが高いのか個人的な意見を述べる

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日産自動車より期末配当が振り込まれた。

ここ数年増配を続けているが、株価はほとんど上がっていない。

結果として高い利回りとなっている。

配当実績

◯保有:300株
◯1株配当:26.5円(期末)
◯入金額:7,950円(NISA)

日産自動車の配当実績と配当入金日

日産自動車の配当のタイミングは期末(3月)と中間(9月)の年2回。振込は6月末と11月末に行われる。

直近の配当実績は次のとおり。

■配当実績
年度 年間合計 中間(6月) 期末(12月)
18年度(予定) 57円 未定 未定
17年度 53円 26.5円 26.5円
16年度 48円 24円 24円
15年度 42円 21円 21円
14年度 33円 16.5円 16.5円
13年度 30円 15円 15円
12年度 25円 12.5円 12.5円
11年度 20円 10円 10円
10年度 10円 5円 5円

2010年度から増配を続けており、2018年度も前年比+7.5%(+4円)の増配が計画されている。

日産自動車の配当利回り

日産自動車の現在の配当利回り予想はなんと5.29%。

これは市場全体の配当利回りランキングで第3位、東証一部内で第1位の水準になる。

■東証一部配当利回りランキング
順位 企業名 配当利回り
1 日産自動車 5.29%
2 JT 4.67%
3 日本ハウスHD 4.63%
全銘柄平均 1.65%

参考として東証一部全銘柄の平均配当利回り予想(1.65%)を載せているが、日産自動車との差は3.6ptもある。

日産自動車の配当利回りが異様に高い事が分かる。

なぜ配当利回りが高いのか?

なぜ日産自動車の配当利回りが高いのか?

それはズバリ株価が低いから。それだけ。

一部ネット記事では親会社であるルノーへの利益移転のために敢えて配当を高くしているとか書かれているが、そんなの配当性向を見ればおかしな話しだとすぐ分かる。

■日産自動車の配当性向

  • 17年度:27.8%
  • 16年度:28.9%
  • 15年度:33.6%

直近の実績で配当性向は30%前後と至って普通の水準。

2017年度通期決算でも三期連続の過去最高益更新を発表しており、増配は利益の上昇を伴った健全な取り組みというのが分かる。

同社の配当利回りが高いのは、利益上げて増配を続けているにも関わらず、株価の上昇が伴っていないというのが原因。

配当利回りと株価は表裏の関係にあり、配当に対して株価が低ければ利回りは高くなり、逆に株価が高ければ利回りは低くなる。

日産自動車の場合は、年々配当が高くなる一方で株価はあまり上がっておらず、結果として異様に高い水準の利回りとなっている。

■配当と株価の増加率

年度
配当 株価
配当額 増加率 3月末株価 増加率
2018年 53 +10%
1,104 +2.8%
2017年 48 +14% 1,073.5 +8.1%
2016年 42 +27% 993.5 -18%
2015年 33 +10% 1,207 +31%
2014年 30 +20% 920 +1.7%
2013年 25 +25% 905 +2.7%
2012年 20 +100% 881 +19%
2011年 10 738
平均増加率 +29.6% +6.9%

上記を見れば配当利回りと株価の増加率に大きな乖離があることがよく分かる。

あり得ないことだが、もし増配率と同じ水準で株価も上がっていれば配当利回りは一定の水準に留まる。

なぜ株価が低いのか?

じゃーなぜ株価が上がらないのか?という話しになるが、それについて詳しくは知らん。

素人ながら個人的な考えをまとめると次のとおり。

一般的に自動車業界は成熟した産業であり、IT業界のような飛躍的成長が見込まれる分野では無い。

また自動車の製造にはレアメタルや鉄鋼、アルミなど多くの素材を使用するため、それら資源価格の変動は業績に大きく影響する。また大規模な設備と労働力も必要となるため、研究費や設備費、人件費の上昇もダイレクトに関係してくる。

さらには完成車への貿易関税や環境規制など政治要因も絡んでくる。

このように自動車業界の業績には様々な外部要因があり、安心して投資が出来ないと考えている人が多くいると思われる。

かつてのように製造業が産業の中心であった時代なら良かったが、ITやらwebサービスやら(FANGとか)が台頭して株価爆上げとなるこのご時世、自動車銘柄に人気が出ないのは納得が出来る。

株価が低いのはこのような理由があるからだと個人的に考える。

でもお買い得ではないか?

とはいえ将来的に車が全く売れなくなる時代が来るというのは現時点では考えられない。

また、日産自動車に関して言えば、全世界で自動車販売台数は年々伸びており、業績の成長も維持している。

■日産自動車の世界販売台数

■日産自動車の純利益※日産自動車:財務・業績ハイライトより

これに加えてかなり魅力的な水準の配当もある。

結構お買い得だと思う。

最近米国の自動車関税問題が発生して日産自動車の株価はガタ落ち状態になっているが、絶好の買いチャンス。

車を必要とする国は何もアメリカだけではないので、長期的な視点で見れば、人気がない今だからこそ投資をする価値があると思う。

株は安い時に買ってナンボの世界なのでぜひ日産自動車株も検討してみてはいかがでしょうか?ポジショントークではなく真面目に。

以上です。

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コメント

  1. intercontipapa より:

    本日もまた氷山の一角が顕になりましたね。配当は良いかも知れませんが、全ては我々従業員・サプライヤーの犠牲によるものです。健全な成長によるものではありません。つまり崩壊するリスクが歪みとして物凄く内包されている。

    この銘柄は損切りされ、もう関わられないことを僭越ながら強くお薦めします。

    • mdish より:

      ありがとうございます。まだいろいろありそうですね。
      NISAで損益通算ができないため損切りは難しく・・。そのままホールドして5年後まで様子を見たいと思います

  2. intercontipapa より:

    こんな株、早く離れたほうが良いですよ。

  3. 匿名 より:

    ガーンだかビーンだかやらかしたけど、まだ闇が明るみになってくるからもっと下がると見てる

  4. 毎日新聞記者 より:

    毎日新聞で記者をしている者です。ブログを読んで日産の株主の方とお見受けし、連絡を取らせていただきました。今回のカルロス・ゴーン氏の問題について、株主の方にお話をうかがいたいと考えているのですが、可能でしょうか。もし可能であれば、送信したメールアドレスにご連絡いただければと存じます。