配当利回り3〜4%の住友商事から配当金5000円が振り込まれた

住友商事より期末配当が振り込まれた。

金額は5000円。NISA口座保有なので非課税。

配当利回りは3〜4%。

配当実績

◯保有株:200株
◯配当:25円
◯入金:5000円(NISA)

住友商事の配当

住友商事は皆さんもご存知の大手超一流企業。

そしてこの銘柄は日本株だけど配当利回りが結構高い。現在の株価で利回りは3%台。自分が購入した価格時換算で4%もある。

■配当実績と配当利回り(購入価格時換算)
年度 中間 期末 年間 配当利回り
2016年度 25 25 50 4.05%
2015年度 25 25 50 4.05%
2014年度 25 25 50 4.05%
2013年度 23 24 47 3.80%
2012年度 25 21 46 3.72%

現在、住友商事株は取り敢えず潰れなさそうな超大手ということで配当目的でNISA口座で保有している。

配当金50円は確約したけど・・

住友商事は2015年に中期経営計画 Be the Best, Be the One 2017を発表した。

この計画の中では様々な数字目標などが書かれているのだが、投資する者として最も気になるのは次の内容。

2015年4月からスタートした中期経営計画「Be the Best, Be the One 2017」においては、1株当たり50円を年間配当金の下限とし、連結配当性向を25%以上を目安に、基礎収益やキャッシュ・フローの状況を勘案のうえ、配当額を決定します。

住友商事配当政策より

当時は資源価格が悪化して多くの商社が苦戦していた。そんな中で住友商事は敢えて配当金に下限を設定し3年間は維持すると確約をした。

3年間は減配の心配がないので良いのだが、確約期間は来年で終わってしまう。

果たして2018年度以降はどのようにしていくのか気になる。

資源関連セグメントってリスキーだね

今回の住友商事も含め、多くの商社には資源関連のセグメントが事業部としてある。

この資源関連のセグメントは鉱山開発をしたり、あるいは資源のトレードをしたりする事業部のことで、住友商事であれば資源・化学品事業部門と呼ばれている。

そしてこの事業部は現在、資源価格下落によって収益が悪化し、かなりのダメージを会社に与えている。

例えば下記。これは住友商事のセグメント別の損益を表したもの。

■セグメント別純損益住友商事株主通信より

ご覧のとおり、2016年3月期は資源関連セグメントで あり得ないぐらいの損失を出している。

2017年度はほぼ回復したがそれでも収益はマイナス状態。

当たれば儲かるのかも分からないが、かなりリスキーな事業部門ってことはよく分かった。

日本の高配当銘柄はどうですかね?

日本株であっても超一流企業で高配当の銘柄は探せば実は結構ある。

今回の商社系銘柄は住友商事以外も利回りが結構魅力的。

配当利回り至上主義の方はぜひ日本株高配当銘柄もご検討ください。

ただ、利回りが高い=株価が下落している という事もあるのでそこは要注意。