馬国株のハイネケンマレーシアより期末配当金が振り込まれた。
金額は少ないが半期で投資額に対して利回り3.36%分を受領。これぞマレーシアに求めていたもの。
ちなみにトップ画像はハイネケンマレーシアがスポンサーしてるライブの様子。なんかチャラい。
配当実績
◯保有:100株
◯配当:RM0.6
◯入金:RM60(約1575円)
※RM1=26.28円換算時
HEINEKEN MALAYSIAについて
ハイネケンマレーシア(旧ギネス・アンカー)はハイネケン本家のマレーシア現地法人。
ヨーロッパビールのハイネケンやギネス、アジアビールのタイガーやアンカーなど有力なブランドを複数有し、それらを中心にアルコール飲料の製造から販売までを行っている。
■取り扱いブランド
現在マレーシアではHEINEKEN MALAYSIAとCarlsbergの2社のみが認可を受けてビールの製造を行っている。完全寡占状態。
HEINEKEN MALAYSIAの配当
HEINEKEN MALAYSIAは今年の3月末にRM1784(約4.6万円)で購入した株。
配当は年2回〜3回実施され、今回振り込まれたのは4月権利確定5月支払いの2016年度期末配当。
購入時価格当りの配当利回りは、今回分も含めた2016年度実績で8%台。直近5年平均では5%台になる。
常に高配当とはいかないが十分な水準。
■配当と利回り実績
年度 | 種別 | 配当 | 合計 | 利回り |
2016 | Final Dividend | 60 | 145 | 8.13% |
Second interim Dividend | 35 | |||
Interim Dividend | 50 | |||
2015 | Final Dividend | 51 | 71 | 3.98% |
Interim Dividend | 20 | |||
2014 | Final Dividend | 44.5 | 64.5 | 3.62% |
Interim Dividend | 20 | |||
2013 | Final Dividend | 48.5 | 68.5 | 3.84% |
Interim Dividend | 20 | |||
2012 | Final Dividend | 55 | 125 | 7.01% |
Interim Dividend | 10 | |||
Special Dividend | 60 |
ちなみにハイネケン本家の買収に合わせて、2016年度より事業年度が旧GAB社の5月〜6月から1月〜12月へ変更されている。
マレーシア株の配当金受取方法
マレーシア株の配当金精算は、それぞれの企業が精算業務を委託している銀行等の外部企業によって行われる。
前回受領したマレーシア株の配当金はTricorという業務代行企業から振込であったが、今回はスタンダードチャータード銀行からの入金。
振込先は株を購入した際に精算で使った口座で、自分の場合はCIMB銀行とCIMB投資銀行(証券会社)を使っているのでCIMB銀行の証券用当座預金への入金となった。
マレーシア株は配当金が無税!
マレーシアでは配当金にかかる税率が0%。
これは法人の利益に対する課税を最終課税とみなし、配当課税を免税するシングルティア方式と呼ばれる制度が採用されているから。
パナマ文章がどうたらと話題になったがマレーシアであれば合法的に税金を避けることが出来る。
ただ、日本居住者の場合は収入がどこで発生しようが、日本での納税義務が生じる。マレーシア株の配当金も含め、給料所得以外の収入が年20万円を超える場合は確定申告が必要なのでご注意を。
二重課税された分を外国税控除申請で取り戻すという面倒くさい作業が無いのがメリットだね。
マレーシアへの投資額を増やしていく
去年から試行錯誤しながら楽しみつつ行っているマレーシア株への投資。まだいろいろ分かっていない&勘違いしているといった部分が多々あると思うが、今後も投資額は増やしていこうと思っている。
現在マレーシア現地資産残高は800万円相当。ここから200万円相当を積みまして1000万相当まで増やしたい。
もしこれを年利5%で回せれば年間50万円の収益。そうなれば日本から種銭を追加投入すること無くある程度現地で現地用投資資金を賄う事が可能になる。
海外資産は海外で増やし、日本の資産は日本で増やすといった理想の形が出来る。
状況によっては現地銀行のキャッシュカードを使って日本円で出金してしまっても良いし、現地発行クレジットカードを使って現地通貨のまま消費をしても良い。
資金の活用方法は様々。まだ元本が少ないがこれから楽しみ。