キヤノン(7751)より配当金が入金された。金額は7500円。
キヤノンの配当金入金タイミングは毎年3月末と8月末で、今回貰ったのは3月末の期末配当分。
このお金もご祝儀代に充当させてもらいます。
配当実績
◯保有:100株
◯配当:75円
◯入金:7500円(NISA)
キヤノンの配当実績
キヤノンの過去配当実績は次のとおり。
年度 | 年間合計 | 中間(8月) | 期末(3月) |
---|---|---|---|
2016年 | 15,000 | 7,500 | 7,500 |
2015年 | 16,000 | 7,500 | 8,500 |
2014年 | 13,000 | 6,500 | 6,500 |
2013年 | 13,500 | 6,500 | 7,000 |
2012年 | 12,000 | 6,000 | 6,000 |
2011年 | 12,500 | 6,000 | 6,500 |
2010年 | 11,000 | 5,500 | 5,500 |
2009年 | 11,000 | 5,500 | 5,500 |
2008年 | 11,500 | 5,500 | 6,000 |
2007年 | 10,000 | 5,000 | 5,000 |
個人的には5000円以上が入金されると「配当金を貰った!」という実感が得られるのでこの金額はかなり嬉しい。
キヤノンの株価は現時点で単元株約35万円。配当利回りは4%台、購入時価格で3.8%。
株価 | 配当 | 配当利回り | |
---|---|---|---|
現在 | 347,100 | 15,000 | 4.32% |
購入時 | 391,200 | 15,000 | 3.83% |
評価損の状態だが、配当利回りの数字だけを見ればかなり魅力だと思う。
配当狙いでNISA口座で保有
今回のキヤノン株は配当狙いで2015年度NISA口座で100株を購入している。
上記記載のとおり、株価は上がらずNISA口座で唯一評価損の状態となってしまっている。
スマホの高性能化でデジカメの需要が減っていくというのは分かっていたことだったのでもう少し考えて買えば良かった・・。
ただ、NISA口座トータルで見れば投資額198万円に対して評価額293万円と+48%の大幅な含み益状態。
利益確定しない限りは絵に描いた餅状態ではあるが、評価益状態はうれしい。
こうして見るとアベノミクスと言われた時に買えたのが良かった訳で、株ド素人として、学生時代からもう10年近く資産運用(ごっこ)をしている自分から個人的な見解を言わせてもらうと、やっぱり投資は運!というもの。
ちなみに2016年度NISAは資金不足で何も購入していないですね。
キヤノンは今後どうなるのでしょうかね?
キヤノン株はNISA期間終了まであと3年はあるが、この感じだと含み損状態のまま期限を迎えそう。
キヤノンはデジカメ需要が減るということで、監視カメラ最大手を買収したり、最近では東芝傘下の医療機器メーカーをグループ化するなど他の分野への投資を積極的に進めてきている。
キヤノン、監視カメラ世界最大手を買収 3300億円で
キヤノンは10日、街角や工場の監視などに使うネットワークカメラの世界最大手、スウェーデンのアクシスコミュニケーションズを約3300億円で買収すると発表した。同カメラはスーパーの売れ筋分析や高齢者の見守りなどにも用途が広がり、市場規模は今後4年で現状の2倍の約3兆円になる。キヤノンは主力のカメラ事業などが苦戦するなか、豊富な手元資金を使って成長市場で一気に首位に立つ。
ネットワークカメラは遠隔地から街頭や工場内などを監視する。映像から客の流れを解析して売り方の改善につなげたり高齢者の見守りに使ったりもする。世界市場は現在約4600億円。周辺機器も加えると約1兆6千億円、18年には3兆円近くになるという。
アクシスは1984年設立でネットワークカメラを世界で初めて実用化した。179カ国・地域に進出している。14年12月期の売上高は55億クローナ(約770億円)、純利益は5億クローナだった。
引用:日本経済新聞社(https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ10HOA_Q5A210C1MM8000/)より
監視カメラ分野については昨年2016年にはちょうど買収先のアクシス社と共同開発した製品を発表しているらしく、シナジー効果が出始めたところ。
ただ、素人感覚としては将来性があるかと言われると正直微妙なところ。
製造業分野は中国とか韓国とか海外の安くて高性能な商品を作るメーカーにいつかは抜かれてしまう運命にあると思っているので、例えばキヤノン(というか日本)が得意な産業ロボット等を使ったオートメーション化による製造工程の差別化とか、複数分野で培ってきたキヤノン独自のノウハウを活かしたソリューション提供型ビジネスの展開とか、他に真似されないようなキヤノン(日本企業)独自の内容で圧倒的な地位に立って欲しいと思う。
会社の中の人もそういう事は日々考えて仕事をしているとは思うが、より具体的でかつ一般人でも分かる内容にして、目にも見える形で事業を展開していってもらいたい。
でないと「キヤノン?あーデジカメ売れなくなってきてるからもう終わりでしょ。」みたいな感じに思われてしまう。
何も分かっていないくせに偉そうな事を言っているが、日本人として、日本の企業を応援したい一個人の考えを書かせてもらいました。