ブラックカード(Visa Infiniteカード)のコンシェルジュを実際に使ってみた

ブラックカードと言ったらコンシェルジュサービス。

自分が保有しているVISAのブラックカード(VISA Infiniteカード)で実際にコンシェルジュサービスを使ってみたので紹介したい。

ブラックカードについて

まずはブラックカードについて再度説明。

ブラックカードとはMastercardやVISAなどが提供する最上位ランクカードの通称のこと。

皆さんブラックカードと呼ぶけど、実際はMastercardであれば”ワールドエリートMastercard®カード”で、VISAであれば”Visaインフィニット”とそれぞれに正式名称がある。

■Mastercardのブラックカード※Mastercardホームページ(http://www.mastercard.co.jp/personal/credit-card-world-elite.html)より

■VISAのブラックカード※VISAホームページ(http://www.visa.co.jp/infinite)より

またブラックカードというと黒いカードをイメージするかもしれないが、上のVisaホームページのカードのように実際は様々な色のカードがある。

VISAブラックカードとコンシェルジュ

自分が保有しているのはVISAのブラックカード(Visa Infiniteカード)。

■Visa Infinite

写真じゃ分からないが実物は文字部分がめっちゃキラキラしている。

券面が黒いわけではないがVisa InfiniteカードとしてVISA社より正式に認証を受けているので、付帯する各サービスを使うことができる。

その中でコンシェルジュサービスはVISA社がグローバルに展開する特典の1つで、24時間365日世界中からいつでも通話料無料で各種相談やレストラン・チケットの予約手配など様々な依頼をすることが出来る。

VISAコンシェルジュサービスの対象者はVisa Infiniteの他、VISAプラチナとVISAシグニチャーの保有者も含まれるが、それぞれ別のコンシェルジュセンターに分けられている。

VISAジャパンのホームページ上では次のように案内されている。

■Visa Infiniteコンシェルジュ・センター(VICC)※VISAホームページ(http://www.visa.co.jp/infinite/concierge/index.shtml)より

■Visaプラチナ・コンシェルジュ・センター(VPCC)※VISAホームページより(http://www.visa.co.jp/platinum/concierge/index.shtml

インフィニット会員にはVICCで、プラチナ会員にはVPCCとそれぞれコンシェルジュセンターが分けて提供されている。

また両センターについては、ウェブ上の案内文に若干の違いがあり、VICCではレストラン予約の表記があり、一方のVPCCには表記が無い。

◯VICC案内文

旅行の計画、ホテル予約、フライト予約、レストラン予約、レンタカー予約など、さまざまなリクエストにお応えします。

◯VPCC案内文

旅行の計画、ホテル予約、フライト予約、レンタカー予約など、さまざまなリクエストにお応えします。

ただ、実際はVPCCでもレストラン予約を受け付けていて、サービスの違いは無いというのが実情。(前にコンシェルジュの担当者にも直接聞いてみた)

Visa Infiniteコンシェルジュ・センターを使う

今回、実際にコンシェルジュを使って各種依頼をしてみたので、流れに沿ってまとめる。

◯コンシェルジュ初回登録

コンシェルジュを初めて使うと氏名や電話番号などがコンシェルジュ側に登録され、過去のやりとりなどが記録されるようになる。

登録方法は普通にコンシェルジュデスクへ電話するだけ。

コンシェルジュへは世界中から通話料無料で電話することができて、国ごとに番号が分かれているが、自分は日本にいるので0120の日本用ダイヤルへ通話する。

■コンシェルジュ番号(日本)へ通話

電話がつながると注意事項や案内事項の自動音声が流れ、その後コンシェルジュ担当者と会話する事ができる。

その際にカード番号9桁と氏名や電話番号、メールアドレスなどが聞かれ利用者認証を受ける。

もし登録済であればこのまま各種依頼をすることができるのだが、初回登録時は手続き後に登録完了メールが送られてくる。

手続きをしたこの時は、特に用事はなかったので登録だけしてもらって会話終了。

◯コンシェルジュ・オンラインの登録

コンシェルジュは電話だけでなくオンラインでの各種相談や依頼をすることもできる。

利用するにはコンシェルジュ・オンラインというサービスへ予め登録をする。

■登録画面

■カード番号認証

カード番号で対象会員かチェックがされる。

■登録完了メール

手続き後にメールが届いて完了。これですぐ使える。

物凄く関係ないけど外資企業の肩書ってカッコいいよね。アナリストとかスペシャリストとか何たらマネージャーとか。

コンシェルジュにリクエストしてみる

今回二つのケースで電話とオンラインからそれぞれ依頼をしてみた。

飲み会会場の手配(電話)

まずは飲み会会場の手配で使ったケース。

この時は電話で直接リクエストなのでそのままコンシェルジュデスクへ電話をかけ、カード番号や氏名などを伝えて本人確認をする。

確認後は、飲み会会場の候補を上げて欲しい旨を伝え、同時に日時・人数・場所・ジャンルなどの条件も伝える。

メールでの回答希望を伝え、会話終了。

その後数日で回答が来る。

■回答(一部抜粋)

こんな感じでいくつか候補を挙げてくれる。

ただ店を探すだけではなく、コンシェルジュ自らも店舗へ連絡をして、希望日に席が空いているかまでちゃんと確認をしてくれているところが良い。

おかげでスムーズに店を決めて予約することが出来た。

サービス内容の調査(オンライン)

次は自分が保有しているVisa Infiniteカードの特典調査依頼で使ったケース。

内容はホテル上級会員資格が得られるという情報がネット上にあったが、ホームページ上では案内が見当たらなかったので、どうやれば特典が使えるのか教えて欲しいという相談。

この時はオンラインからの依頼だったので、コンシェルジュ・オンラインへログイン。

■コンシェルジュ・オンラインログインページ

ログイン後はフライトやホテル予約などの項目があるが、”その他のリクエスト”を選択して質問事項を書き込む。

■その他のリクエスト

リクエストへの回答は電話またはメールのいずれかで選ぶ事が出来る。

■回答手段の選択

By emailとEメールがあるのは多分バクだね。

この時もメールでの回答を依頼。

そして来た回答がこれ。

■回答(一部抜粋)

実はこの時、事前に電話で確認をしていて、「日本のサービスじゃなきゃ分からん」みたいなことを言われていたのでしかたなくオンラインから英語で質問をしていた。

そしたら返答もそのまま英語で・・。(当たり前か)

まあ知りたい事はわかったのでOK。

コンシェルジュをどのように使っているのか教えて欲しいです!

今回コンシェルジュを使ってみて感じたのは、「便利だけどそもそも依頼することが全く無い!」というもの。

というのも調べ物であれば自分で調べたほうが早いし、会場探しとかも食べログとかホットペッパーグルメとかでで適当なキーワード入れればすぐ見つかる。

そうなると、どんな時にコンシェルジュを便利にお得に活用できるのかというのがいまいち分からなくなる。

コンシェルジュサービスは、本来自分みたいな乞食向けの特典ではないのだが、普段からプラチナカードを使っているようなお金持ちが、一体どんなコンシェルジュサービスの使い方をしているのか知りたい。

このままだと宝の持ち腐れ状態になる可能性があるので、コンシェルジュ使ってるよ!って人いたらぜひ便利な活用方法を教えて欲しい。