為替の計算が不要ということで使い始めたサクソバンク証券。先日配当金を貰ったので紹介したい。
今回はオプション口座で得たAT&Tの配当金になる。
オプション口座で株がアサインされて配当金を貰うとどうなる?
サクソバンク証券が提供している口座は一般口座、特定口座、オプション口座と複数あるが、この中でオプション口座を使ってプットオプションを売り、下落により現物を買うことになると特定口座ではなく一般口座に株は振り替えられる。
そしてそのまま権利確定すると国内源泉徴収なしの配当金がオプション口座に入る。
今回のケースでは配当52ドルから米国源泉徴収分が引かれて5,368円の入金となった。国内分が課税されていないので来年確定申告が必要になる。
せっかく特定口座に対応したのだからそっちに入れてくれた方が有り難いのにね。
権利落ちのタイミングとオプションの満期が重なったからバグった?
今回は入金はAT&Tの1/7配当落ち、2/1支払い分の四半期配当分。本来は2月の支払いだが実際に入金されたのはサクソバンク証券が処理をミスった(?)せいで3/1にとなった。
今回の取引では権利落ち後に株を売っているのでちゃんとマイページ上に配当の案内が出ている。
ただ、2月に入ってから2週間経っても全く入金がされないため問い合わせることに。
途中でトンチンカンな回答が来たりしたので再度確認するよう伝えたら担当部署確認のうえ3月になってようやく入金された。
大丈夫かよサクソバンク証券
考えられる原因としては今回の取引は次のようにプット売り→アサイン現物買い→カバードコール売り→アサイン現物売りという流れで行っている。
■AT&Tの取引
①Put25$ :1枚売り
②現物25$ :100株買い
③Call25.5$:1枚売り
④現物25.5$:100株売り
この時④はちょうど1/7の権利落ち日と重なっており、またオプションに絡む売買なので勝手に処理が走っている。これが影響したのかも。
ただ、そんなことある?
日本円で振り込まれるので手間が省ける
オプション取引は基本的にIB証券で行っているが為替計算がややこしかったりするが、サクソバンク証券なら最初から全て日本円のやり取りになるので非常にシンプル。貰った配当金は日本円なので両替手続き不要でそのまま銀行口座に引き出すこともできる。
特に今のように円高であればより多くの金額が得られて非常に良い。
注意点としては手数料がクソ高いというのと使い勝手が致命的に悪いのと今回の配当処理漏れのように処理ミスが多いという部分になる。過去個人情報を漏らしたり源泉徴収をし忘れたりといろいろやらかしているので要注意。
あとIB証券で取引の度に両替した方が結局トータルコストは安い気がしている。この点はまたいつか試してみる。
いずれにしろ煩わしい作業が不要なサクソバンク証券はサブ口座として利用する価値はあると思ってます。
以上です。
コメント
一般口座でも国内分の源泉徴収はされる。特定口座(源泉徴収なし)でも源泉徴収される。
サクソバンクは2,3年前にこれを怠ったためムチャクチャ怒られている。