過去訪れたメキシコの世界遺産登録都市グアナファトの旅行記をアップする。
ここはスペイン植民地時代の歴史的な街並みが残っており、メキシコの数あるコロニアル都市の中でも最も美しい街と言われている。
今回メキシコ周遊旅行で訪れたグアナファトの部分を切り取り、旅行記としてまとめたのでご紹介する。
現地を訪れてかなり気に入ったので、ぜひメキシコ旅行を計画している人はチェックしてみて欲しい。
※例によってかなり長い記事になっている。適宜飛ばしながら見てもらえればと思います。
この記事の目次
歴史的な街並みが残るグアナファト
グアナファト(Guanajuato)はメキシコ中央部に位置するグアナファト州の州都。
かつてスペイン植民地時代に銀山の街として栄えたのだが、今でも当時のコロニアル様式の街並みが残っており、その美しさが認められ世界遺産に登録されている。
メキシコの中ではそこまで有名では無いかもしれないが、当時メキシコ旅行を計画していた際にガイドブックの紹介を見て、ぜひ行ってみたいと思い一番最初に訪れる事にした。
ロサンゼルスからメキシコのレオンへ
日本からグアナファトへ訪れるには、グアナファト州最大の都市レオンにあるデルバヒオ国際空港(通称レオン空港/グアナファト空港)まで行く必要がある。
直行便は出ていないので大体はアメリカ経由で向かうことになる。
今回の旅行では成田からロサンゼルスまで行き、その日のうちにロサンゼルスからレオンまで移動をしている。
成田発のデルタ航空に乗りロサンゼルスへ到着。時刻は夕方。
乗り継ぎではなく、日本⇔アメリカ、アメリカ⇔メキシコの便を別々に予約していたので一旦は入国手続きをして外に出る。
アメリカ人は皆さんデカくて怖い・・。
入国審査やお金の準備などをしていたので外は既に真っ暗。
メキシコへ向かう便の時間まではあまり余裕が無いため、とりあえず近場で飯を食べる。
アメリカンな物をという事でホットドックとフライドポテトとコカコーラ。
ご飯を食べて一休みしてから出発ターミナルまで向かい、カウンターでメキシコ・レオン行きのチケットを発券してもらう。
そのまま出国手続きをして搭乗時間までのゲート前で待つ。
いつも思うのだがアメリカって入国審査は厳重にやるくせに出国時のチェックは比較的緩い。
しばらく待ってから機材到着。航空会社はユナイテッド。いざメキシコへ。
そして数時間のフライトで無事メキシコのレオンに到着した。
既に明け方で時差も良くわからない状態。
レオンからグアナファトの街中心部へ
空港からグアナファト中心部までは40キロ程あるのだが、バスなどは一切出ていない。従って移動はタクシーのみになり、当然ながら料金は割高。
ということで乗り合いで行けないか観光客らしき人を探す。
すぐにそれらしき女性2人組が見つかり声をかけたらOKを貰えた。
移動費は極力抑えたかったのでラッキー。
空港からグアナファトまではタクシーで40分程。
トンネルをくぐればもうグアナファト。
街のど真ん中まで進んでもらう。
到着。
降りたのは街のシンボルであるバシリカ教会の直ぐ近く。
宿は超リッチに街が一望できるかなり良さ気なホテルを予約していた。場所は中心部からケーブルカーに乗って行けるピピラの丘という観光名所のすぐ側。
チェックインまでかなり時間があるので、宿に荷物だけ置かせてもらいに行く。
街並みをパシャリ。
曇っているが、かなりいい感じ。
そしてピピラの丘のピピラ像もパシャリ。
宿のフロントに荷物を置かせてもらい、いざ観光へ。宿は後で紹介する。
ちなみに標高が高いため、物凄く寒かった。
1日目:グアナファトの街を散策
ここからチェックインの3時まで街中を散策。
グアナファトは芸術の街ということもあり朝飯を食べてからは美術館巡りをしたり、有名な建築物を見たりして過ごした。
一気に写真を列挙する。
ドンキホーテを題材にした作品を扱う「ドンキホーテ肖像博物館」という施設名らしい。
鑑賞を終えて出ると晴れてきた。
朝昼兼用飯を食べる。
黒いのはメキシコでよく食べられている豆をすりつぶしたもの。
そして飯を食べたら少し遠くまで歩いて行く。
至る所にトンネルがあるのもグアナファトの特徴らしい。
中心部から外れると逆に人がめっちゃいる。
メキシコといったらタコス。おやつ感覚で食べる。安くてうまい。
ちょうどよい時間になったのでホテルへ向かう。
めっちゃシャレオツな街。
朝は全く人気がなかったのに今はめっちゃいる。
ピピラの丘のところまで戻ってきた。
そしてホテルにチェックイン。
街が一望出来る丘の上立地するホテルで、しかもバルコニー付きの部屋。
かなり良い感じ。値段はそれなりにする。
そして楽しみにしていたのがこれ。
部屋に直結しているバルコニーから、グアナファトの街並みが一望できる。
ベンチもあるので座ってゆっくり景色を眺めることもできる。
だが残念ながらここまで。
乗り継ぎも含めてずっと飛行機に乗っていたのと、時差ボケが合わさってとても眠くなる。
シャワーを浴びて一旦一休み。
そして起きたら夕方に。
夜飯を食べに行く。
肉と米と野菜とトルティーヤがバラで来る。
それを巻いて食べる。
そしてドリンクは地場ビール。
部屋に戻ってバルコニーで外を眺めて1日目は終わり。
2日目:グアナファトの鉱山跡地とミイラ博物館見学
2日目は宿移動と、少し遠出してグアナファトの鉱山跡地(Valenciana)とミイラ博物館(Museo de las Momias)を見学。
起きてからまずはバルコニーでまったりタイム。
非常に贅沢な朝の時間。
そして完全に日が昇ったら朝飯を食べに行く。
メニューはトルティーヤ。
生地は厚め。
食べ終わったら散歩をしながら宿へ戻る。
チェックアウトの時間まで宿でマッタリした後、荷物を持って出発。
最初の宿は高いので次の安宿へ移動する。
また荷物のみ置いて貰おうと思ったらチェックインOKとのこと。
全然余裕。
建物の中は良い感じ。
そしいて目的地の鉱山跡地へ向かう。
まずはバス乗り場へ行くのだが、その前に軽く昼飯。
適当な店へ入り、トルティーヤではなくピッツァを頂く。
値段は忘れたが安かったというのは覚えている。
そしてバスに乗って山の上へGo。
ここから歩いてすぐの場所に鉱山跡地がある。
入場料を払って中に入る。
かなりガチなやつ。
地上に出てまたバスで移動をし、次はミイラ博物館へ。
人によってはアウトかもしれないので内部の写真はこれだけ。
気になる人は”グアナファト ミイラ博物館”でググってみてください。
埋葬料が払えない人のミイラが掘り起こされて展示されているらしいので、ちょっと倫理的にどうなのかなと思う部分もある。
そして街へ戻る。
宿の近くにはイダルゴ市場というマーケットがあるので寄ってみる。
特に買い物はせず見るだけ。
そして宿に戻って休憩。気づけば当たりは暗くなっているのでまた街へ繰り出す。
どこを撮っても画になる気がする。
こちらは大学。
いちいちお洒落。かなり雰囲気が良い。
そして夜飯へ。
グアナファト最後の夜なので、高めのレストランで高めのタコスを食べる。
通りでは衣装を着た音楽隊(マリアッチ)がギターとか弾いて歌いながら歩いている。さすが芸術の街。
一通り回ったら宿へ戻る。
待合室的なところに甲冑とか飾ってある。なかなかこの宿も凄い。(安宿だけど)
部屋でメキシコプロレス(ルチャリブレ)を見て寝る。
本当は生で見たかったのだが、このメキシコ旅行時にはタイミングが無かった・・。
3日目:さよならグアナファト!次の都市へ移動
3日目は移動日。朝発のバスで次の都市メキシコシティ向かう。
出発まで少し時間があるのでイダルゴ市場で朝食。
気になっていたポジョデモーレ(鶏肉のチョコレーソース煮込み)を食べる。
本当にチョコレートがかかっている。
正直に言うと自分の口には合わなかったが、本場のメキシカン料理が食べられて満足。
そして長距離バスが発着しているバスセンターまで移動。
バスセンターに着いたらメキシコシティの北バスターミナル行きのチケットを買う。
時間通りバスが来たら乗り込んで出発
グアナファトとはこれでお別れ。この街はかなり気に入った。
この後は陸路でメキシコシティー⇒パレンケ⇒カンペチェ⇒メリダといくつかの都市を巡り、最終的には東部沿岸のカンクンまで進んでいる。
そこからカンクン発の航空機でロサンゼルスへ戻り、1泊してから日本へ帰国した。
とても充実して楽しいメキシコ旅行だった。
訪れた他の都市についても、いつか旅行記の形でまとめるかもしれない。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
コメント
面白い!アジア外も行かれるんですね!いつ頃行かれたのか気になります。
グァナファト銀山、絶景は知ってましたが、メキシコシティよりさらに
ヨーロピアンですなぁ。メキシコシティ南部にあるサンアンヘルという町も
こんな感じでしたが、新興国のさほど有名ではない田舎観光地は物価が爆安で
良いですね。