先日マレーシア株から配当金が振り込まれた。
配当利回りは脅威の6%。これこそ新興国投資の魅力。
配当実績
◯銘柄:Uchi Technologies
◯保有数:2,000株
◯配当:8.00 sen(≒2円)
◯入金:160 RM(≒4160円)
※1リンギット=26円計算
Uchi Technologies
Uchi Technologiesは電子制御システムを中心に精密機器等の製造品をODM生産する企業。
このODMとはOriginal Design Manufacturingの略。受託製造方法の1つで、受託企業が企画から設計、製造までを全て自社で行い最終納品のみ委託先に行う方式のこと。
エア・アジアのように多くの日本人が知っている有名企業という訳ではないが、銘柄のスクリーニングをすると、必ず上位に出てくる別の意味で有名な企業。
配当利回りと株価推移
Uchi Technologieisの配当利回りは現時点の株価で6%以上。
配当は年2回の実施で今回は2016年事業年度の期末配当。
事業年度 | 配当種別 | 配当金 | 年間配当 | 配当利回り |
2016
|
Final Dividend | 0.08 |
0.13
|
6.91%
|
Interim Dividend | 0.05 | |||
2015
|
Final Dividend | 0.06 |
0.11
|
5.85%
|
Interim Dividend | 0.05 | |||
2014
|
Final Dividend | 0.05 |
0.10
|
5.32%
|
Interim Dividend | 0.05 | |||
32013
|
Final Dividend | 0.06 |
0.10
|
5.32%
|
Interim Dividend | 0.04 | |||
2012
|
Final Dividend | 0.07 |
0.12
|
6.38%
|
Interim Dividend | 0.05 | |||
2011
|
Final Dividend | 0.07 |
0.12
|
6.38%
|
Final Dividend | 0.05 |
過去5年間株価は上昇を続けているにも関わらず、高利回りを維持しているのがなかなか凄い。
この株価はリーマンショック前の水準には戻っていないため、まだま上昇する可能性はある。(と思っている)
高収益体質
Uchi Technologiesは営業利益率が約5割もある高収益企業。
財務的な数字の分析知識は皆無なので詳しくは分からないが、年次レポートを見ると、売上の伸びはそこまで目立たないものの、利益率の高さがよく分かる。
※Uchi Technologies(http://www.uchi.net/)より
自分のマレーシア株投資は基本的に高配当銘柄狙い。
銘柄選定は将来性を独断と偏見で考えたり、儲かってるとか儲かってないかとか素人なりに軽く見たりはするが、基本はスクリーニングツールを使って配当利回り順に定めている。
そしてスクリーニング上位にUchi Technologiesが出るのだが、そこに営業利益率の指標を加えると物凄く目立つ数字になる。(不動産はバブル怖いので除外している)
儲かってて配当利回りも高けりゃ良い銘柄でしょって事で比較的多めに保有中。
配当金は取引先銀行から直接振り込まれます
マレーシアの配当金受領方法は日本のと違って、投資先企業の取引銀行や事務代行企業経由で証券会社へ登録している銀行へ直接振り込まれる。
今回の配当はCitiBankマレーシアからの振込だった。
■配当明細
こんな感じで配当明細のPDFファイル付きでメールが直接銀行より送られてくる。
使ってもいない銀行から急にメールが送られてくるのは違和感があるが、国による違いを知れて面白い。
こんな感じでこれからも配当狙いでマレーシア株投資は増やしていく予定。前から宣言しているとおり、まずは2年以内200万円を目標に追加投入をする。
以上です。
コメント
まだ先遠いMM2Hではありますが、いつも勉強になります。確かに急に日本で言うところの三井住友信託銀行とかから急に入金があっても分からないですね(笑)。
まさにそのような感じです!