配当利回り3.8%の共立印刷株式会社はNISA口座におすすめ

東証一部上場企業の共立印刷株式会社より配当金が振り込まれた。

ここの配当利回りは3.8%とかなり高く、また最低投資額が3万円台とかなり低い。

NISA口座で持つ銘柄として個人的にはオススメ。

配当実績

◯保有:200株
◯金額:6.5円
◯入金:1300円(NISA)

共立印刷の配当金

共立印刷は東証一部に上場している総合印刷会社。

チラシやカタログなどを取り扱う商業印刷と、旅行案内誌や雑誌を取り扱う出版印刷の2つを中心事業として営んでいて、印刷業界内では中堅どころにあたる。

共立印刷の配当方針は配当性向40%前後の目標を明記しており、株主還元に比較的積極的。

業績は安定しているためここ数年の配当金額は上がっている。

■配当推移※共立印刷(http://www.kyoritsu-printing.co.jp/ir/dividend.html)より

また同社は配当利回りランキングでも比較的上位に出てくる高配当銘柄。

過去数年で株価は上がっているものの、配当額を増やしているため、利回りは4%前後を維持している。

■配当利回り※共立印刷(http://www.kyoritsu-printing.co.jp/ir/dividend.html)より

日本の銘柄で利回り4%はかなり魅力的な数字だと思う。

共立印刷はNISA口座保有がおすすめ

共立印刷はNISA口座保有に最適だと思っている。

高い利回りを非課税枠で保有するといったメリットも勿論あるのだが、今回強調したいのは共立印刷株の投資単価の低さ。

共立印刷の現在の株価は1株あたり340円。

単元株は100株なので最低投資額は3万円台で済む。

これの何が良いのかというと、NISA口座の枠は100万円〜120万円と決まっているため、非課税枠の恩恵を最大限得ようとしても上限ピッタリまで投資するのはなかなか難しい。

自分は2014年制度開始と同時にNISA口座を活用しているが、初年度はどうしても枠に空きが生じてしまっていた。

■年度別NISA枠消化状況

中途半端に90数万円まで使ってしまうと、追加すると枠をオーバーしてしまうのでそれ以上大した銘柄は買えない。(2015年まではNISA枠の上限は100万円)

そんなときに最低投資額たった3万円台で配当利回りが4%近くもある共立印刷は端数調整にかなり重宝する。

仮に90万円まで枠を埋めてしまったとしても、共立印刷なら200株で7万円程度の株価なので、残り枠を無駄にすることなく、非課税枠を最大限活用することができる。

おかげさまで2015年度NISA口座は高利回り株への投資をしつつも枠は2200円しか残らなかった。(消化率99.78%)

NISA口座の状況

ついでに自分のNISA口座の状況もご紹介。

NISA口座の実績は2年分198万円の投資に対して現時点の評価額は289万円。

評価益は+91万円程。

また受取った非課税の配当金は16万円になっている。

■NISA口座(2014年・2015年)

NISA口座の内訳は下記。

■NISA口座内訳

銘柄 取得年 保有株数 取得金額 評価額 評価損益
日本駐車場 2014 100 12,100 16,100 +4,000
ポーラ・オル 2014 400 462,000 1,208,000 +746,000
昭和シェル 2014 100 98,800 107,300 +8,500
三井物産 2014 100 164,100 153,300 -10,800
住友商事 2014 200 247,200 287,800 +40,600
第一三共 2015 100 161,800 241,050 +79,250
キヤノン 2015 100 391,200 388,200 -3,000
共立印刷 2015 200 57,800 67,800 +10,000
あおぞら銀行 2015 1,000 387,000 429,000 +42,000
合計 +916,550

2014年と2015年はほぼ全枠200万円近くを埋めているが、2016年はビザ取得資金確保のため使った金額は0円。

基本的には配当狙いで高配当の有名株で固めているが、評価益に貢献しているのは優待株のポーラオルビスHD。

5年という期限がある中で、配当だけでは儲け幅はたかが知れている。

なので今年度は値上がり狙いでNISA口座120万円分を購入しようと計画中。

ここらへんんはまた商社株の配当金が振り込まれた際にでも改めて書こうと思う。

話しが逸れたが、今回の共立印刷は高配当だし、NISA枠の端数調整にも使えるのでかなりオススメです!って記事でした。

以上です。