飛行機の移動で自分がいちばん苦痛なのは座席の狭さよりも暇になること。国際線と違って国内線の航空機は機内エンターテイメントが一切ないので数時間の移動であっても毎回苦痛。
そんな中、ANA国内線で機内Wi-Fiサービスという究極の暇つぶしサービスが2016年より無料で提供され、今回も使ったのでご紹介。
この記事の目次
ANA Wi-Fi サービスとは
ANA Wi-Fi サービスとはANAが提供する機内エンターテイメントサービス。
名前からするとインターネットにつなげるサービスように思えるが、ネットのみならず、機内で配信される動画や電子書籍など様々なコンテンツが無料で使える。
■提供サービス内容一覧
※ANAホームページ(https://www.ana.co.jp/domestic/departure/inflight/wifi-promotions/)より
ANA Wi-Fi サービスの使い方
ANA Wi-Fi サービスを使うには事前にスマホにANAのアプリをインストールしておくことが必要。
アプリを開くと座席予約・予約確認や運行状況案内など、一般的なANAのサービスが表示され、こちらの内容は機内でなくても勿論利用ができる。
ANA Wi-Fi サービスの機内コンテンツを使う際は、このANAアプリのメニューより国内線機内Wi-Fiを選択する。
メニュー選択後はスマホを機内モードに設定し、そのままWi-Fiをオンする。ANA機内のWi-Fiが表示されたら選択して接続されるのを待つ。
問題なく接続できたらアプリの接続ボタンをタップしてサービス開始。
機内Wi-Fiのサービス画面がでれば無事接続完了。
ANA Wi-Fi サービスの内容
ANAアプリ起動からWi-Fi接続まで完了すると次のようなサービスメニューが表示される。
サービス内容はネット接続や飛行状況確認、エンタメなど様々ある。ネット接続は有料サービスであるが、それ以外は無料。
今回は無料エンターテイメントのサービスを中心に利用。
◯ サービス内容①:動画サービス
エンタメコンテンツのメインは動画サービス。
映画のサービスは無いがナショナルジオグラフィックのコンテンツがあったり内容は結構良い。
動画本数は少ないが1本あたり20分程度なので暇つぶしには最適。
昔ケーブルテレビでディスカバリー・チャンネルはよく見ていたが、ナショナル・ジオグラフィックチャンネルあまり見てなかった。
ちなみにアニメはドラえもんがあったが、何故か旧ドラえもん。これを見るキッズ達からしたら声も違うし「誰やお前」って絶対なると思う。
◯ サービス内容②:電子書籍サービス
もう一つのサービスが電子書籍。こちらも沢山コンテンツがあるという訳ではないが、ビジネス雑誌から生活雑誌まで、幅広いラインナップ。
自分は週刊エコノミストを読んでみた。一般的な電子書籍専用アプリ・端末と比べると操作性は劣るが、暇つぶしには十分使える。
◯ サービス内容③:ニュース・スポーツサービス
動画コンテツとは別にニュース・スポーツ動画のサービスがある。
前回使った時はキャスターがニュースを伝える動画が流れていて、結構見ていたのだが、今回はなぜ字幕のみ。
◯ サービス内容④:マップサービス
最後にマップサービス。飛行機にのっていると後どのぐらいで到着するか、時間でだいたいわかるが、やはり現在地は気になってしまうもの。
国際線であれば、座席のモニターに映されることもあるが、ANA Wi-Fiサービスであればアプリのマップメニューから確認することが可能。
機内サービスは益々便利に
サービス開始から何回か該当路線に乗っているが、ANA Wi-Fiサービスが導入されている機材にあたってのはこれで2回目。
ちなみにANA Wi-Fiサービスは2016年1月より順次提供されており、認知度拡大のためかネット接続が無料で試せるキャンペーンもやっていた。
こちらもかなり快適だったので有料サービスではあるものの、お金払って使っても良いかなと思った。
帰りに乗った便は最新のボーイング787であったが、何故かANA Wi-Fiサービス未導入機であったりと、まだまだサービスを広げている最中。もし該当機に乗った際は是非とも試していただきたいと思う。
また、航空業界はLCCの台頭で激戦状態に。既存の大手航空会社は値段に対抗する一方で、今回のようにサービス面を拡充していっている。
ちょうど今年はビザ受け取りのためにマレーシアへ行くが、機内で暇になるのが嫌なので帰りの便のみ、ANAを予約した。
サービスが良ければますますこういった客も増えると思う。利用客にとってはいずれにしても良いことだ。