以前いきなりステーキで当時一番高い肉(黒毛和牛サーロイン12円/g)を食べたが、更に価格がアップした黒毛和牛の提供が始まったということで、株主優待を使って食べに行った。
メニュー名は黒毛和牛真芯サーロインステーキ。
値段は以前の倍以上の28円/g!
ぜひご紹介したい。
この記事の目次
いきなりステーキのメニュー
まだ何かと話題が続くステーキ屋の「いきなりステーキ」では、1つのメニューではなく、様々な種類の肉が用意されている。
一般的なリブロースやヒレの他にも、熟成肉やNaruoブランド牛、CABアンガス牛そして黒毛和牛などもあり、品揃えはかなり豊富。
代表的なメニューを実食画像とあわせてまずご紹介する。
リブロース
リブロースは牛の肩から腰にかけての肉ロースの中で肩より下にある柔らかい肉のこと。
脂身と赤身のバランスが程よい定番メニュー。
ヒレ
ヒレは腰辺りの脊椎の内蔵側にある肉。脂身がほとんどないヘルシーな赤身肉。
リブロースと比べると少々値が張るが、非常に柔らかくて美味しい。
オススメの部位。
熟成肉
熟成肉は名前のとおり肉を20日間程度寝かせて熟成させたメニュー。肉の香りが増しており、水分が抜けているので食べるとやや乾燥した独特の食感がある。
その他にもいろいろあるが、現時点で提供されているメニューは次のようになる。
メニュー | 値段 |
---|---|
ミドルリブ | 6.6円 |
リブロース | 6.9円 |
トップリブ | 7.3円 |
Naruoブランド牛サーロイン | 8.2円 |
CABアンガス牛サーロイン | 8.2円 |
ヒレ | 9.0円 |
本格熟成国産牛サーロイン | 11円 |
本格熟成国産牛リブロース | 11円 |
US産ヒレ | 12円 |
黒毛和牛真芯サーロイン | 28円 |
また定量のランチメニュー(多くの店舗でレギュラーメニュー化もされている)もある。
メニュー | 値段 |
---|---|
ワイルドハンバーグ | 1,100円/300g |
CABワイルドステーキ | 1,390円/300g〜 |
乱切りカットステーキ | 1,650円/300g〜 |
お得なワイルドステーキも良いけど、個人的にはハンバーグがオススメ。
以前の黒毛和牛サーロイン
いきなりステーキで一番高いメニューは黒毛和牛サーロイン。かつては店舗限定で提供されており、値段は12円/gだった。
実際に注文したことがあるのだが、見事な霜降り肉で非常に美味しかったのを覚えている。
焼いてしまうと見た目の違いはあまり分からないが、肉がとても柔らかい。
醤油がおすすめと紹介されていたので試してみると、脂の甘味が引き立てられて非常に合う。
高級肉にありがちな、物凄い脂で気持ち悪くなるということは全くなかった。
値段は倍以上!パワーアップした黒毛和牛
そして今回注文したのが更にパワーアップした「黒毛和牛真芯サーロインステーキ」というメニュー。
従来の「黒毛和牛和牛サーロインステーキ」と違い、余分な部位は切り落として脂身の無い中心部だけの状態にしたメニューとなる。
値段は28円/g!
予算の都合上100gで注文。焼き加減はレアでお願いする。
そして来たのがこれ。
100gなので物凄く少ないが、これだけでも税込みで3,000円に達する。
そしてナイフを入れると物凄く柔らかい。
ソースはかけず、前回同様に醤油を垂らして頂く。脂のしつこさは全く感じられず、非常に美味しい。
100gなので物足りなかったが、お金があればぜひ500gぐらいは食べたい。
あっという間に食べ終えて会計へ。
106gで税込み3,206円。
株主優待券3,000円分を使って精算。
満足でした。
肉マイレージカードに登録をすればよりお得になる
いきなりステーキでは食べた肉の量を記録するメンバーサービスがある。一定量に達するとランクアップをし、ランク別に様々な特典が得られる。
ランク | 来店時プレゼント | 誕生月プレゼント |
---|---|---|
メンバー | – | 500円クーポン |
ゴールド | ソフトドリンク1杯 | USリブロース300g |
プラチナ | 好きなドリンク1杯 | 好きなステーキ300g |
ダイヤモンド | 好きなドリンク1杯 | ペアで好きなステーキ300g |
初回ランクでも誕生月500円分のクーポンが貰え、次のゴールドランクに到達すると来店毎にソフトドリンクが1杯無料になる。更に毎年誕生月は300gのUSリブロースが貰える。
太っ腹すぎていつ改悪になるのか気になるレベル。
意外と継続しているので、まだ1〜2年は大丈夫そうかな?
いきなりステーキは話題性だけの店じゃないと思う
物凄いスピードで出店数を増やしているいきなりステーキだが、話題性だけで今後もやっていくのかというとそれは違うと断言できる。
というのも、最初は自分も「話題性で客を集めたら、後はもう来なくなって終わりでしょ」と思っていたのだが、会社帰りに最寄り駅の店舗の客入り具合をいつも見ているが、毎日かなりのお客さんが入っていることが分かる。
2013年12月1号店出店から結構経つので、都内を中心にブームはとっくに過ぎていると思うが、それでもまだ十分な客入り状態。
また、利益面では原価率云々の指摘はあるが、実際に店に入ってどんなステーキが食べられているのかを見てみると、量売りのカットステーキよりも定量メニューのワイルドステーキの方が比較的多く注文されていることが分かる。(SNSで”いきなりステーキ”と検索してもワイルドステーキの画像が多くヒットする)
このワイルドステーキは元々ペッパーランチで提供されていたメニューで、恐らく原価率もカットステーキよりは高くはないはず。その分値段は1,000円台とお得感のある価格帯で提供されている。
それでもボリュームは十分にあって肉質もペッパーランチ時代より大幅に改善されているため、リピーターは好んで注文していると思われる。
以上を踏まえると、話題作りで集めた客のリピーター化はある程度進んでおり、また「高原価率の商品を高回転で売り続けないといけない」と言われていた状況も実はそこまでではないと個人的には考えている。
「東京チカラめし」みたいにならなければ良いのだが、毎日観察している店舗を見る限り、まあ大丈夫っしょという印象。(他の店舗は分からないが)
米国も10店舗目の出店を果たしているので、ぜひともこの調子で頑張ってほしい。
以上です。
コメント
https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/ann?a=20181108-00000004-ann-soci
東京チカラメシみたいなことになりましたね。