住友商事から2単元分の中間配当5600円が振り込まれた。
NISA口座保有なので非課税。配当利回りは3%以上。
配当金は良いね。
入金実績
◯保有株:200株
◯配当:28円
◯入金:5600円(NISA)
住友商事の配当実績
五大商社の1社である住友商事は他社と同じく3月(期末)と9月(中間)に権利確定のタイミングがある。
今回入金となった9月権利確定の中間配当分。従来の予定額より3円増額されている。ありがたい。
中間 | 期末 | 年間 | |
---|---|---|---|
2016年度 | 28 | 28(予定) | 56(予定) |
2016年度 | 25 | 25 | 50 |
2015年度 | 25 | 25 | 50 |
2014年度 | 25 | 25 | 50 |
2013年度 | 23 | 24 | 47 |
2012年度 | 25 | 21 | 46 |
基本高配当の商社株。
株価上昇に伴って配当利回りは低下しているものの、現時点の株価換算で住友商事は3.17%の利回りがある。
年間配当は下限50円を担保している
住友商事は2015年に中期経営計画 Be the Best, Be the One 2017を発表しており、その中で年間配当額の下限を50円と定めた。
資源絡みの損失による業績低迷に陥ったとしても、中長期目線で収益確保をすることをコミットしている。
■配当政策
素人的な考えで恐縮だが、確かに資源価格の下落で評価損計上をせざるを得なくなったとしても、中長期で見れば価格が回復する可能性は十分ある。
実際2015年度の赤字決算以降はしっかり黒字化しており、今期も資源価格上昇による大幅な増益を見込んでいる。
そんなことで配当額の下限設定は、「年間配当は担保するので、価格変動による一時的な業績の悪化に対していちいち騒ぐな!」と言っているようなものだと捉えている。
とは言いつつも逆に資源価格が前回以上に悪化する可能性も十分あるので、ハイリスク・ハイリターンの資源分野の依存度を急いで下げているイメージ。(他社も同様)
中期経営計画は2017年度で終わり
住友商事の中期経営計画 Be the Best, Be the One 2017は今期で一旦は終了。
競合する三井物産も同じように配当下限を定めているのだが、増益にも関わらず配当の増額発表は現在していない。一方で住友商事は今期の配当について、収益増により下限50円から年額6円の増額発表を行っている。
積極的な株主還元を行う住友商事のスタンスを見ると、来期以降の経営計画でよりアグレッシブな配当政策を定めてくれるのではないかと期待してしまう。
株価は順調に上がっている
住友商事株は2014年11月28日に購入しているのだが、株価は3年で30.6%上昇と他社と比較しても高い伸びとなった。
特に同タイミングで買った三井物産株と比較するとその違いが目立つ。(三井物産がダメなだけだが)
2014/11/28 | 2015/11/30 | 2016/11/28 | 2017/11/28 | |
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三井物産
|
1,637.5 | 1,510.0 | 1,553.0 | 1,655.0 |
– | -7.8% | -5.2% | +1.1% | |
住友商事
|
1,266.0 | 1,307.5 | 1,361.5 | 1,653.5 |
– | +3.3% | +7.5% | +30.6% | |
三菱商事
|
2,245.0 | 2,072.0 | 2,487.0 | 2,770.0 |
– | -7.7% | +10.8% | +23.4% | |
伊藤忠
|
1,366.0 | 1,502.0 | 1,573.5 | 1,891.0 |
– | +10.0% | +15.2% | +38.4% | |
丸紅
|
748.3 | 682.0 | 636.1 | 723.9 |
– | -8.9% | -15.0% | -3.3% |
ただ、株価は一時的な部分でしかないので今後どうなるかは分からない。
良い感じの含み益状態で利益確定をすべきか、あるいは配当狙いでもう少し長く保有するべきか、どちらが良いのかはしっかりと検討したい。
株ってやはり売る時の方が難しいと思う。