「や台ずし」という寿司居酒屋を知ってますか?
名古屋に本拠を置くヨシックスホールディングスが全国展開するチェーンなのだが、都内中心部は神田に1店舗あるのみで、多くは中心から離れたエリアに出店している。
これはあえて1等地の激戦区を避け、競合が少なく家賃も安価なエリアに戦略的に店舗を出す方針によるもので、同社はこの出店戦略を「田舎戦略」と呼んでいる。
「 田舎戦略」とは
■年間を通して一定以上の安定的な居酒屋需要が見込める地域に
‒ 1等地ではなく、1.5等地・2等地に出店
‒ 乗降客6千人以上の駅前かつ、従業員の雇用が可能な地域
‒ 直営店を出店
■「老舗理論」にもとづく30~40坪程度の中小型直営店舗を低コスト出店し
■地元店、チェーン店と競合せずに地域一番店を目指す戦略事業活動を通じ、地域の発展・再生 にも貢献
この「田舎戦略」に基づき、地元のスタッフを雇い、地元の顧客をターゲットとする手法で、店舗数は350店舗を超えている。
同様の出店戦略は、「ラーメン山岡家」を展開する丸千代山岡家にも見られる。ターゲットであるトラック運転手が利用しやすい幹線道路沿いへ集中的に出店しているため、関東においても都心部には店舗がない状態となっているのが特徴。
地図上でみるとなかなか面白い。
そんな「や台ずし」の店舗網の中でも、都心部にある数少ない例外が「神田駅西口町店」になる。実際に足を運んでみたが、JR神田駅西口から徒歩1分、東京メトロ神田駅2番出口からも徒歩1分という、超好立地。
驚くべきは、こうした1等地であってもメニューの価格設定が他の郊外店舗と同じである点。本格的な職人握りの寿司をリーズナブルに楽しめ、味・コスパともに非常に満足度の高い内容だった。
もし神田周辺に寄る機会があれば、ぜひ足を運んでみてください。
以上です。
