映画興行企業の東宝から配当金が振り込まれた。
銘柄名 :東宝
銘柄コード :9602
入金額 :13,945円
入金先 :証券口座の預り金(円)
今回は中間配当で1株あたり35円の実績となった。年間では70円が計画されている。
配当の推移
東宝の配当実績は下記のとおり。
中間と期末はそれぞれ8月権利確定の11月振込と2月権利確定の5月振込。
2025年期末は予想となるが、前期は好調な業績を踏まえて40円予想から65円へと大幅に引き上げられており、今期についても業績が上振れとなったので更なる増配が期待できる。
東宝は業界の最大手。他社との比較
映画業界で制作・配給・興行まで全て手がけている企業は限られているが、その中でも東宝は業界の最大手。
直近の実績で他社と比較すると次のようになる。
映画館 | 配給本数 | 運営シネコン数 | 売上高 | |
---|---|---|---|---|
東宝 | TOHOシネマズ | 24本 | 72 | 2,833億円 |
東映 | T・ジョイ | 20本 | 19 | 1,713億円 |
松竹 | MOVIX | 22本 | 24 | 854億円 |
東映は戦隊モノや時代劇、アニメ、松竹は寅さんや釣りばっか日誌などのホームドラマといったように各社特徴があるが、東宝はゴジラといったメインコンテンツに加え、幅広いジャンルを取り扱っていたかなり強い。
株主優待は映画鑑賞券
東映の株主優待は映画鑑賞券となる。期間内であれば、好きな映画を見ることができるので使い勝手が良い。
その一方で競合の東映も株主優待は実施しているが使える月が2ヶ月単位で指定されており、さらに他社配給と自社配給で必要な引き換え券の枚数も異なる。
使い勝手の面でも東宝の方が優れている。
以上です。