マレーシアの定期預金金利は現在2.30~3.15%。金利推移と入金額を紹介

先日マレーシアの定期預金が満期となって利息が振り込まれた。新興国であるマレーシアの銀行は高金利と言われているが現在はどうなのか紹介したい。

最初に今回振り込まれた金額について。

今回は元本約1080万円で日本円換算で40万円ほどが入金となった。利率3.7%とやはり高め。ただ、更新後は2.5%へ大幅なダウン。

マレーシアの定期預金は2016年から始めているが、過去どのような利率だったかの推移と入金額をまとめてみる。

2024年は見込みの金額。日本円は確定申告で使った入金時のレートに基づく金額。

適用年 利率 元本 利子 日本円
2016 3.65%
RM310,000
RM11,309.92 ¥305,141
2017 3.85% RM11,935.00 ¥322,840
2018 4.30% RM13,403.04 ¥346,600
2019 3.80% RM11,720.75 ¥295,244
2020 1.85% RM6,507.08 ¥179,008
2021 2.00% RM6,200.00 ¥192,820
2022 3.10% RM9,610.00 ¥304,252
2023 3.70% RM11,537.83 ¥401,629
2024 2.70% RM8,370 ¥291,360

表を見てみると分かるが高金利と言われているほど高くはない。4%台になったのは2018年の1回のみでコロナ禍は2%を下回る時期もあった。これなら米ドルのMMFに回していた方がまだマシだと思う。

中央銀行の政策金利自体は3.00%で据え置きとなっているが、市場環境等に合わせてなのか大幅に下がった理由はよく分からん。

あと日本人には大人気だが、利率や使い勝手がいつも劣っているHSBCが今回珍しく現地大手よりも高めの利率となっている。

Tenure Maybank CIMB HSBC
1 month 2.3 2.3 2.45
2 months 2.35 2.35 2.45
3 months 2.45 2.45 2.55
4 months 2.45 2.45 2.55
5 months 2.45 2.45 2.55
6 months 2.5 2.5 2.6
7 months 2.5 2.5 2.6
8 months 2.5 2.5 2.6
9 months 2.5 2.5 2.65
10 months 2.5 2.5 2.65
11 months 2.5 2.5 2.65
12 months 2.5 2.5 2.7

あと現在最も高いところは中国銀行マレーシアで3.15%とのこと。中国系が今は強いのか?

よく分からない状況だが、一応使っているCIMBに関しては一般向けレートが12ヶ月2.5%となっているのでそれよりは少し優遇してもらっているということでまあよいか。

以上です。