スバル興業より中間配当として2万円が振り込まれた。
みなさんスバル興業という会社を知っていますか。
ここは阪急阪神東宝グループに属する道路関連事業を営む企業。道路の工事や保守メンテナンスを中心にレジャー施設運営や不動産事業なども行っている。
売上比率 | 事業内容 | |
---|---|---|
道路関連事業 | 92.2% | ▪道路・橋梁・河川 維持工事 ▪道路・河川 保全作業 ▪橋梁・構造物等の設計業務 ▪有料道路等の売店運営 ▪道路環境関連製品の販売 ▪太陽光発電事業 |
レジャー事業 | 4.5% | ▪飲食店経営 ▪飲食物品等販売 ▪マリーナの運営 |
不動産事業 | 3.3% | ▪賃貸ビル ▪ 賃貸倉庫 ▪賃貸駐車場 ▪ 土地の賃貸 |
スバル興行の株は東宝株式会社が50%超を保有しているが、これは同社が映画興行を主事業として行っていたことに関係している。ただ、かつて都内複数拠点で行われていた映画興行は2019年の有楽町スバル座閉館をもって現在は完全撤退済みとなる。
投資先としてのスバル興業は安定的な業績により積極的な増配を行ってくれる良い会社。過去10年の配当推移は下記のとおり。
2025年1月期の配当予想は1株あたり80円で、現時点の株価換算で配当利回りは2.56%。増配と合わせて株価もかなり上がっているため、数年前4%台もあった配当利回りは直近で2%~3%台となっている。
業績に関しては人件費や資材費の増加による影響も一部あるが、基本的には公共事業は景気に左右されにくいというのもあり非常に安定している。この点も投資先としては魅力的。
また配当に加えてスバル興業は株主優待も実施している。内容は映画チケットの購入や施設内の飲食代に使えるTOHOシネマズギフトカード。
保有株数と期間に応じた優待内容は次のとおり。
株式保有数 | 保有3年未満 | 保有3年以上 |
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100株以上 | 2,000円分 | 3,000円分 |
200株以上 | 3,000円分 | 4,000円分 |
300株以上 | 4,000円分 | 5,000円分 |
権利確定月は毎年1月末の1回のみとなっている。親会社の東宝の株主優待と違ってweb予約ができるのが非常に良い。
TOHOシネマギフトカードの使い方は下記記事で紹介している。
以上です。