キャッシュレス手段は世の中にいろいろあるが、還元率・使い勝手・使える店舗の多さなど諸々を加味すると最終的にSuicaで良いのではないかと思っている。
ぜひ紹介したい。
Suicaの還元率を1.5%にするには?
Suicaで高還元率が得られるのは、JRグループ発行のクレジットカードViewカードでチャージを実施した時になる。この場合はチャージ1,000円につき15ポイントと1.5%の還元率になる。
そしてこれらで得られたViewカードのポイントはSuica残高へチャージしてまた使うことができる。
一部注意が必要なのはViewカードを使ったチャージであっても券売機(多機能券売機)経由のチャージ方法は1.5%還元の対象外なので、それ以外の改札オートチャージまたは手動モバイルチャージを行う必要がある。
このViewカードを券売機経由でチャージする方法はかなりマニアックなため、利用者は少ないと思うが一応注意。
券売機(多機能版) | 改札オートチャージ | 手動モバイルチャージ | |
---|---|---|---|
Viewカード +Suicaカード |
0.5% | 1.5% | – |
Viewカード (Suica一体型) |
0.5% | 1.5% | 1.5% |
Viewカード (モバイル紐付け) |
0.5% | 1.5% | 1.5% |
他にも板カードと併用とか一体型カードを使うとか複数チャージ方法はあるが、一番シンプルで分かりやすいのはスマホに登録したSuicaとそれに紐づけたViewカードを使ってチャージするというやり方。これならいつもどおりのチャージで高還元が得られる。
モバイルSuicaへのチャージ方法
モバイルSuicaへのチャージで高還元を得るには、SuicaアプリまたはApple Pay/Google WalletにSuicaカードとViewカードを登録しクレカチャージを行えばよい。
どちらのアプリも直感的に分かりやすいUIになっているので一度登録さえ済ませれば迷うことはない。
一方で貯まったViewカードのポイント(JREポイント)をSuica残高へチャージするの少しややこしく、この場合はSuicaアプリが必要となる。
流れは次のとおり。
まずはJREポイントのマイページへログインし、ポイント利用画面のチャージ設定からチャージ先の選択とチャージするポイント数の入力を行う。
次にSuicaアプリを開くと”Suicaポケット”というチャージ受け取り案内が出るのでそれをタップして、手続きを行う。
これで終わり。
Suicaがおすすめな理由。他の決済手段との比較
Suicaがおすすめな理由は次のとおり。
◼︎PayPay
→還元率がよく分からない ×
→スマホ開いてコード決済が煩わらしい ×
→残高送金可能 ○
→決済上限5,000円〜50万円 △
◼︎クレカ
→還元率高くて1% △
→タッチ決済じゃない場合は手間 △
→残高送金不可 ×
→決済上限は枠の範囲 ○
◼︎Suica
→還元率は一律1.5% ○
→タッチして終わりで早い ○
→残高送金不可 ×
→決済上限2万円 ×
コード決済に関しては、PayPayが何故ここまで人気なのかかなり疑問に思っている。還元率はキャンペーンがない限りお得でもないし、かといって決済時の使い勝手もわざわざスマホ開いてコード読み取ってと決して良いとは言えない。であれば、クレカの方がスマホ登録してまたはそのままでタッチ決済ができるし、還元率も明確なので便利で分かりやすい。
一方のSuicaはタッチしてスピーディーに支払いができて、クレカより手間がかからない。また前払い式なので残高の範囲の決済となり、還元率もチャージ段階で1.5%還元と高い。そして電車やバスにも乗れる。
これらの理由により何だかんだで自分はSuicaをメインに使うようになった。
唯一の欠点は残高上限が2万円になっている部分で、これだと飲み会とかそういう場面では使えない。EdyやWaonは5万円になっているのでこの点はぜひ見直しをお願いしたい。
以上です。