株式会社ギフトの株主優待券が届いたので二郎系ラーメンの「ラーメン豚山」を食べに行った。
かなりクオリティが高いのでラーメン二郎好きの人にはおすすめ。
二郎系ラーメンの「ラーメン豚山」
今回訪れたのは二郎系ラーメン店のラーメン豚山。
ラーメン豚山はいわゆる二郎インスパイア(ラーメン二郎を真似たお店)のお店であるが、本家二郎の人気店に匹敵するレベルのラーメンを提供してくれる。
店舗の外装はド派手な黄色看板でまんま二郎。
ただ、店内に入ると分かるが店主が黙々とラーメンを作る本家二郎とは異なり、店員が明るく丁寧な接客を行ってくれる。
そのためかラーメン二郎に特有の謎の緊張感が一切無く若い女性客も多く見かける。
そして量が多いのがラーメン二郎の売りだが、ラーメン豚山では普通のラーメンと同じサイズにしたミニラーメンというメニューも用意されており一般のお客さんも来やすいようになっている。
またラーメン二郎にはコールという独特の注文方法があり、初見者の来店の敷居を上げる原因となってしまっているが、ラーメン豚山では初めての人でも分かるように丁寧な案内が張り出されている。
とても親切。
ラーメン豚山で株主優待券を使って注文する方法
ラーメン豚山は券売機制となっており食券を買って席に着いてから店員へ券を渡すのが通常の流れ。今回のように株主優待券を使う場合は席に案内される際に優待券を使いたい旨を伝えれば良い。
何を注文するか聞かれるのでメニューの中から好きなラーメンを選ぶ。店員が内容をメモして注文を取ったら完了。
あとは待つだけ。
ラーメン二郎とは異なりラーメン豚山ではロット(まとめて麺を茹で何人分かまとめてラーメンを提供する方式)をあまり意識していないようで注文順に作ってくれる。
そして来たラーメンがこちら。
ビジュアルはまんまラーメン二郎。
豚はかなりホロホロで凄く美味しい。野菜もクタクタになっておらずシャキシャキしている。麺もちょうどよい硬さ。
二郎本家のそこら一般店舗よりもクオリティは明らかに高く上位人気店に匹敵するレベル。
大変満足のできるラーメンだった。
ラーメン豚山は株式会社ギフトが展開するチェーン店
二郎インスパイアの店は全国に数多くあるがラーメン豚山は上場企業によってチェーン展開されている唯一のお店になる。運営するのは株式会社ギフト。
ラーメン豚山の店舗数はまだ20店に満たず出店地域も現時点では東京と神奈川に限られているが、株式会社ギフトによると今後全国200~300店舗の展開が可能だと見ている。
この理由は同社が自社でスープや具材などを製造し自社ブランド店舗を運営する契約企業へ卸して利益を上げるプロデュース事業が2つ目の収益の柱としているというのがある。
プロデュース事業では契約企業側にロイヤリティ不要で株式会社ギフトが展開するラーメン店の看板と店舗運営のノウハウが得られるというメリットがあり、一方のギフト側にも自社ブランド店舗の拡大と店舗運営リスクを背負うことなく自社製造品の販売で効率的に収益が得られるという利点がある。
この仕組を使って一気に店舗数を増やしたのが同社主力ブランドの家系ラーメン町田商店。ラーメン豚山もこれと同じ方法で店舗数を増やすことは可能と思われる。
現時点においては技術面でラーメン豚山の運営はラーメン町田商店より難易度が高いということが分かっており、プロデュース事業による同ブランドの展開はまだ少ない。ただ、今後課題がクリアになれば一気に出店を加速することが出来るはず。
株式会社ギフトの株主優待
最後に株式会社ギフトの株主優待内容の紹介。
同社の株主優待は保有株数に応じたラーメン引換券。権利確定のタイミングは毎年4月末と10月末の2回で株主優待券の到着は7月末と1月末になる。
■権利確定と株主優待券到着タイミング
・4月末権利確定→7月末優待券到着
・10月末権利確定→1月末優待券到着
株主優待券は単元株100株保有で半年毎に2枚、200株保有で3枚の提供になる。
優待券の利用可能店舗は株式会社ギフトが展開する次のブランド。
■ギフトが展開するブランド
- ラーメン町田商店
- ラーメン豚山
- 釜焚きとんこつ ばってんラーメン/がっとん
- 四天王
- 赤みそ家
様々なジャンルのラーメン店を手広く展開しているが、主力はラーメン町田商店になるため全国単位で優待券が使えるのは同ブランドにまだ限られる。
今後新たな成長ブランドとしてラーメン豚山も育ってくれることを期待したい。
以上です。