AIS SIM2Flyは普通にタイ国内でも使えます。アプリやUSSDコードを使った手続き方法をご紹介する

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世界70ヶ国以上で使える事で有名なAIS SIM2Flyは普通にタイでも使えます。

タイ国内では利用不可と勘違いされているケースが目立つので実際に自分が試した内容でご紹介したい。2019年4月11日より一部パッケージでタイ国内で使えるデータプランが付くようになっている。

通信期限が過ぎてもSIMカード自体は再利用が可能なので活用方法とあわせてまとめたい。

※サービス内容は突如変更になる可能性があります。最新情報は必ずご自身でお確かめください。

AIS SIM2Flyとは?

まずはAIS SIM2Flyの説明。このSIMの仕組みを理解すれば、なぜタイで使えるのかが分かると思うので知ることは大事。

AIS SIM2Flyとはタイの通信会社AIS社が提供している「海外で利用できる通信プランが予めセットされたSIMカード」のこと。

ここが少しややこしいのだが、通常海外SIMはSIMカード本体通信プランが別物となっており、普段はSIMとは別に通信プランを購入して利用できるようにする。

例えばアメリカでの利用を予定しているのであれば、アメリカ用ローミングプランを購入してSIMに追加するというイメージ。

■SIMと通信プラン

  • SIM本体:電話番号が付帯した通信機器本体
  • 通信プラン:SIMに追加する各種通信プラン

そして今回のSIM2FlyはSIMカード本体に世界72ヶ国で使える海外用の通信プランが予めセットされて売られているSIMとなる。

この通信プランは海外利用で想定されているため、タイ国内だと通信が出来ないと勘違いされがち。ただ実際はSIMカード本体にタイ国内用の通信プランを追加することでタイでも普通に使うことができる。

また2019年4月11日より一部パッケージでタイ国内でも使えるデータプランが予め付くようになっている。

SIM2Flyをタイ国内で利用する方法

AIS SIM2Flyの仕組みを理解したと思うのでタイ国内で利用する方法を紹介する。

■SIM2Flyをタイで利用するパターン

  1. 未使用状態でタイを訪れる
  2. 他国で使用中にタイにも訪れる
  3. 使用期間終了後にタイを訪れる

いくつかパターンがあると思うのでそれぞれ説明する。

A.SIM2Flyを未使用状態で購入しタイで初めて使うケース

まずこのケースはSIM2Flyを購入し初めてタイで使うというケース。

この場合は開通手続き(SIMを有効化する手続き)を日本またはタイで行う必要がある。

手順はそれぞれ次のようになる。

■日本で手続きを行う方法

  1. SIMをスマホに入れる
  2. ローミング設定をオンにする
  3. SMSが届いて開通完了
  4. SoftBankの電波で通信開始
  5. そのままタイに持っていく

実際の画像を加えると次のようになる。

◯SIMを入れる

◯ローミング設定をオンにする

◯自動で接続して開通完了の通知が来る

◯日本ではSoftBankの電波が使える

この状態でタイに持っていけばOK。

一方タイで開通手続きを行う場合は、タイ到着後にSIMをセットして電源を入れ直すだけ。

■タイで手続きを行う方法

  1. SIMをスマホに入れる
  2. タイ到着後電源を入れ直す
  3. SMSが届いて開通完了
  4. AISの電波で通信開始

気をつける点としてはSIM2Flyは3つのパッケージが販売されており、その中で最初からタイで使えるデータプランがセットされているのはAsia & Australia(6GB/8日間)Global(6GB/8日間)の2つということ。

■対象パッケージ(Asia & AustraliaとGlobal)

Global(15GB/1年間)はタイ国内の通信プランがセットされていない。

また本来はタイ国外で利用することが想定されたプランなので、タイで使う場合は容量が500MBと少なくなる。

この部分は必要に応じて後から通信プランを追加購入することが可能。

■パッケージ内容
パッケージ名 海外 タイ国内
Asia & Australia 6GB/8日間 500MB/10日間
Global 6GB/8日間 500MB/10日間
Global 15GB/1年間

従来この方法ではタイの通信は行えなかったのだが、2019年4月11日以降の開通分より国内のデータ通信プランも付くようになっている。

AIS社の商品案内にもタイの通信が可能と明記されている。

■パッケージ案内(赤枠部分)AISホームページより

一方、使用期限切れのSIMやGlobal(15GB/1年間)を使ってタイで通信をしたい場合は次以降に紹介する作業を行えば良い。

B.SIM2Flyを既に海外で利用しており、そのままタイにも訪れるケース

次はSIM2Flyを既にタイ以外で利用をしており、期間中にタイにも訪れるというケース。

例えば日本→ベトナム→タイ→カンボジアといったように海外を周遊するケースが想定される。

この場合も手順は先程と同じで日本または最初の渡航先でSIMの開通作業を行い、そのままタイへ持っていけば良い。

■手続き方法(日本or最初の渡航先)

  1. SIMをスマホに入れる
  2. ローミング設定をオンにする
  3. SMSが届いて開通完了
  4. SoftBank or 渡航先の電波で通信開始
  5. そのままタイに持っていく

開通作業が行えるのはタイと購入したパッケージの通信対象国となる。

具体的には下記。

■Asia & Australiaパッケージ

・日本・韓国・台湾・香港・中国・シンガポール・マカオ・マレーシア・フィリピン・インド・カンボジア・ラオス・ミャンマー・オーストラリア・ネパール・インドネシア・スリランカ・カタール・ベトナム

■Globalパッケージ

【ヨーロッパ】
・アイスランド・アイルランド・イタリア・イングランド・ウェールズ・エストニア・オーストリア・オーランド諸島・オランダ・ギリシャ・クロアチア・サンマリノ・スイス・スウェーデン・スコットランド・スペイン・スロベニア・セルビア・チェコ共和国・デンマーク・ドイツ・トルコ・ノルウェー・バチカン市国・ハンガリー・フィンランド・フランス・ブルガリア・ベルギー・ポーランド・ポルトガル・マケドニア・ヤンマイエン島・ラトビア・リトアニア・リヒテンシュタイン・北アイルランド・ロシア

【オセアニア】
・オーストラリア・ニュージーランド・ハワイ

【アメリカ】
・アメリカ・アメリカ領ヴァージン諸島・アルゼンチン・カナダ・コロンビア・プエルトリコ・メキシコ

【アフリカ】
・エジプト・南アフリカ

【アジア】
・イスラエル・インド・インドネシア・オマーン・カタール・カンボジア・クウェート・シンガポール・スリランカ・ネパール・パキスタン・フィリピン・ブルネイ・ベトナム・マカオ・マレーシア・ミャンマー・ラオス・韓国・香港・台湾・中国・日本

注意すべきはこのケースでもタイ国内で使えるデータプランがセットされているのはAsia & Australia(6GB/8日間)Global(6GB/8日間)の2つという点。

また開通作業を行うと使用期限のカウントが始まるため利用日数は常に意識する必要があるのと、タイでの通信容量は500MBと少なく設定されるため、データ使用量に気をつけないといけないという点。

短期旅行であれば基本問題ないが、長期になると旅行途中で通信期限や容量切れになる可能性がある。かといって長期用パッケージGlobal(15GB/1年間)ではタイ入国時に利用が出来ない。

それを回避するために開通作業を行ってからタイへ入国するまでの間にAISアプリの登録を済ませてしまうことをここでは推奨したい。

■アプリmy AIS

my AISは現在利用中の通信プランの内容・容量・期限の確認、新しいプランの追加購入そして残高チャージなど様々な設定が行えるAIS社の公式アプリ。

Google PlayまたはApp Storeからダウンロードをし、SIM2Flyに付帯している電話番号(タイの番号)を登録してSMS認証を行うと使えるようになる。

■my AIS

これがあれば使用期限後に再度SIM2Flyのプランを購入したり、予めタイの通信プランがセットされていないGlobal(15GB/1年間)パッケージでもプランを追加して利用することもできる。

具体的な手続方法は次で説明する。

C.SIM2Flyの使用期間終了後にタイを訪れるケース

最後はSIM2Flyの使用期限が切れたあとに追加で通信プランを購入してタイで使うケース。

タイ国内の通信に対応していないパッケージで利用する時や容量を使い切ったあとに追加する時にも使える。

この場合はまずはmy AISアプリとLINE Payを使って残高チャージ(通信プランを買うための代金をSIMにチャージ)を行い、必要なタイ国内の通信プランを購入すれば良い。

残高チャージ

まずは残高チャージの方法。

先程のmy AISにTOP UPというタブがあるので選択する。

■トップアップメニュー

メニュー内の”TOP UP”を更に選択して残高チャージの手続きを進める。

■チャージ画面

支払い方法はRabbit LINE Payを選択する。

クレジットカード払いも選べるが、タイ国内発行カード限定のサービスとなる。

そしてチャージ金額を決めて次のステップへ進める。そうすると日本のLINE Pay決済画面が立ち上がる。

■LINE Pay決済

LINE PayではLINEに紐づけたクレジットカードを使って精算が行われる。もしカードを設定していない場合は案内に従って登録を行う。

■決済

決済が完了するとmy AIS上の残高が増える。

■残高110.37バーツ

またチャージのたびにSIMカード本体の有効期限も1ヶ月伸びる。

有効期限が切れるとSIMが無効化されるので、旅行後もSIMを再利用したいと思っている人はこの方法で使い続けることが出来る。

一旦はこれで終わり。

通信プランの購入

次はタイ国内の通信プランの購入方法。

my AISのPackageというタブを選択してApply Internet On-Top Packageをタップする。

■タイ国内の通信プラン

そうするとタイ国内の通信プランの購入画面が出てくるので容量と期間の組み合わせを選ぶ。

■プラン一覧

今回は1GB/7日間のプランを購入。

■プラン購入

表示は税抜きなので実際には7%を加えた金額が必要。

1GB/7日間プランは99バーツ+7%で日本円換算だと約380円。安い。

購入が完了するとSMSが届く(SIMを入れてローミング設定していれば)。

■SMS通知

またアプリ上でも適用されたプランが確認出来る。

■アプリ上の表示

あとはこのままタイへ持っていけばOK!

現地到着後、機内モードを解除するとすぐにAISの電波を掴み、そのまま4Gの通信が行える。

■到着後にオン

通信容量の残高や通信プランの追加購入は別途アプリから行う事が出来る。

まとめ

上記いろいろと細かく書いたが、結論としてはSIM2Flyをタイで使うには、

  1. 8日間のパッケージを買う
  2. 開通作業を日本か海外で行う
  3. そのままタイで使う

これだけ。2019年4月11日以降は容量は少ないが、タイでのデータ通信が行えるようになっている。

そして、もし通信プランの容量オーバーや期限切れまたは対象外パッケージを買った場合は、次の流れでタイ国内の通信プランの購入すれば良い。

  1. 開通作業を日本か海外で行う
  2. アプリmy AISに登録する
  3. 残高をチャージする
  4. タイ国内通信プランを購入する
  5. そのままタイで使う

難しいことは無い。

それでも現地で手続きができるか心配な人は「日本で開通手続きを行い、日本でアプリから通信プランを購入する」というのが確実。

USSDコードを使った通信プランの購入手続き

最後にアプリを使わず電話発信だけで通信プランを購入する方法をご紹介する。

先程はアプリを使った通信プランの購入方法を紹介したが、ネット環境のない状態でもSIM2Flyに対応している国であれば、特定の番号(USSDコード)を入力して通話発信することで手続きが行える。

■USSDコードの利用例

各通信プランの購入コードは次のとおり。

※容量/金額(税抜タイバーツ):発信コードの順で表示。

タイ国内プランのUSSDコード

■24時間プラン

  • 100MB/9THB:*777*70#
  • 200MB/15THB:*777*71#
  • 600MB/20THB:*777*7022#
  • 1.0GB/35THB:*777*7031#
  • 1.5GB/39THB:*777*7027#
  • 2.0GB/45THB:*777*7032#
  • 3.9GB/49THB:*777*7028#
  • 4.0GB/69THB:*777*7033#
  • 5.0GB/69THB:*777*7034#

■3日間プラン

  • 1.0GB/65THB:*777*7035#
  • 1.5GB/69THB:*777*7036#
  • 2.0GB/75THB:*777*7037#
  • 3.0GB/79THB:*777*7038#
  • 4.0GB/99THB:*777*7039#
  • 5.0GB/105THB:*777*7040#

■5日間プラン

  • 1.0GB/90THB:*777*7041#
  • 1.5GB/95THB:*777*7042#
  • 2.0GB/99THB:*777*7029#
  • 3.0GB/105THB:*777*7043#
  • 4.0GB/119THB:*777*7044#
  • 5.0GB/125THB:*777*7045#

■7日間プラン

  • 1.0GB/99THB:*777*746#
  • 1.5GB/109THB:*777*7046#
  • 2.0GB/115THB:*777*7047#
  • 3.0GB/119THB:*777*7048#
  • 4.0GB/135THB:*777*7049#
  • 5.0GB/150THB:*777*7050#

■10日間プラン

  • 1.0GB/125THB:*777*7051#
  • 1.5GB/135THB:*777*7052#
  • 2.0GB/139THB:*777*7053#
  • 3.0GB/145THB:*777*7054#
  • 4.0GB/150THB:*777*7030#
  • 5.0GB/175THB:*777*7055#

■15日間プラン

  • 1.0GB/179THB:*777*7056#
  • 1.5GB/189THB:*777*7057#
  • 2.0GB/195THB:*777*7058#
  • 3.0GB/200THB:*777*7059#
  • 4.0GB/250THB:*777*7060#
  • 5.0GB/300THB:*777*7061#

■30日間プラン

  • 2.0GB/239THB:*777*75#

海外利用プランのUSSDコード

■アジア&オーストラリア(20カ国)

  • 無制限/8日間/299THB:*111*354#
  • 1.0GB/2日間/119THB:*111*356#

■グローバル(72カ国)

  • 無制限/7日間/246THB:*111*350#
  • 無制限/15日間/799THB:*111*358#
  • 1.0GB/3日間/299THB:*111*359#
  • 15GB/1年間/2699THB:*111*600#

■タイ周辺国(カンボジア・ラオス・マレーシア・ミャンマー)

  • 無制限/7日間/99THB:*111*407#

これが使えれば現地に到着してから通信プランを購入することができるため、カウント期間をムダにすることがない。

ぜひこちらも活用できればと思う。

そして参考までに自分はSIMカードが2枚入れられるデュアルSIM対応スマホを利用している。これであれば日本のSIMとSIM2Flyの2枚を挿しっぱなしにして普段と旅行時で使い分ける事ができる。

結構便利。

別記事にまとめているのでぜひご覧ください。

◯デュアルSIMスマホの活用

最近2つのSIMに対応したデュアルSIM型のスマホが増えてきている。 これがあれば状況に応じて通信を使い分けたり、機種によってはLIN...

以上です。


(19年7月追記)100バーツ以上もLINE Payでトップアップできます!

LINE Payを使ったトップアップは40バーツまでしか出来ないといった旨の情報があるようですが、個人的に試してみたところ問題なく200バーツでもトップアップできました。

利用カード:楽天カードVisa

■200バーツ

■LINE Pay決済完了

■my AISトップアップ完了

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コメント

  1. muu より:

    タイとその他東南アジアに周遊予定です。
    こちらの記事がとても参考になり、感謝しています!
    topupだと、LINE Payでは40Bまでしか購入できないという情報が多数ありますが、タイ国内で使用するパッケージはLINE Payで40B以上でも購入できますでしょうか?200B以内の購入になる予定なのですが。
    もし、お分かりになればお願いいたします。

    • mdish より:

      コメントありがとうございます。楽天カードVisaで試してみたところ、LINE Payで200バーツのトップアップは問題なく可能でした。

      200バーツトップアップ

  2. 匿名 より:

    わざわざ試してくださったのですね!ありがとうございます。
    今回でバンコク2回目です。前回はsimについて調べ切れず、wi-fiをレンタルしたのですが、おかげさまで荷物を軽くできそうです。

  3. Santa より:

    とても、興味深く参考にさせていただきました。ありがとうございます。さて、1点不明な点がございましたので、お伺いさせていただきます。AIS SIM2Flyを日本において事前に入手致しました。先ず、タイへ行きその後、マカオ等他国へ行く予定です。アプリmyAISをダウンロードいたしましたが、アプリに付帯の電話番号を入力する必要がありますね。この場合、まだ、開通させていない電話番号でも認証されるのでしょうか?アプリでトップアップをするために、SMS認証させてしまえば、日数のカウントが始まってしまうのではないかとおもいまが、いかがでしょうか?

    • mdish より:

      恐らく開通しないとSMS認証とアプリ登録は出来ないと思います。また「SMSが使える=カウントが始まる」となるはずです。

      まずはタイへ行かれるということですので、日本出国の直前に開通してそのままタイへ持っていけば通信が行えるはずです。

      そして日本での開通後またはタイ滞在中に必要に応じてアプリ登録と通信プランの追加を行えば良いかと思いますが、購入されたSIM2flyがAsia & Australiaパッケージであれば8日間は使い続ける事ができます

      • santa より:

        ありがとうございます。たぶんそうでは無いかと思っておりました。出発前にバタバタせずに準備万端で出かけることができれば、、、。と思いお伺いしてみました。
        でも、現在、国内で使っているWIFIルーターが、通信容量を超えてしまったため、速度制限がかかっています。短期間でも使えるものを探したのですが、1200~1300円で使えるものはありませんでした。これを国内で開通させて、WIFIのルーター代わりに使って、タイへ行く前にもう一度パッケージを買おうとおもいます。
        ありがとうございました。