「川崎のれん街 ほのぼの横丁」がとても良い感じ。コロワイドの株主優待を使って店舗巡りをしてみた

コロワイドグループが川崎で運営する飲食施設「川崎のれん街 ほのぼの横丁」へ行ってきた。

ここは昔ながらの「横丁」をテーマに餃子屋・串カツ屋・寿司屋・カラオケ屋などの9業種の専門店が集まる施設。

かなり良かったのでご紹介したい。

川崎のれん街 ほのぼの横丁とは?

「川崎のれん街 ほのぼの横丁」はコロワイドグループが川崎で運営する施設。

昔ながらの「横丁」をテーマにした内装で、訪れる人同士のコミュニケーションの場の提供をコンセプトに2017年6月にオープンした。

■川崎のれん街 ほのぼの横丁ほのぼの横丁より

場所はJR川崎駅東口より徒歩2分の商業施設の地下1階。

営業時間は16:00~24:00。

■場所

イメージ的にサラリーマンのおじさん達が多いのかなと思いきや、若者もサラリーマンも主婦もご年配もごった混ぜで客層はかなり幅広い。

男女問わず若者が思ったより多く来ている。

ほのぼの横丁にある9つの専門店

ほのぼの横丁では9つのお店が連なって営業をしている。ジャンルは串カツ屋・餃子屋・寿司屋・ピザ屋とかなり幅広く、どれも小規模なのではしご酒がしやすい。

また施設には個室のカラオケ屋も併設されているおり、食事を注文すれば部屋まで各店舗の料理を運んできてもらえる。

■お店

ホームページで案内されている施設内マップに合わせて各店舗をまとめると次のとおり。

■施設内マップとジャンル
場所 店舗名 ジャンル
やきとん酒場 ぎんぶた やきとん
串カツ 串坊 串カツ
川崎ホルモン 焼肉
川崎横丁 のれん寿司 寿司
石焼きミート ビフテキ
横丁のぴざ家 コロリアン イタリアン
中華食堂 餃子軒 餃子
日本酒立ち呑み 一発屋 居酒屋
個室カラオケ カラオケ


ほのぼの横丁より

「やきとん酒場 ぎんぶた」はコロワイドがチェーン展開している店舗だが、それ以外はほのぼの横丁のみに出店している新設ブランド。

実際に訪れてみる

今回はオープンしてちょっと経った16時30分頃に訪れた。

■入り口

入り口は1箇所。入るとメイン通りがあり、両脇の店舗が通路にも席を出している。

■通路

最初に訪れたのは串カツ 串坊。

毎月1日・11日・21日は串の日キャンペーンで1本一律100円になっている。

カウンター席に座って早速いくつか注文。

■串

他の店にも寄るため、少しにしようと思っていたが、ついつい多く頼んでしまった。

■紅生姜串

「二度漬け禁止!」はご存知かと思うが、足りないソースは突き出しのキャベツですくって串にかけるというのは意外と知られていないかもしれない。

そして次は川崎横丁 のれん寿司へ。

ここは通路を進んだところにある広場に面した店舗。

■広場(一番奥が寿司屋)

寿司屋では大トロの刺し身とビールを頂く。

■大トロの刺し身

ちゃんと筋が取ってあって良い。

非常に美味。

店を出ると人がかなり増えていた。

■広場

画像だとちょっと狭そうに見えるが、実際はかなり広いスペースとなっている。

そしてひと休憩してから最後に向かったのは中華食堂 餃子軒。

■餃子軒の前

注文したのは焼餃子1皿とハイボール。

■餃子

1皿6個入りで380円とリーズナブル。

さすがにお腹いっぱいになってきたので、食べ周りはここで終わりに。

非常に満足。

帰る時にはどこもほぼ満席状態に。

■メイン通り

なかなか良い空間でした。

コロワイドグループの株主優待が使える

「川崎のれん街 ほのぼの横丁」はコロワイドグループが運営している施設。

従ってどの店舗もコロワイドグループ共通の株主優待が使える。

■株主優待カードと優待ポイント利用

今月も合計3万ポイントが付与されたので有り難く使わせて頂く。

ほのぼの横丁の残りの店舗も次来た際にぜひ入ってみたい。

■上:コロワイド 下:アトム

友人との飲み会で使っても良いと思ったので計画するかも。

「コト消費」に対応する新店舗のテストマーケ施設でもある

現在飲食業界においても商品やサービスの消費そのものに価値を見出す「モノ消費」から、商品やサービスから得られる体験に価値を感じる「コト消費」に注目が変わってきている。

何の事かよく分からないと思うので身近な具体例を挙げると、ただコーヒーを飲むことを求めるのが「モノ消費」であって、”スタバ”でコーヒーを飲むことを求めるのが「コト消費」となる。

この場合はコーヒーそのものではなく、”スタバ”という空間で飲むコーヒーに価値を見出している。

現在コロワイドはグループとしてレストラン事業の拡大を図っているが、居酒屋事業においても様々なコト消費ニーズに対応できるような業態開発に力を入れており、今回の「川崎のれん街 ほのぼの横丁」もそんな事を意識して導入された新業態の一つとなる。

そして施設内の新規8ブランドはチェーン化前に顧客ニーズを探るためのテストマーケ店舗として運営がされており、集客と同時に需要調査が効率的に行われている。

一方「甘太郎」や「北海道」などの従来型の居酒屋業態は何もしていないのかと言うとそうではなく、インバウンド需要の取り込みを重要戦略と定め早くから対応を進めている。

日本人からすれば身近な居酒屋だが旅行で訪れる外国人からすれば新しい空間。”寿司”や”ラーメン”、”てんぷら”など日本の食文化に触れる際に”居酒屋”という文化も知ってもらおうというのが狙い。

これも外国人目線のコト消費に合致する。

コロワイドでは社内にインバウンド専門の部署が設立されており、商品開発や多言語化対応、旅行会社とのタイアップなどを行っている。

知らないところでいろいろ工夫をしているというのがよく分かる。

飲食業界は労働集約型産業の代表格ではあるが、このように企画力が重要視される事は他業種と変わらない。個人的に飲食業界への転職もありだなと思っている。(過去バイトもしていた)

取り敢えずほのぼの横丁は雰囲気がよく、値段も非常にリーズナブルなのでオススメ。機会があればぜひ行ってみてください。

以上です。