世界70ヶ国以上で使えるAIS SIM2Flyをご紹介。LINE Payを使って有効期限が伸ばせるのでいろいろ活用ができる

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プリペイド型SIMのAIS SIM2Flyを買った。

タイの大手通信会社が提供するSIMで、これがあれば世界各国でネットに接続ができる。日本でもAmazonで購入が可能。

通常は1ヶ月の有効期限なのだが、LINE Payを使えば、期間を伸ばすこともできる。

いろいろ活用方法があるのでご紹介したい。

AIS SIM2Flyとは?

AIS SIM2Flyはタイの通信キャリア大手AIS(Advanced Info Services)社が提供するプリペイドSIM。元々はタイの海外旅行者向けに提供されている商品ということもあり、世界70ヶ国以上の通信に対応をしている。

■AIS SIM2Fly※AISホームページより

日本も対象国に含まれるので、出国前にSIMのアクティベート作業をし、現地到着後すぐにネットを使うということも可能。

また、旅行や出張時のみならず、海外駐在者が日本への一時帰国時用に使うことも出来る。

かなり便利。

AIS SIM2Flyの購入

AIS SIM2Flyはタイの企業が提供する商品だが、日本でもAmazonで購入することが出来る。パッケージは対象国と期間によって種類が分かれて提供されている。

販売されているのは主に次の3種類。

■AIS SIM2Flyのパッケージ
対象地域 値段 容量 期間 対象国
アジア・オーストラリア ¥1,400 4G 8日間 アジア18ヶ国
グローバル ¥3,350 4G 15日間 世界72ヶ国
タイ国内 ¥600 4G 8日間 タイのみ

少しややこしいのだが、AIS SIM2Flyの仕組みとしては売られているSIM本体はどれも同じものになり、そこに予め対象地域の通信パッケージが追加されているかどうかの違いになる。

後から別地域のパッケージを追加購入することも実は可能。(後で説明)

①アジア・オーストラリアパッケージ

アジア・オーストラリアパッケージは日本を含めたアジア地域全般とオーストラリアで利用ができる内容。ただし、タイは対象外になっている。(タイの海外旅行者向けSIMなので)

■対象国・地域

・日本・韓国・台湾・香港・中国・シンガポール・マカオ・マレーシア・フィリピン・インド・カンボジア・ラオス・ミャンマー・オーストラリア・ネパール・インドネシア・スリランカ・カタール

案内では中国の表記はないが最近対象に加わっている。また旅行先に人気のベトナムはこのパッケージには対応をしていないため、グローバルパッケージを購入する必要がある。

②グローバルパッケージ

グローバルパッケージはアメリカやヨーロッパを含め世界70ヶ国以上をカバーしている内容。商品案内で”ヨーロッパ周遊”や”アメリカ周遊”と記載されている場合もある。

アジア・オーストラリアパッケージの対象国も含めて世界72ヶ国で通信が可能となる。ただし、このパッケージでもタイは対象外になる。

■対象国・地域

【ヨーロッパ】
・アイスランド・アイルランド・イタリア・イングランド・ウェールズ・エストニア・オーストリア・オーランド諸島・オランダ・ギリシャ・クロアチア・サンマリノ・スイス・スウェーデン・スコットランド・スペイン・スロベニア・セルビア・チェコ共和国・デンマーク・ドイツ・トルコ・ノルウェー・バチカン市国・ハンガリー・フィンランド・フランス・ブルガリア・ベルギー・ポーランド・ポルトガル・マケドニア・ヤンマイエン島・ラトビア・リトアニア・リヒテンシュタイン・北アイルランド・ロシア

【オセアニア】
・オーストラリア・ニュージーランド・ハワイ

【アメリカ】
・アメリカ・アメリカ領ヴァージン諸島・アルゼンチン・カナダ・コロンビア・プエルトリコ・メキシコ

【アフリカ】
・エジプト・南アフリカ

【アジア】
・イスラエル・インド・インドネシア・オマーン・カタール・カンボジア・クウェート・シンガポール・スリランカ・ネパール・パキスタン・フィリピン・ブルネイ・ベトナム・マカオ・マレーシア・ミャンマー・ラオス・韓国・香港・台湾・中国・日本

③タイ国内パッケージ

タイ国内パッケージはタイのみで使える内容。

タイのパッケージは日本の通信には対応していないため、SIMのアクティベート作業はタイ到着後に行う必要がある。(特に難しい作業ではないが)

SIMのアクティベート作業

AIS SIM2Flyを使うには購入後にアクティベート作業が必要となる。この手続きはパッケージの対象に含まれている国でしか行えないのだが、日本も通信対象国に含まれているので出国前に設定が出来る。(タイ国内パッケージは除く)

手順は

  1. SIMをスマホに入れる
  2. ローミング設定をオンにする
  3. 自動で接続

といった流れ。順を追って説明したい。

まずは買ったSIMをスマホに入れる。

■SIM

SIMサイズはノーマル,micro,nacoのどれにも対応しているので購入時に気にする必要はない。

機種によっては再起動が必要になるが、問題なくSIMが認識されるとSoftBankの電波を掴み、通信マークが表示される。

■通信マーク

次にスマホの設定でデータローミングをオンにする。

これは海外でも現地の電波を使って通信できるようにするための設定で、今回はタイのSIMが日本のSoftBankの電波を利用して通信を行う事になる。

■データローミング設定

ローミングをオンにすると自動でアクティベーションが行われる。

この時点から期間のカウントが始まるので要注意。もし利用期限を少しでも長くしたいといった場合は現地到着後に同じ作業を行えば良い。

■アクティベーション通知

開通が完了するとSMSでタイ語と英語の案内が送られてくる。

そして通信マークを見ると4G/3G表示が出てネットが使えるようになる。

■開通後の通信マーク

手続きは非常に簡単。

日本の空港でSIMを差し替えれば出発までネットを使うことができ、現地到着後も何もせずそのまま通信が行える。

AIS SIM2Flyの活用計画

今回のAIS SIM2Flyは使い捨てではなく、チャージ(トップアップ)を行うことでSIM自体の有効期限を伸ばすことが出来る。またチャージ残高を使って通信パッケージを追加購入することも可能。

これらを使って活用方法をいろいろ考えているのでご紹介したい。

SIMの有効期限をLINE Payで伸ばす

まずはSIMの有効期限を伸ばす方法について。

少しややこしいのだが、AIS SIM2Flyの有効期限はSIM本体の期限と通信パッケージ(通信プラン)の期限の2つに分かれている。

それぞれを整理すると次のようになる。

■SIMとパッケージの比較
有効期限 延長方法
SIM本体 開通後1ヶ月 残高のチャージ
通信パッケージ パッケージ内容による パッケージを追加購入

SIM本体の有効期限は電話番号も含めた通信機能そのものの期限を指す。開通後1ヶ月までとなるが、SIMのプリペイド残高へチャージを行えば、都度30日間期間を伸ばす事が出来る。

通信パッケージの有効期限は今回の「アジア・オーストラリア4G/8日間」のように内容によって異なる。通信は使い切りになるので期限が切れた後は別パッケージを追加購入して利用することになる。

今回説明するのはLINE Payを使って残高チャージを行い、SIM本体の有効期限を伸ばすやり方。

まずはAISの管理アプリmy AISをダウンロードする。

■my AIS

初回の登録手続きが済むとトップ画面はこのように表示される。このアプリがあれば有効期限も確認することができる。

次にタブの”TOP UP”を選択。

■トップアップメニュー

タブメニュー内の”TOP UP”を更に選択して残高チャージの手続きを進める。

■チャージ画面

支払い方法はRabbit LINE Payを選択する。これはLINEが現地の企業と組んで提供している決済サービスの事。

クレジットカード払いも選べるが、残念ながらタイ国内発行カード限定のサービスとなる。

支払いは10バーツ(約35円)から選択できるのでチャージ金額を決め、次のステップへ進めると日本のLINEが立ち上がる。

■LINE Pay決済

LINE Pay決済ではLINEに紐づけたクレジットカードを使って精算が行われる。もしカードを設定していない場合は案内に従って登録を行う。

■決済

決済が完了するとmy AIS上の残高が増え、有効期限も30日伸びる。

■手続き前と後

これで完了。

活用方法①:現地SIMの購入はせず日本でパッケージを買う

AIS SIM2Flyは世界各国で使えるSIMなので、これを使い続ければ旅行先で毎回現地SIMを買う必要はない。

今後は管理アプリのmy AISを使って必要なタイミングに通信パッケージを追加購入すれば良い。

実際の購入画面は次のようになる。

■タイ国内と海外のパッケージ

“Package”となっているのがタイ国内で使える通信プラン。

  • 1日間音声+ネットプランが25バーツ(約88円)
  • 1日間100MBネットプランが9バーツ(約32円)
  • 7日間1GBネットプランが99バーツ(約347円)

などパッケージメニューは豊富。

■タイ国内プラン

“Roaming Package”となっているのが海外用の通信プラン。

対象国を決めて選択することも、アジア・オーストラリアパッケージのように複数の国で使えるプランを選ぶことも出来る。

■国選択と複数国プラン

事前に購入をしておけばあとは現地で勝手にネットに接続されてサービスが開始する。(日本でも利用が出来てしまうので、もし不要であればローミングをオフにしておく)

活用方法②:タイのカード決済や銀行手続きのOTP認証

次はタイの本人認証サービスに活用する内容。

SIMには電話番号が書き込まれているため、有効期限を伸ばすことでタイの携帯番号を日本に居ながら使い続けることが出来るようになる。

これがあると、銀行が行うOTPと呼ばれるSMSの本人認証サービスを利用することが出来る。

例えばタイの銀行が発行しているカードは、リアル店舗であればそのままレジに通して使えるのだが、航空券購入時やネットショッピング利用時、またはオンラインサービス登録時などネット決済を行う際は不正防止の観点でOTP認証を求められる場合が多い。

■タイで発行されたカード

銀行へ登録可能な携帯番号はタイものに限定されているため、今までOTP認証が行えなかったのだが、AIS SIM2FlyがあればSIMに付帯する番号を登録して日本で使う事ができるようになる。

■OTP認証を求められたケース

カード決済以外でもネットで銀行振り込みをする際や、各種申請を行う際もOTP認証が必要になるケースが多い。

■手続き中にOTP認証が求められる

タイの携帯番号があると何かと便利になる。

SMSと通信パッケージは無関係なため、ネットが使えなくてもSIMさえ有効状態であればOTPはいつでも受信することは出来る。海外でもOK。

活用方法③:タイのRabbit LINE Payに登録する

次の活用方法はタイでLINEアカウントを作りRabbit LINE Payを使えるようにするというもの。

タイは日本と同じでLINEが主流の国で、通常のトークに加えて投資やチケット予約など様々なサービスが提供されている。

■LINE(タイ)

その中でもモバイル決済サービスにRabbit LINE Payという日本のLINE Payに相当するサービスがあり、バンコク高架鉄道BTSのIC乗車券と連携することが出来たり、店舗の支払でバーコード決済が行えたり、アプリ内でAISの通信費精算が行えたりと便利な機能が多く備わっている。

■Rabbit LINE Pay

デュアルSIM対応のスマホを持っていれば、1つの携帯に2つのLINEアプリを入れることも出来るので、タイをよく訪れる人であれば日本とタイで使い分けて活用することも可能。

■LINEを2つ導入

月額約35円でタイのSIMを使い続けます

今回AIS SIM2Flyを入手したのは、維持費が思ったよりも安く、少なくても年1回は海外旅行へ行くのであっても無駄にはならないと考えたから。

今まで旅行をしてきて、都度SIMを買って差し替えと設定をするのが非常に面倒だった。また国を跨ぐ旅行をした際も、買ったSIMが無駄にならないよう容量を考えたりとそれも煩わしかった。

ただ、AIS SIM2Flyさえあれば必要なタイミングでパッケージを購入してすぐに使えるようになり、国が変わってもそのまま使えるので非常に使い勝手が良い。

有効期限を伸ばすには1ヶ月10バーツ(約35円)が必要といってもチャージ残高は無駄になるわけではない。

これからの旅行の必須アイテムとして積極的に活用していこうと思っている。

以上です。

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コメント

  1. Sho より:

    いつも有益な情報ありがとうございます。
    説明も非常に丁寧でとても役にたちます。

  2. intercontipapa より:

    いいまとめありがとうございます。訪泰や訪亜時にこの記事を参照させていただきます。ここでも挙げていただいていますが、その国のStaticな携帯番号を持っているとOTP認証が出来るので、ただのビザなし観光客でもアドバンテージは多いですよね。