IB証券で日本円から米ドルへ両替をして外国株を買ってみた。手数料が安くて便利なのでご紹介する

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IB証券で日本円から外貨への両替と外国株の発注をやってみた。

いろいろ面倒くさいのかと思っていたが、かなり簡単。

あと何よりも安いのが良い。

IB証券とは?

まずIB証券について簡単に説明。

IB証券(インタラクティブ・ブローカーズ)はアメリカのインターネット専業証券会社。本部はコネチカット州にある。

日本においては現地法人のインタラクティブ・ブローカーズ証券株式会社が事業主体となっており、米国証券口座の「IBLLC口座」と日本証券口座の「IBSJ口座」を提供している。

このうち、IBLLC口座があれば世界中の様々な金融商品に投資することができるようになり、また世界主要国の銀行口座との間で入出金が行えるようになる。

自分は外国株の取引用証券口座の取得と日本非居住者になった際の取引環境の構築を目的にIBLLC口座の開設手続を行っている。

その際の申し込みから入金までは次の記事にまとめている。

◯IB証券の口座開設と入金

知る人ぞ知る証券会社インタラクティブ・ブローカーズ(IB証券)の口座を開いた。 世界中の金融商品に投資ができて、資金も世界各国の銀行口...

今回は入金した資金を外貨へ両替し、実際に株を買うところまでのご紹介になる。

IB証券で両替する

IB証券では非常に安い費用で両替をすることができる。今回は日本円から米ドルとシンガポールドルへ両替を行っている。

米ドルの手続画面を使って各ステップを説明する。

まずはIB証券のトレードツールへログイン。

そうすると銘柄選定画面が初期設定で表示がされる。

■銘柄選定画面

米ドルの両替を表す”USD.JPY”はデフォルトで表示がされている。

この画面で右側のBuyを選択して追加される注文画面に項目を入力する。

こんな感じ。

■JPYでのUSD買い

これだけだとよく分からないので、細かく見ていく。

まず数量。

デフォルトでは25K(25,000)の数量になっている。これだと単純に1ドル=110円で275万円の両替になるので適切な数字へ変更をする。

■数量

今回は数量5K(5,000)で発注指示。

そして次は発注期日と発注方式。

■期日と方式

発注期日は当日のみ有効”DAY”と、キャンセルするまで有効”GTC”から選ぶ。他にもいろいろあるが基本はこの二つ。

注文方式は指値”LMT”、成り行き”MKT”、イフタッチ”MIT”のいずれかを選択する。

イフタッチ注文とは市場より低い(もしくは高い)価格で買い(売り)注文を行う方法。

発注方式はこれ以外にも複数あるが基本はこの三つ。

今回は当日のみ有効”DAY”で指値”LMT”で注文をした。

最後に市場の選択。

■市場選択

“IDEALPRO”はFX市場の事。単純な両替ではれば”FXCONV”を選択する。

間違えないようにしないといけない。

以上で発注を出して確認画面へ進む。

■確認画面

この時アラートが表示される。

というのもIB証券の為替取引は25K単位以上であればインターバンクレートが適用されるのだが、今回は数量が少ないため適用にならない可能性があると注意喚起が出る。

とは言ってもスプレッドは無く、為替手数料は1USDあたり0.00002USD、最低2USDのみ。基本2USDと考えれば安い。

日本のネット銀行で最も安いのが住信SIBネット銀行の片道4銭。ロットが少なければSBIの方が安く、ロットが大きければIBの方がお得。

■手数料比較(1ドル=110円時)
取引量 SBI銀行 IB証券
1USD 0.04円 220円
10USD 0.4円 220円
100USD 4円 220円
500USD 20円 220円
1,000USD 40円 220円
5,000USD 200円 220円
10,000USD 400円 220円

今回シンガポールドルにも両替をしている。

こちらはデフォルトの表示が無いので、注文メニューへの登録から始める。

まずは空欄に”SGD”と入力して銘柄検索を行う。

■検索結果

SINGAPORE DOLLARという名目が出てくるので商品はForex(為替)を選択。

そうすると通貨ペアの選択画面が表示されるので、JPYを選択するとメニューへ登録される。

■SGD両替

あとは米ドルと同じような手順で発注をするだけ。

手数料は2.5USD相当が日本円から差し引かれる。

IB証券で株を買う

次は両替した資金を使って米国株を購入。

銘柄は別証券会社のツールを使って出てきた企業からいくつかピックアップ。

■購入銘柄

  • RP (NASDAQ)
  • NOMD (NYSE)

注文は両替と同じように発注画面へ銘柄を追加して手続を進める。

■銘柄登録

ティッカーシンボルで銘柄検索をして、該当企業の商品で株式を選択すればOK。

そして注文は数量と発注期日、発注タイプを選択して完了。

■発注画面

非常に簡単。

発注先に”SMART”という見慣れない市場が表示されていたので気になっていたが、あとで調べるとIB証券が提供しているスマート・ルーティングというサービスであった。

これは発注内容を各市場に照合して最もよい条件でマッチングをさせる仕組みとのこと。

いろいろ進んでいる。

そして米国株の取扱手数料はたった1USD。

■取引確認

日本だと最低5USDなのでそれと比べると激安。

結局何を買ったのか?

IB証券で主に取引をするのは米国株とシンガポール株。

自分は今まで配当金や株主優待を目的と投資を行ってきたが、米国株については学生時代に戻って値上がり狙いのイナゴ投資(上昇している株に便乗する投資)を再開しようと思っている。

好調な米国市場に便乗するスタンス。(これって天井フラグ?)

この方針に則り上で紹介した2銘柄に加え、有名株ということで後日AMAZONも買っている。

■米国株投資状況
銘柄 数量 単価 手数料 投資額
RP 16 USD62.25 USD1.00 USD997.00
NOMD 45 USD20.90 USD1.00 USD941.50
AMZN 1 USD2,005.17 USD1.00 USD2,006.17
合計 USD3.00 USD3,944.67

高配当銘柄を買っても良いのだが、現地での源泉徴収10%と日本での確定申告20%で損をした気分になるので、配当狙いで米国株はあまり考えていない。

もしやるとしたらオプション経由で買う(後述)。

そして次はシンガポール株。

こっちは逆に配当狙い。

なぜシンガポールなのかというと、シンガポールは現地の配当・譲渡益課税が無いのと、シンガポールドルは自分が開設しているシンガポールとマレーシアの銀行との間で融通が利くから。

自分は将来マレーシアへ移住orシンガポールへ転職ができたら良いなと思っているので、配当金で得たシンガポールドルをそのまま現地の銀行口座へ出金ができるのは非常に勝手がよい。

そんな事で今回は現地高配当銘柄として有名なシンガポール・テレコム株を買っている。

■シンガポール株投資状況
銘柄 数量 単価 手数料 投資額
Z74 600 SGD3.19 SGD2.5 SGD1,916.5

もし現地の証券会社を使っていたら最低でも1取引S$25(約2,000円)程度は発生するのだが、IB証券ならS$2.5(約200円)で済む。

非常に有り難い。

今後IB証券を使ってどうするのか?

最後に今後のプランについて。

まずはIB証券の内流動性資産を100,000USD相当まで増やすことを大目標に設定している。これであれば口座維持手数料が発生しなくなる。

そして、その前の段階として流動性資産50,000USD相当を中間目標に置いている。

この金額があればIB証券の貸株こと”Stock Yield Enhancement Program”への参加資格が得られる。

■IB証券の貸株

ここまで来れば保有資産が生み出す金利で各種手数料がまかなえるようになるはず。

目標金額まで資産を増やすには基本は社畜給料を入金する方法を取るが、米国株のイナゴ投資とシンガポール株の配当投資で少しでも増やせていけないかと思っている。

その他、せっかく様々な商品へ投資ができる口座を開いたので、知識アップと定期収入の確保を目的にオプション取引を試そうかと思っている。

まずはリスクを限定的に抑えられる方法として、現金担保の範囲でプット売りを行うやり方(キャッシュ・セキュアード・プット)を始めようと思っている。

この場合は高配当銘柄を使い、仮に権利行使をされても配当をもらい続ければ良いし、権利行使されなければプレミアムが稼げる状態になる。

全くのド素人ではあるがやってみたい。

ただ早速「お前は素人なんだから、ちゃんと勉強してテストを受けてもらわないと取引は不可!」とIB証券から言われてしまっている。

■IB証券のテスト

ちゃんと勉強します。

以上です。

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コメント

  1. intercontipapa より:

    丁寧なご説明ありがとうございます。自分はWindows10/ChromeでIB WebTraderを使用していますが、円建ての取引しか選べない感じです。

    • mdish より:

      なるほど。今回はダウンロードするタイプのツールで行っています。そちらなら対応していると思います

  2. Ibfan より:

    IB使ってますが、貸株知らなかったです。SBIで貸株すると、源泉徴収後の配当金相当額が入金されるので、確定申告での還付の可能性が閉じられるのがいまいちで使ってないのですが。レポート楽しみにしています。

    • mdish より:

      IBの貸株は私も最近知りました。あとSBIであれば権利確定を優先させる設定が出来るので、登録をしておけば配当金相当の二重課税問題(&雑所得になってしまう問題)は回避できると思います

      • ibfan より:

        米株だと、貸株中でも配当扱いになるときもあるのですが、まれに配当金相当額となることもあり、その振り分け基準がSBIの都度判断で、顧客側からはコントロールできないのです。どうもいまいちな仕様です。