AirAsia(エアアジア)より配当金が振り込まれた。マレーシアを拠点とする世界ランク上位のローコストキャリア

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先日エアアジアグループより配当金が振り込まれた。

投資は日本からではなくマレーシア現地の証券会社を使って直接行っている。

各種お世話になっている会社なのでぜひともご紹介したい。

配当実績

◯保有数:900株
◯配当:0.12リンギット(約3.3円)
◯入金額:108リンギット(約3,002円)

世界ランク上位のエアアジアグループ

エアアジアグループは世界21カ国119地域で運行を行う格安航空会社。マレーシアのクアラルンプールを拠点にアジア各国(日本を含む)で航空会社を運営している。

事業規模としては2017年の旅客数ランキングで世界上位に位置するレベル。

■LCC旅客数ランキング(2017年実績)
順位 航空会社 拠点国 旅客数
1位 サウスウェスト アメリカ 1.30億人
2位 ライアンエアー アイルランド 1.29億人
3位 イージージェット イギリス 0.82億人
4位 エアアジアグループ マレーシア 0.66億人

格安航空会社の中で第4位、全航空会社の中でも第12位の規模。

■全旅客数ランキング(2017年実績)
順位 航空会社 拠点国 旅客数
1位 アメリカン航空 アメリカ 2.09億人
2位 デルタ航空 アメリカ 1.86億人
3位 ユナイテッド航空 アメリカ 1.49億人
4位 サウスウェスト アメリカ 1.30億人
5位 フルトハンザグループ ドイツ 1.30億人
6位 ライアンエアー アイルランド 1.29億人
7位 中国南方航空 中国 1,26億人
8位 中国東方航空 中国 1.10億人
9位 エールフランス‐KLM フランス 0.99億人
10位 イージージェット イギリス 0.82億人
11位 トルコ航空 トルコ 0.69億人
12位 エアアジアグループ マレーシア 0.66億人

参考として日本の航空会社の実績を見るとANAが5千万人でJALが4.2千万人になるので、エアアジアの規模の大きさがよく分かる。

アジア各国に進出するエアアジアグループ

エアアジアは各国に子会社または合弁会社を設立し事業を行っている。

進出国と運行用途をまとめると次のようになる。

■各国のエアアジア
航空会社 運行用途
マレーシア
AirAsia マレーシア短・中距離線
AirAsia X マレーシア長距離線
タイ王国
Thai AirAsia タイ短・中距離線
Thai AirAsia X タイ長距離線
インドネシア
Indonesia AirAsia インドネシア短・中距離線
Indonesia AirAsia X インドネシア長距離線
フィリピン AirAsia Philippines フィリピン国内・国際線
インド AirAsia India インド国内線
日本 AirAsia Japan 日本国内線

フライト距離によって会社を分けており”X(エクストラ)”が付くブランドは長距離路線(飛行時間4時間以上)の運行を担っている。

例えば日本とマレーシア間はエアアジアXが運行を行い、日本とタイ間はタイ・エアアジアXによる運行が行われている。

そして各国の国内線は”無印”が運行を担う。

したがって、日本からペナン島(マレーシアのリゾート地)への旅行を計画し、”エアアジア”でチケットを買った場合は、

■羽田⇔クアラルンプール
→エアアジアX

■クアラルンプール⇔ペナン
→エアアジア

と路線ごとに航空会社は異なる。

このようにグループとして一括で国際線・国内線の運行を請負い、旅客を取りこぼす事なく各国でビジネスを行っている。

各国の市場シェア

エアアジアグループが発表した最新資料によると各国の市場シェアは次のようになる。

■市場シェア
国内線 国際線 トタール
マレーシア 54.3% 30.8% 38.1%
タイ王国 30.7% 13.2% 18.8%
インドネシア 1.2% 18.3% 5.9%
フィリピン 16.0% 6.6% 11.0%
インド 4.2% 2.8% 3.7%

タイの国内線で30.7%と自国外でこれだけシェアを伸ばせるのは凄い。

確かに安くても質が悪いと感じた事は一度もなく、またスケジュールが大幅に遅延したという経験も無い。

■エアアジアX(国際線)のビジネスクラス

ストレスを感じた事もなかったので、個人的にはかなり印象の良い航空会社。(過去中国やベトナムの航空会社で二度と乗りたくないと思った事がある)

■エアアジア(国内線)

直近で乗ったマレーシア国内線約1時間のフライト料金は全部込みで1,000円ちょっとだった。

安すぎ。

市場シェアが高いのは納得。

バニラエアは旧エアアジア・ジャパン。新エアアジア・ジャパンとは別会社

ANAホールディングス傘下のバニラエアは実は旧エアアジア・ジャパン。

■バニラエア

※バニラエアホームページより

というのもエアアジアは2011年に一度日本へ進出をしており、その際に提携先となったのが当時の全日本空輸(ANA)であった。

2011年両社は共同出資により旧エアアジア・ジャパンを設立し、国内線と国際線を立て続けに就航する。しかし2013年には親会社間の経営方針の相違により提携解消が発表され、ANAが旧エアアジア・ジャパンの全株式を買い取って完全子会社化する。

その後バニラエアエアへ社名変更が行われ今の形態に至る。

一方のエアアジアは、提携解消の翌年2014年に単独運行での日本再進出を目指している事を明らかにし、準備会社を設立する。

そして楽天やノエビラなどの出資を受け新エアアジア・ジャパンに社名を改める。

その後2015年には認可当局からの許可を得て、2017年より国内線の運行を開始して今に至る。

このように同じエアアジア・ジャパンという会社名であっても新旧で全くの別会社であり、旧エアアジア・ジャパンは今のバニラエアとなる。

新エアアジア・ジャパンの活躍には今後期待したい。

エアアジアグループの上場企業

エアアジアグループで上場している会社は次のとおり。

■上場企業
企業 取引所 ティッカー
AirAsia Group Bhd KLSE AIRASIA
AirAsia X Bhd KLSE AAX
Asia Aviation PLC SET AAV
PT AirAsia Indonesia Tbk IDX CMPP

AirAsia Group Bhdは組織再編により設立された持ち株会社。従来のAirAsia Bhdを子会社化し、マレーシア証券取引所の上場ステータスを引き継いでいる。

また長距離路線を専門とするAirAsia X Bhdは個別に上場している。

AirAsia Indonesia Tbk PTはインドネシア証券取引所の上場企業。Asia Aviation Plcはタイ証券取引所の上場企業。

今後はさらにフィリピンおよびインド現地法人の上場も計画されている。

AirAsia Group Bhdの業績・配当実績

自分が保有しているのはマレーシア証券取引所に上場するAirAsia Group Bhd株。

同社の業績指標は次のとおり。

■損益
(RM MILLION)
FOR THE YEAR ENDED 31 DECEMBER
2013 2014 2015 2016 2017
Revenue 5,112 5,416 6,298 6,846 9,710
Net total expenses 4,249 4,590 4,702 4,780 7,549
Operating profit 863 826 1,596 2,066 2,161
Profit before taxation 361 23 215 1,705 2,088
Taxation 1 60 326 -86 -516
Net profit 362 83 541 1,619 1,571

売上は右肩上がり。経常利益は2016年以降急に上がっている。

ド素人なので理由はわかりません。

■キャッシュフロー
(RM MILLION)
FOR THE YEAR ENDED 31 DECEMBER
2013 2014 2015 2016 2017
Operating activities 961 302 2,204 2,167 1,914
Investing activities -2,346 -2,154 -103 -642 -1,345
Financing activities 509 1,779 -1,303 -2,433 -478
Net Cash Flow -876 -73 798 -908 91

本業による金回りは良い状態。毎年めっちゃ投資している。金は借りたり返したりと年によってバラバラ。

素人なので分かるのはここまで。

そして次は配当実績。

■配当
種別 配当額 年間合計 配当利回り
2018年
期末 未定
12
3.59%
中間 12
2017年
期末 12
24
7.19%
中間 12
2016年
期末 4
4
1.20%
中間 0
2015年
期末 3
3
0.90%
中間 0
2014年
期末 4
4
1.20%
中間 0
2013年
期末 6
24
7.19%
中間 18

昨年の配当利回りは投資額あたりで7%になるが常に高水準という訳ではない。

というのも同社の配当政策では営業利益の20%を配当に回す事を宣言しているが、収益は年によってバラバラだから。

2017年度の業績はかなり良かったので今年も昨年同等水準の配当が期待できる。

株主総会は空港隣接の訓練施設で行われる。超気になる

AirAsia Group BhdおよびAirAsia X Bhdの株主総会は毎年クアラルンプール国際空港(KLIA2)に隣接するエアアジアの訓練施設で行われる。

超気になる。

かなりこじんまりした感じ。

毎年6月に行われるようなので1日有給をとって


■総会前日
(朝):仕事
(昼):仕事
(夜):羽田発

■総会当日
(朝):KL着&総会参加
(昼):KL発
(夜):羽田着

■総会翌日
(朝):仕事


と弾丸日帰り株主総会参加旅行も可能。

やらないけど。

取り敢えずよく使う航空会社なのでエアアジアグループ株は継続保有しつつ、株主総会参加の機会は別途うかがう。

期待してます。

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コメント

  1. intercontipapa より:

    いい情報ありがとうございます。私もSETなら手が出せるので。Asia Aviation PLCを100買ってみました。体感ですがタイ株の方がベトナム株よりも大手銘柄が上がりやすい気がします。

    • mdish より:

      ベトナムの方が勢いありますね。KTZMICOでもベトナム株が買えるらしいのでいろいろ調べてみようかと思っています。