バンコクのドンムアン空港にあるプライオリティパス対応ラウンジ!3箇所あるのでそれぞれご紹介

日本からバンコクへ行くには2つある国際空港のどちらかを使う事になる。

1つがスワンナプーム国際空港でもう1つがドンムアン空港。

先月の旅行ではドンムアン空港の方を使い、その際に国際線ターミナル内にある2つの空港ランジへ訪れた。

(追記)
保安区域外にもラウンジが新設され合計3箇所になりました。情報アップデートしています。

ぜひご紹介したい。

ドンムアン空港

ドンムアン空港はタイのバンコクにある国際空港。

長らくはタイのハブ空港として使われてきたが、2006年に新設されたスワンナプーム国際空港の営業開始に伴い、国内線を除き国際線の発着便は無くなった。

ただ、2012年に国際線での再利用が開始され、2015年に全ターミナル営業開始となり、今ではLCC利用客が多く訪れる国際空港として稼働している。

■ドンムアン空港

ドンムアン空港は国際線が第1ターミナル発着陸、国内線が第2ターミナル発着陸と分かれており、東京からの直行便だと成田からタイ・エアアジアXとスクートが出ている。

プライオリティパス対応ラウンジ

今回タイ旅行の帰りにドンムアン空港のラウンジへ訪れている。

国際ターミナル内に2箇所ラウンジ、国内線ターミナルの保安区域外に1箇所あるのでそれぞれをご紹介する。

どちらもプライオリティパスで入れる。

◯Coral Executive Lounge

まず1つ目がコーラルエグゼクティブラウンジ。

出国審査出口前の消費税払い戻しカウンターの真横にあるラウンジ。営業時間は24時間。

■Coral Executive Lounge

先に言っておくとラウンジは2つあるがこっちの方が居心地が良く、食事のクオリティも高いのでおすすめ。

■入り口

国際線ターミナルのフロアは2階建てになっているので、入り口で受付を済ませるとエスカレーターで下へ降りる。

■ラウンジ全体 

ラウンジ内は入り口から見て左手側が席で右手側に食事があるレイアウト。この時は深夜だったので外は見えなかったが席からは飛行場が一望できるようになっている。

■食事

食べ物は軽食からデザートまでと種類は豊富。

飲み物は缶類は冷蔵庫から自由に取り出すスタイル。コーヒー・紅茶はポットがあるのでそれを使う。ファミレスのドリンクバーみたいな感じだね。

アルコールは専用カウンターがあるのでバーテンダーに依頼をすれば貰える。

■席

席は結構広めでコンセントもちゃんとついている。充電には困らない。

なかなか良かった。

■食事

■優雅にティータイム(深夜だけど)

◯Miracle Lounge

2つ目はミラクルラウンジ。

場所は出国審査を終えて左手へ進むと免税店が見えてくるのでその対面。

こちらも営業時間は24時間。

■Miracle Lounge

ミラクルラウンジもコーラルエグゼクティブラウンジと同じく受付を済ませたらエスカレーターで下へ降りる。

■ラウンジ全体

こちらのラウンジはかなり広々したレイアウトで、手前に料理・飲み物が置かれ、奥は席になっている。

■食事

食事は温かいものからデザート類まで揃っていて内容としては十分。

カリフォルニアンロール的な手巻き寿司もあるが残念ながら魚は入っていない。

■ラウンジ飯

盛り付けが下手で見た目は悪いが、肉類もちゃんとあるのでかなり満足。

■アルコール

飲み物はソフトドリンクに加えて、アルコールもちゃんとある。

タイのビールといえば個人的にはチャーンビールだが、置いてあったのはシンハービール。

無料・飲み放題なので特に不満は無い。

◯(追記)Miracle Co-working Space

保安区域外にも新しいランジが新設された。名前はミラクルコワキークングスペース。

場所は国内線ターミナル(ターミナル2)のカウンターフロアの上の階になる。

■ターミナル2

少し歩くけど出国手続き前にプライオリティ・パスでラウンジ利用ができるのはありがたい。

■ラウンジ入り口

フロアは”コワーキングスペース”を名乗るだけあって普通のラウンジとはちょっと作りが違う。

■スペース

食事ももちろん可能。

■ラウンジ飯

コーラルラウンジとミラクルラウンジ

ドンムアン空港のプライオリティパス対応ラウンジに行ってみて居心地が良かったのはコーラルラウンジ。

■コーラルラウンジ

もちろんミラクルラウンジでも問題は無いが、食事内容とラウンジの内装はコーラルラウンジの方が良かった。

せっかくラウンジを使うのなら、よりリラックス出来る方へ行ったほうが良い。

という事で、ドンムアン空港のラウンジを使う予定の人にはコーラルラウンジの方をおすすめします。

PriorityPassとLoungeKey

今回ラウンジが使えたのは異なる2種類のラウンジメンバーシッププログラムに参加していたから。

ほとんどの人がクレジットカードに付帯するプライオリティパスを使ってラウンジを利用していると思うが、この場合だと一部のカード会社を除いてプライオリティパスカード単体を持ち歩かないといけない。

■プライオリティパス

その一方で他のラウンジメンバーシッププログラムとしてLoungeKey(ラウンジキー)というサービスがあり、今回のラウンジ利用でこちらを試してみている。

このプログラムではクレジットカードそのものに会員証の役割を持たせていて、カウンターでクレジットカードを出せばその番号でラウンジ対象者と識別されるようなる。

従ってわざわざプライオリティパスカードのような会員証を持ち歩く必要がなくなる。

■ラウンジキー(アプリ)

クレカのみでラウンジに入れるLoungeKey。かなり便利だと思う。

■プライオリティパスとラウンジキーの利用明細

これ以外にもダイナースクラブカードのように独自でサービスを提供していて、クレジットカードの提示のみでラウンジに入れるカードもある。

自分が現在持っているカードだとマレーシアのCIMB Preferred Visa INFINITEがそれに該当する。

裏側の仕組みはおそらくLoungeKeyのような専門業者が提供しているとは思うが、いずれにしろクレジットカードのみでラウンジが使えるのは非常に便利。

日本も含めてもっと普及していってほしいと思う。

以上です。

コメント

  1. intercontipapa より:

    情報ありがとうございます。明らかにコーラルの方がフードがいいっすね。ちなみにダイナースもコーラルは行けるみたいですね。行く機会があれば行ってみます。ダイナースとPPは被っている事が多いですが、ダイナースは変な方をほぼ排除してくれているので助かっております。

    https://www.diners.co.jp/ja/sp/airportlounge/overseas_details.html?areaId=area1&countryId=country4&xmlId=th&loungeID=donmueang

    • mdish より:

      Pパスカード持ち歩かなくていいのでダイナースは良いですよね。

      ちなみにドンムアン空区の国際線はターミナル1なのでもしかしたらダイナースは未対応かもしれません。
      今年6月にオープンしたラウンジなのでまだ情報が反映されていないだけかもしれませんが。

  2. より:

    いつも楽しく拝見させて貰って降ります。
    私はCIMB Preferred Visa INFINITEカードしか持ってませんが、ドンムアン空港のラウンジでCIMB Preferred Visa INFINITEカードだけでラウンジを利用出来ますか?ラウンジキーに登録しなければ利用出来ないのでしょうか?

    • mdish より:

      コメントありがとうございます。残念ながらCIMB Preferred Visa INFINITEカードではドンムアン空港のどのラウンジも使えません・・。

      プライオリティ・パスともラウンジキーとも異なる独自サービスになるので現在はスワンナプーム空港のラウンジのみ対象です。