クリエイト・レストランツ・ホールディングスの株を１００株買った

先日株主優待銘柄で人気なクリエイト・レストランツ・ホールディングス（クリレスHD）の株を買った。

本当は権利落後に下がった所を拾おうと考えていたのだが、株主優待を早く試してみたく権利確定前に１００株を購入。

株主優待がとても楽しみ。

この記事の目次

購入実績

◯購入数：１００株
◯取得単価：１１３５円
◯購入金額：１１万３５００円

クリレスHDは様々な業態のレストラン・居酒屋を展開する外食企業。有名なブランドであれば海鮮居酒屋の磯丸水産なんかもクリレスHDが運営している。

２０１７年２月時点で同社が展開するブランド数は２００以上で、グループで運営する店舗数は全国に８５７店舗もある。凄い。

そしてクレリスHDの銘柄が人気な理由はその株主優待制度にあり、優待券を使ってグループが運営する様々な業態の店舗で食事を楽しむ事ができる。

クリレスHDの株主優待はグループ運営の店舗で使える食事券。

年２回権利確定のタイミングがあり、株主優待もそれぞれのタイミングで年２回貰える。

■クリレスHDの株主優待

株主優待は上記表のとおり保有株数に応じて優待額が変わる制度を採用している。

ただ、保有株数を１００株から５００株へ５倍に増やしたとしても株主優待額は２倍にしか増えないため、単元株１００株の保有が最も投資効率の良い状態になっている。

クリレスHDの株主優待が使える対象店舗はかなり数が多く、ジャンルも幅広い。

同社のホームページに対象店舗が一覧にまとまっているので見てみればその凄さが分かる。

■株主優待利用可能店舗（一部）

株主優待銘柄で人気なコロワイドもかつては多ブランド展開を行っていたが、現在は業態の絞込へ戦略を変えている。クリレスHDは真逆の戦略をとっているようだ。

個人的には様々なお店で株主優待が使えるほうが楽しみも増えてありがたい。

クリレスHDの最新の年間配当は１株あたり１０円で、現時点の株価１１５６円換算で配当利回りは０．８７％になる。

一方株主優待は単元株１００株保有で年間６０００円分が貰えるため、優待利回りは５．１９％にもなり、配当と株主優待を合算した合計利回りは単元株あたり現時点で６％を超える。

保有株数別の合計利回りは下記。

■クリレスHDの合計利回り

こちらを見てもお分かりのとおり、単元株１００株保有が最も投資効率が良い。

今回自分は１００株のみを購入したが、権利落ちのタイミングでもう４００株を購入しようと考えている。

というのも、保有銘柄の過去からのパフォーマンスを見ると、株主優待銘柄の方が圧倒的に上がり幅が大きい状況のため、今年のNISA枠は値上がり狙いでの株主優待銘柄で埋めていこうと計画しているから。

これはド素人的な視点で考えれば分かるが、高い株主優待還元を行っている銘柄は個人投資家の間でも目がつきやすく、優待利回り換算での利率が良い状態である限り、該当銘柄を購入候補に加える投資家は多い。

そして購入者が増えたことで株価が上がると、今度は逆に利回りは下がり、購入検討者も減って株価の上昇幅は縮小していく。

結局は利回りの高い所に人が集まり、妥当な水準になるまで株価は上がり続ける（利回りは下がり続ける）というのが持論で、現在クリレスHDの株価は単元株保有で６％も合計利回りがある銘柄のため、まだまだ購入希望者は多い（株価上昇の余地は十分ある）状態だと思っている。

だから値上がり狙いでNISA口座で保有をし、たとえ株主優待利回りが低くなっても保有株数を増やしておけば将来の儲け幅幅も大きくなると考えている。

仮に予想と外れた株価になったとしても、投資効率は悪いが株主優待を自己消費して楽しむというのもあり。リスクヘッジ。

取り敢えず今月末の権利落ちタイミング狙ってもう４００株を購入し、５００株保有の状態にしようと思う。