第一三共より配当金入金!特許切れによるジェネリック拡大の影響は大丈夫?

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NISA口座で保有している第一三共より配当金が振り込まれた。

完全配当利回りの数字だけ見て購入した株で業界自体に全く興味が無いけど、せっかくなので会社について勉強してみる。

配当実績

◯保有:100株
◯配当:35円
◯入金:3500円(NISA)

第一三共の配当金と配当利回り

第一三共は皆さんもよく知っている日本の大手製薬会社。一般消費者向け商品では有名なロキソニンを作っている会社。

医薬品業界は景気によらず一定の需要があるため、一般的には不況に強い業種と考えられている。

また、いったんヒット商品を生み出すことができれば特許切れまで独占的に収益を確保することができるため、研究力が業績に大きく左右する業界でもある。

そんな中で第一三共は血圧降下薬を主力商品として扱っており、安定して配当を出してきた。

■配当実績(購入時価格)
中間 期末 年間配 配当利回り
2014年3月期 30 30 60 3.71%
2015年3月期 30 30 60 3.71%
2016年3月期 40 30 70 4.33%
2017年3月期 35 35 70 4.33%
2018年3月期 (予定)35 (予定)35 (予定)70 4.33%

今のところは・・。

パテントクリフ(特許切れによる急速な売上減)

第一三共が主力商品として扱ってきた血圧降下薬(オルメテック)は2016年以降に各国で特許が切れるため、ジェネリック医薬品が市場に出回り、売上収益が急激に悪化する懸念がある。

この事象はパテントクリフト(特許の崖)と呼ばれており、第一三共のみならず他の製薬会社にとっても共通の経営課題となっている。

■パテントクリフ※第一三共個人投資家説明会資料より

しかも血圧降下薬は第一三共の2015年度売上収益の29%を占める超主力商品。

パテントクリフ克服に向けての取り組み

主力商品の特許満了は予め分かっていたので、第一三共はいくつかの取り組みを行っている。

インドの後発薬メーカー買収:失敗

第一三共は自ら後発薬需要の取り組みを目的に2008年インドの大手ジェネリック医薬品メーカーのランバクシー・ラボラトリーズ社を買収した。

ただ、その後ずさんな品質管理問題が取り沙汰され、米国の医薬品等の承認当局であるFDAより複数回にわたりランバクシー・ラボラトリーズ社の工場で生産された製品の輸入禁止措置が取られた。

その後2014年には同じくインド大手の製薬企業のサン・ファーマ社にランバクシー・ラボラトリーズ社を吸収合併させることを決定し、第一三共は実質的にインドの後発薬事業から撤退をした。

血液抗凝固薬の成長:成功

血圧降下薬(オルメテック)に継ぐ主力商品として第一三共は抗血液凝固薬(エドキサバン)の販売促進に力を入れてきた。

この薬は名前のとおり血液が固まるのを防ぐ効果のある薬で、特定の症例による脳卒中や塞栓症を予防する効果がある。

2011年に日本で発売を開始し、2015年には米国とEUで承認を経て販売を開始した。(ただし米国は一部制限付き)

今では順調に売上を伸ばしており、第一三共の次の主力商品になりつつある。

がん事業の立ち上げ:これから

第一三共は2016年に発表した2025年ビジョンでがん事業の立ち上げと確立を発表した。

具体的には開発後期段階の4商品と開発初期段階の4商品を中心として販売と開発の推進を行うというもの。

抗体物質複合(ADC)と呼ばれる抗体を薬物を組み合わせてより高い効果を得られるようにした複合体の製作の新技術と、急性骨髄性白血病向け新薬の2つをフランチャイズにして新薬候補の拡充を進めること。

※業界用語が分からないけど、フランチャイズって外部の協力を得るって意味であってるよね?開発パイプラインとは開発途中の新薬候補の意味らしい。

ちなみに開発後期段階にあった肝細胞がん向け商品の1つは期待していた有効性が認められず、2017年2月に開発を断念している。

個別株投資で投資先に興味を持つ?

医薬品業界には全く無縁で知識も皆無なので、投資をきっかけに興味を持つのも良いかもしれない。

正直興味が無い内容であれば知ったところで「ふーん。そうなんだ。」で終わってしまうけどね。

ただ、投資の観点ではそこまでド真面目に調べても時間がかかるだけだし、あまり頭でっかちになるのも嫌なので、素人らしくその時の数字(株価とか利回りとか)と感覚での投資で良いと思っている。

あくまでも本業はサラリーマンなので、投資の方は気軽にやってそこそこ楽しめればそれでOK!と考えてます。

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コメント

  1. intercontipapa より:

    株が本業になると絶対楽しめないし続かないですよね。