海外旅行でUber使ってますか?合計乗車時間3時間超で果たして総額いくら?

ものすごく今更だけど配車サービスのUberについて紹介したい。

というのも昨年より日本・海外でいろいろ使ってみて、当初計画していた利用方法が使えない事が分かったり、あとはタクシーと比べた費用感とかも分かったりしたのでここでまとめておきたい。

恐らくUberの使い方は皆さん既によくご存知かと思われるので上記の費用感とか注意点とかそこら辺を中心に書きたい。

Uberとは?

そもそもUberとは?から一応説明。

UberはアメリカのUber Technologiesが提供する自動車配車サービス。

アプリを通じてドライバーと乗客をつなぎ、目的地への送客サポートからお金の精算までをUberが仲介してくれる。

乗客側はUberアプリのGPS機能を使って目的地の設定をし、Uberが定めた見積もり金額を確認したうえで、Uberにドライバー登録している近くの車を呼び寄せる事ができる。

この時、配車中や走行中の車の位置確認が出来たり、また目的地到着後の精算は登録したクレジットカードを使ってUber経由で行うことが出来たりするのでかなり便利。

タクシーのような、呼び込みから目的地の伝達、ドライバーとの料金交渉、そして到着後の精算と面倒くさい一連の手続を一切する必要がなくなる。

一方ドライバー側は、Uberへドライバー登録をすることで空いた時間を使ってお金を稼ぐことが可能になる。

この部分については国(日本を含む)によっては白タクが禁じられているので、正直微妙なところもあるのは事実。

Uberを実際に使う。で、料金はいくら?

Uberの使い方は非常に簡単でアプリのガイダンスに従って行けばOK。ここでは説明は省略する。

もし、実際の乗車方法について気になる方は、こちらの記事で画像付きでかなり詳しくまとめているのでぜひ御覧ください。(日本で使ったケースだけど海外でも全く同じ。)

先日、無料クーポンを使ってuberを日本国内で利用したのでご紹介。 現時点で日本国内で使えるのは東京駅周辺のみ。またタクシーは日本では...

※バージョンにより一部UIが違うかもしれませんので予めご了承ください

昨年2016年に実際に使った先はベトナムとマレーシア。

◯ベトナムでの利用

まずは2016年前半に行ったベトナム旅行。利用場所はホーチミン。

■①約25分9キロの乗車

まずは市内約25分の利用。

基本的には自分は交通費をケチるタイプなので移動はローカルバスを中心に使う。ただ、この時は夜飯を食べて酒も飲んだ後だったのでホテルの前まで直行してもらった。

乗車時間は23分で走行距離は9キロ。

そしてこの時の料金は9万ベトナムドン(約450円)

これじゃ安いのかどうか分からないが、この時ホテルは移動の関係で空港の直ぐ近くにしていた。

空港からホーチミン市内までのタクシーがだいたい15万ベトナムドン(約750円)なので、若干の距離の違いを考慮しても30%は市内タクシーよりも安い。

■②約1時間31キロの乗車

次はお隣の街へ行った時の利用。

目的地は市バス乗り継ぎで行けるのか、あるいは行けないのかよくわからないような場所だった。ここは潔くUberを利用。

乗車時間は約1時間。走行距離は31キロ。

そして料金は高速代込で28.5万ベトナムドン(約1400円)

この時は帰りは夜間で、更にUberも滅多に通りかからないような場所だったので流しのタクシーで戻った。

正確な料金はメモを忘れたが、行きよりも約1000円ぐらい高かったのを覚えている。少なくとも30%以上はUberの方が安い。

ちなみに上記の2つのケースでは、以前ベトナムに訪れた際のお金が余っていたので全てニコニコ現金払いで済ませている。

◯マレーシアでの利用

次に昨年11月にマレーシアで使ったケース。マレーシアは基本的には車社会なのでUber使いまくり。

乗車回数11回で乗車合計時間は3時間超え。総走行距離は約74キロ。

■マレーシアでの乗車(一部)

そして気になるお値段は・・・。

■料金

合計3時間超えの乗車料金はカード会社の為替手数料1.63%を入れても、なんとたったの2423円。安すぎでしょ。

比較対象として、クアラルンプールのタクシーは初乗り1キロ3リンギット。200メートル毎に0.25リンギットとの情報がネットにあった。これれを参考にすると74キロは約6800円。

実際は郊外で利用している分安くなるのかもしれないが、それにしてもUberが圧倒的に安いのは間違いない。

また、Uber利用であればアプリに登録したクレジットカードで支払が済むのでカード会社のポイントも稼げて一石二鳥。

Uber利用時の留意点

かなりお得なUberだが、当初計画していた使い方が出来なかったり、実際に使って若干不都合があったりしたので、こちらもまとめておきたい。 ※2016年11月時点の状況

◯JCBカードでの決済は不可

Uberで支払できるクレジットカードでJCBブランドは未対応。

アプリにJCBカードを登録するとちゃんとJCBと表記が出て識別までされるのだが、実際に使ってみようとすると、決済が出来なかった旨エラーの通知が出る。

キャプチャは撮れなかったのだが、カード決済仲介会社?の関係か何かわからないが利用が不可だった。

そもそも海外なのに何でJCBなの?という声もあるかもしれないが、これはJCBカードは実は為替手数料が低く抑えられているから。

楽天カードの海外ご利用ガイドから抜粋したが、VisaとMastercardが手数料1.63%の一方でJCBは1.60%。

わずか0.03%の違いかもしれないが塵も積もれば山となるということで、個人的には極力レートの有利なJCBを使いたい。

◯デビットカードでの決済は不可

デビットカードは銀行口座から即時引き落としになるカード。

アプリ上ではこちらも登録可能の旨表示があるのだが、いざ決済しようとすると何故かデビットカードは使えない旨のエラー表示が出てしまう。

個人的にはソニー銀行が発行するSony BANK WALLETと外貨定期預金の組み合わせで上手く使いたかったのだが不可ということで残念。

ちなみに、その後いろいろと調べてみるとPaypalにデビットカード登録をして、Uberの設定でPaypal払いを登録すればデビットカードも使えるとの情報があった。

ただ、アプリ上にPaypalの設定項目は無いよなーと思っていたら、なんと日本では受け付けていないらしい・・。

何故日本だけ?はぶられすぎ。

問題のあるはずれドライバー

最後ははずれドライバーについて。

Uberはドライバーの評価システムがあり、評価が悪いと配車されなくなるようしている。ただ、だからといって問題があるドライバーが完全にいない訳では無い。

今回は2つのケースに遭遇。

■①迎車途中でキャンセルするドライバー

上記は配車がされ迎えに来てもうはずが、いつまで経ってもこちらに来る気配が無く、挙句の果てにはドライバー側からキャンセルされたというケース。

待たせておいて何だよ!と思う。急用でも出来たのか?

■②クレカ払いを途中で拒否するドライバー

次は支払い方法・目的地をアプリ上に設定したうえで乗車をしたものの、途中でドライバーよりクレカ払いは受け付けないと言われたケース。

恐らく現金払いにしてUberへ支払う手数料をちょろまかそうとしたのかと思う。

面倒な事になるのが嫌だったのでその場で乗車をキャンセル(クレカ請求停止)をした。

ただ、乗る側としてはお金がUberに渡ろうがドライバーに渡ろうがどっちでも構わないので、Uber停止の状態で目的地まで行ってもらい現金で支払う事に。

キャンセルをしたと言っても乗車した時間分はUberからクレカに請求が来るので、その事も踏まえて最後はもちろん金額交渉。こういうの面倒くさいからUber使っているのに・・。

Uberでは乗車後アプリ経由でドライバーの評価と場合によっては問題報告ができる。もちろん上記2例とも報告をしている。今後の人のためでもあるのでね。

少しでも問題のあるドライバーが減れば良いと思う。

乗車する側もドライバーから評価されているよ!

最後に小技的なのを紹介。

Uberは基本的にはお客さんがドライバーを評価する仕組みだが、実はドライバー側からも乗客を評価するシステムがある。

そこで気になるのが自分がドライバーからどのような評価を受けているのかという部分。

この評価は以前は非公表だあったが今はアプリ上で確認することが出来る。

確認方法は下記。

■アカウントとプロフィール

■アカウント設定と評価

■評価について知りたい

■送信を押して確認

こんな感じ。

評価が悪いとどうなるのかよく知らないが、良いに越したことは無い。

便利な世の中なので良いものは積極的に試しましょう

Uberを含め世の中ホント便利になっている。

こういった従来には無い、新しい商品・サービスを使うのは億劫と言う人もいるが、今のご時勢、情弱である程お金の面で損をするし、どんどん取り残されていくと思う。

面倒くさいとか前からある商品・サービスで十分とか言わず、ぜひいろいろと試してみてほしいと思う。

そして何か面白いものがあればこちらにも教えてほしいぐらい。

もしあればぜひ情報共有お願いします!

【追記】

ちなみに東南アジアだとUberよりGrabの方が安い。比較記事をこちらに書いています。

◯Grab vs Uber

配車サービス・カーシェアリングサービスといったらUberが有名かもしれない。 ただ、東南アジアへの旅行であればぜひGrabというサービ...