マレーシアへの海外移住はありか?(環境・食事・物価)

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自分は海外移住するつもりは現時点では一切ないが、将来、物価の安いところで外ごもりができればと考えている。

そんなことで先日のマレーシア渡航時に見てきた街の様子から、移住の可能性についてまとめたい。

訪れたのは下記の移動ルート地図、真ん中のクアラルンプールと南のマラッカ、そして北のイポー。

MM2Hは長期滞在可能なビザ

まず初めに、自分が取得したマレーシアのMM2Hビザについて。

一定の資産と収入条件さえ満たしていれば、年齢に関係なく誰もが取得可能なMM2Hビザ。

自分は主に投資目的でこのビザを取得をしたが、もともとマレーシア政府が外国人誘致のために発行をしているソーシャルビジットパスと呼ばれるもの。

このビザの保有者であれば、滞在期間に制限がなく、自由にマレーシアへ出入国ができ、自国のようにマレーシアを生活の拠点にすることが可能となる。

有効期限はパスポートと合わせて10年間で設定されているがその後の更新も可能のため、実質移住ビザ。

マレーシアの環境はどうなのか?

海外に住むとしたら環境が自分に合うのか合わないのかという問題が必ず出て来る。

マレーシアは今回を含めて3回訪れているが、様々な文化があって刺激的で面白く、個人的には合わないという事は無かった。

宗教と人種

マレーシアは複数の宗教と人種が存在する多民族国家。国としてはイスラム教を国教に定めているが、各人種・宗教のそれぞれの文化が根づいている。

例えば街中を歩いていると、イスラム、ヒンドゥー、仏教の寺院がいたるとに見られる。

■イスラム寺院

■ヒンドゥー寺院

■仏教寺院

場所によっては3つの宗教寺院が横に並んでいるケースもあったりする。

各宗教規模の大きい聖地のような場所もそれぞれあり、外国人も含めて観光地化しているのだが、他の宗教の者であっても、普通に観光に来たりと、マレーシアは宗教にかなり寛容的な国柄になっている。

※イスラムのカップルが結婚式の記念撮影的なものを仏教系の観光地で行っていたのには驚いた。

また、人種についてはマレー系とインド系そして中華系の3つに大きく別れる。

場所によってはそれぞれの民族で固まっている地域もあるが、基本、それぞれ人種に関わらず接して暮らしているようだ。

ちなみにマレー系はイスラム教が多いのだが、女性は頭にスカーフ(ヒジャブ)を巻くだけ。

その一方で、イスラム教国ということで中東からの旅行客がかなり多く、その場合、女性は全身真っ黒のベール(ブルカ or ニカブ)に覆われている。

同じイスラム教徒の中でもまた違った文化があるのが面白い。

食事

食事は多民族国家ならではということで、中華料理屋やインド料理、マレー料理、そしてそれぞれのミックス料理など様々。各ジャンルの食べ物を食べていれば飽きることは一切ないかと。

ただし、日本人なので普段食べ慣れている中華系が一番口に合うと思う。

■中華麺

■マレーシア麺ラクサ

■マレーシア焼き鳥サテー

物価

マレーシアの物価は経済発展とともに年々上がってきているとのことだが、まだまだ日本と比べればかなりお得。

一番物価の高い首都クアラルンプールであれば、外食は一般食堂で飲み物付けて1食10RM(≒300円)程度。

■福建麺+ドリンク(8RM≒240円)

その他の食料はスーパーで調べた感じだと次のとおり。

■KLの大型スーパーで売ってた食料
  数量 リンギット 日本円
鶏ささみ 100g 1.7 51
牛もも 100g 1.8 54
玉子 30個 10.8 324
牛乳 2L 14 420
ブロッコリー 1個 0.97 29
ネギ 2本 0.76 23

鶏ささみと牛モモの値段が変わらないとか、牛乳が異常に高いとか謎なところはあるが、概ね安い。

上記は全て大型スーパーの値段なので、ローカル市場で買えばもっと安い。

■KLのローカル市場(チョーキット) 

その他、住宅事情について調べたかったが、結局できないままに。

上を見たらきりが無いので、現地の一般庶民が住んでいるような集合住宅の相場が知りたかった。

日本人なら24時間のガード有りで、プール・ジムが付いたコンドミニアムを求めるだろうが個人的にはこんな感じのところでも別にok。

■日本人は絶対住まないであろう集合住宅

もっと大きい集合住宅であれば、マーケットが併設されている。

マレーシアの都市

今回の旅行ではクアラルンプールを中心にして、電車またはバスで行ける距離にあるマラッカとイポーへ行ってきた。

実際にそれぞれの都市がどんな感じなのか観光ついでに街を散策した。

◯クアラルンプール

クアラルンプールはやっぱり首都ということだけあって、交通網も整っていて全てが揃っている。

5年前来たときには、中心のKLセントラル駅周辺はまだいろいろ開発中であったが、今では立派なモールが完成し、モノレールも直結している。

また、ツインタワーが立つKLCCからおしゃれなショッピングセンター街のブキビンタンへの道も開発が進み道路がかなり整備されていた。

それでもまだ、あちこちでビルの建設が進められていて、まだまだ発展は続きそうな勢い。

■ブキビンタン

都会の生活を味わうにはとても良いのだが、デメリットは物価が高いのと、朝夕の交通ラッシュがやばいという2点。

◯マラッカ

湾岸の街マラッカ。交通の拠点マラッカセントラルから観光の中心地まだ距離があり、今回は観光の中心部とそこから奥地の住宅地と海沿いを見て回った。

観光地を抜けると一軒家が並ぶ住宅地になり、空き家もちょこちょこあった。

■マラッカの住宅街

家が結構デカイので、比較的金持ちが住む場所なのかもしれない。

次に住宅地とは逆側を歩いていき、海沿いへ出ると立派なショッピングセンターやホテル、病院などが現れて来る。ただ、ここはあまり人が住むような雰囲気では無さそう。

また、更に海近くまでへ向かうと個人店が集まったような広い一角が出て来るが、かなり閑散としていた。

そしてマラッカには人工島があってモスク以外何も無いのだが、現在大規模な開発を行っていて2025年にはかなり立派な施設やビルが完成するらしい。

■マラッカ人口島の大規模開発

かなり廃れたところなのによくやるなと思った。

海側と内陸側で、生活拠点と商業拠点が別れていて若干不便そうというのがあるが、今後かなりバブリーな感じになりそうなので、生活拠点といよりは不動産投資目的とかで何か物件があれば買っても良いんじゃないかなと思った。(自分は絶対やらないけど)

イポー

最後にイポー。ここはKLから長距離列車に乗って2時間ほどの街。

正直、海外引きこもりするならここが一番良いと思った。

理由は駅から歩いてすぐ街に出られ、飲食店や専門店がいくつもあるので生活には困らなそうだから。

■イポーの町並み

また、今回気づかなかっただが、2015年よりイオンモールがオープンしている。これで生活するための環境はバッチリ。

あとは、駅近くにある店であっても観光地価格にならずとてもリーズナブルに食べられるのが良かった。

■もやし炒め(2RM≒60円)

■アイスコーヒーとエッグタルト(4RM≒120円)

イポーの住宅費用については、こちらも調べることはできなかったが、イポーは土地が広くて家も多くあったので、そこまで高くは無いと思われる。

生活コストを抑えて暮らすならイポーが良さそう。

結論としてマレーシアへの移住はあり?

移住する先としてマレーシアは余裕であり。

都会的な生活をしたいのであればクアラルンプールで、静かなところで落ち着いた生活をしたいのであればイポー、そして今回は行かなかったが、自然が豊かな環境で生活したいならペナンと場所を変えても良い。

マレーシアであれば余裕で楽しんで海外生活を送れると思う。

あとはお金だけ。

資金面で参考になるのが、ネット上に出ているマレーシア人の平均年収が180万程度という情報。

もしこのレベルを狙うとなると、6000万円相当のマレーシア資産があれば、現時点の条件では金利3%台のマレーシアの銀行定期預金を組んでしまえばok。

これで利息としてマレーシア人の平均年収の額がもらえ、現地人レベルの生活は恐らく可能に。

もちろん、物価は上がり、金利は下がっていくことにはなるだろうが、数年は現地でやっていけると思う。

とりあえず、自分は海外移住をする気は現時点で全くない(お金がないのでそもそも出来ない)が、今回のMM2H取得で一つの目標が達成してしまったということも有り、この6000万円を貯めるといのを次の目標にしてみたいと思う。

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コメント

  1. Setsuko Tsutsumi より:

    素晴らしい。
    今 クアラルンプールに来ています。ここが好きか?って聞かれたら、、、😐
    海外移住の地としては、いいですね。

    質問させていただいてよろしいでしょうか。
    私には、家族がいます。彼らにも同様の手順が必要になるのでしょうか?

    お返事 お待ちいたします。宜しくお願い致します。

    • mdish より:

      ありがとうございます。

      配偶者と20歳以下の子供、60歳以上の高齢の親に関しては、本人家族ということで1度の同一申請内でビザの取得は出来るようです。

      また本人ビザ取得でも後から家族ビザの追加が可能のようです。