ペッパーランチで有名な(株)ペッパーフードサービスより株主優待が到着。
ここの株主優待は人気の立ち食いステーキ屋「いきなりステーキ」でも使えるため、従来に比べてかなり利用価値が高くなった。
この記事の目次
株主優待実績
◯保有数:300株
◯優待:3000円分
ペッパーフードサービスの事業
ペッパーフードサービスは、ステーキレストランのペッパーランチを中心に外食チェーンを運営するマザーズ上場企業。
中核事業のペッパーランチが1994年の創業と結構長い歴史を持つ一方、新業態の開発にも積極的。
2013年にオープンした立ち食いステーキ屋のいきなりステーキが今最も勢いのあるブランドになっている。
ペッパーランチといきなりステーキにしか自分は行ったことがなく、個人的に牛タン専門店の牛タン仙台なとりが気になっている。
ただ近くに店がない・・。
ペッパーフードサービスの株主優待
ペッパーフードサービスの株主優待は運営するレストランで利用できる食事券。
単元株300株保有で、半期毎に3000円分で、年間合計6000円分が貰える。
最低投資額:368,100円
株主優待 :6,000円分
配当金 :2,000円
合計利回り:2.17%
■保有数別利回り(10/18時点)
株数 | 優待 | 配当 | 必要投資額 | 合計利回り |
300株 | 6,000 円分 | ¥6,000 | ¥368,100 | 3.26% |
1,500株 | 12,000 円分 | ¥30,000 | ¥1,840,500 | 2.28% |
3,000株 | 18,000 円分 | ¥60,000 | ¥3,681,000 | 2.12% |
いきなりステーキでも勿論株主優待が使える。
平均的な約3000円のメニューであれば、年間2回優待券でステーキを楽しめる。
おかげさま(?)で、現在いきなりステーキメンバーズカードのゴールドランクになっている。
株価は購入時より8倍以上に膨れ上がる
ペッパーフードサービスはかつて不祥事の連発で、倒産の危険性があると認定された場合に付く「継続企業の前提に関する注記」が決算報告書に記載されていた。
そのため当時の株価は4.5万円と今では考えられない安さだった。
ただ、当時無配ではあったものの株主優待は年間2,500円×2回と優待利回りが10%以上と物凄いことになっていた。
約4〜5万円程度の投資額であれば潰れてもそこまでは痛くは無いだろうと考えて当時購入している。
その後ペッパーランチは見事黒字に戻り、いきなりステーキのヒットと合わせて業績が急激に回復している。
株価も上昇を続け、現在は購入当初の8倍36万円へ。
(株)ペッパーフードサービス【3053】:株式/株価 – Yahoo!ファイナンス
含み益の金額だけ見れば、そこまでスゲーってほどでも無いが、購入株単価が4.5万⇒36.1万って考えれば凄い。
ペッパーフードサービスは実はめっちゃグルーバルな企業
ペッパーフードサービスは実はめっちゃ世界展開をしているグローバル企業。
主力ブランドのペッパーランチが国内100店舗程である一方、海外では13カ国に200店舗以上を展開している。
日本の外食チェーンで一番海外店舗数が多いとのこと。これはかなり意外。
株を長期保有していればいろいろ起きる。それも楽しみ方の一つ
自分は長期保有でほったらかしの投資スタンス。
基本的には配当や株主優待を継続的に貰えれば後はどうでも良いと考えている。
そんなことで長い間一つの株を持ち続けていると、いろいろと起きるわけで、今回のペッパーフードサービスのように紆余曲折をしながらも発展していく姿も見ることができる。
これも株の楽しみの一つだと思っている。
企業経営の考え方や時代に合わせた戦略のとり方など、いろいろと為になるし面白い。
自分の保有株が倒産してしまったというケースが幸い無かったから呑気な事を言えるのかもしれないが、株式投資は何も短期売買だけでは無いので、ぜひこんな感じで、一つの企業の成長を見届けるという投資の楽しみ方も良いと思う。