(追記)
現在、CIMB銀行で口座開設を行う際に現地賃貸契約書等の提示が求めれる場合があるようです。最新の情報は代理店または銀行総合窓口へ確認するようお願いいたします。
マレーシアのMM2Hビザ取得時に開設する預託金口座。現地へ約800〜900万円程を預け入れることになる。自分の場合はマレーシア大手のCIMB銀行での開設を予定している。
CIMBについては下記で紹介はしているが、今回は預託金預け入れ後の具体的な活用計画をご紹介。
この記事の目次
そもそもMM2Hビザの預託金とは?
そもそもの預託金について。マレーシアMM2Hビザは書類審査通過後、現地で手続を行えば無事完了となる。この時の現地手続の一つが預託金預け入れ。
自分の場合は50歳未満の申請者条件となり30万リンギット(800〜900万円相当)を定期預金に組み入れて銀行の証明書を提出することが求められている。50歳以上だと半分の15万リンギットの定期預金。
ちなみにこの預託金はしっかりと金利が付き、無駄金になることは一切ない。
また、1年後には教育費・医療費・住宅購入費・車両関連費の特定の理由に限定し、半分の15万リンギットまで引き出すことが認められている。
自分はこの預託金をマレーシア現地大手のCIMB銀行に入れる予定で、銀行の特典を駆使していろいろやろうと計画している。
具体的な計画内容を次でご紹介。
計画①:年利3%の外貨運用(マレーシア)
まずは一番の目的の外貨預金運用。
マレーシアの銀行定期預金は年利3%以上。インフレの問題もあるが、800万程預けていれば20万以上が利子として貰える。
日本で定期預金を組んでも高くてせいぜ0.1%程度。これであれば外貨で運用した方がよっぽどよいので、マレーシアの銀行での定期預金を資産運用の基本方針に変えようと考えている。
為替リスクはあるが、最悪現地で消費すればそこは回避できる認識。
計画②:優遇会員資格取得とマレーシア国外の海外口座開設
次の活用計画は優遇会員資格の取得とマレーシア国外のCIMBグループの口座開設。
CIMB銀行では一定の金額以上の資産を預けているとCIMB Preferredという優遇会員資格が得られる。
優遇内容は来店時の優先案内や為替レート手数料優遇など色々ある。その中でも一番自分がやりたいのが海外にあるCIMBグループの銀行口座開設アシスト。
CIMB Preferredのページに書かれている案内を抜粋したのがこちら↓
As a CIMB Preferred member, your membership and banking privileges extend across Malaysia, Indonesia, Singapore, Thailand and Cambodia, so you can enjoy the same convenience of banking at home or abroad*.
- Receive instant recognition and privileged treatment at over 120 CIMB Preferred centres and over 1,100 CIMB Bank, CIMB Niaga and CIMB Thai branches within ASEAN
- Enjoy fee waivers on cash withdrawals made at CIMB ATMs across the region**
- Receive preferential rates and waiver of service charges for foreign currency exchanges, remittance services, fund transfers and more
- Get access to assistance via our dedicated CIMB Preferred hotlines in Malaysia, Indonesia, Singapore, Thailand and Cambodia
- Enjoy the convenience of opening an overseas account before arriving in the country*** and performing over-the-counter cash deposits and withdrawals at participating branches***
Cross-border pre-arrival account opening^
- Request for pre-arrival account opening for current and savings accounts (conventional & Shariah-compliant) without having to be physically present at the branch
- Enjoy zero fees and charges on this account opening
(以下省略)
引用:CIMB銀行サービス案内(http://www.cimbpreferred.com/index.php?ch=my_en_solutions&pg=my_en_solutions_regional)
内容としてはインドネシア、シンガポール、タイ、カンボジアにあるCIMBグループの現地銀行でもCIMB Preferred資格が適用され、優遇がされるというもの。
その中でも赤字に色付けしたが、現地支店に行かなくても口座開設ができると記載がある。ネットや電話だけで海外の口座開設ができ、外貨運用先が広げられるのであればこれは凄い。
カンボジアは金利がアホみたいに高いし、タイ・シンガポールあたりは旅行で行く可能性が高いのと、両者ビザ無しでの口座開設の敷居が高い。是非ともこのサービスを使って口座を開ければと思っている。
(自分の勘違いや穴もありそうなので、CIMB Preferred資格取得時に勝手に付いてくる担当コンサルには相談してみたいと思っている)
計画③:マレーシアのブラックカード取得
最後に計画しているのがCIMB銀行のクレジットカード取得。それもただのクレジットカードではなく、俗にブラックカードと言われる最上位のカード。
カードの名前はCIMB Preferred Visa INFINITE。このVisa INFINITEというのはVisa社が提供するカード商品の中でも最上位に位置づけるブランドのこと。
日本のVisaホームページによると申し込みは招待制オンリーで会員はVisaのコンシェルジュサービスや各種特典が使えると案内がされている。
■CIMB Preferred Visa INFINITE
ちなみに日本ではスルガ銀行が唯一非公式に出しており、年会費は12万円もする。
CIMB銀行では優遇資格CIMB Preferred会員になればこのVisa INFINITEカードの招待を無条件でうけることができる。
貧乏性の自分がこれを見栄で持ちたいといった考えをすることは一切なく、取得理由は下記特典条件を見てもらえばわかる。
■CIMB Preferred Visa INFINITE特典
- 年会費永年無料
- 年4回対象国の空港ラウンジ無料
- ポイントプログラム
- CIMBの店舗で優遇対応
- 食事、買い物、旅行、ゴルフ特典
なんと、これ、年会費が永年無料で使える。しかも年間4回までマレーシアを含めアジアの国の空港ラウンジが無料で使え、カード利用毎にポイントがたまるというもの。
このポイントは調べたところ、現金キャッシュバックやマイレージへの交換ができる。
また、CIMB銀行が提供するサービスの他にも、Visaが提供するコンシェルジュサービスを日本からでも使うことができるので日本にはない年会費無料の最高のカードとなる。
特典の他にも、定期預金から得られた利子をそのまま普通口座に入金することで日本の銀行で出金手続をすることなく、クレジットカード利用を通してマレーシア国内の外貨を使うことができる。
海外銀行口座とそれに紐づくカードは相性が抜群。外貨の換金手段としても最適。
ちなみにだが、CIMBではプライオリティ・パスが無料で付くタイプの別のVisa INFINITEカードも提供されている。実はそっちが本命。
資産運用はグローバルで見ればまだまだ美味しい部分は残っている
自分のマレーシアMM2Hビザ取得の目的は将来の移住先確保もあるが、メインは資産運用。
日本国内で見れば銀行利率が低かったり、12万円も年会費を払わないとブラックカードが持てなかったり、良い条件はあまりない。
その一方で、今回のように海外を見れば発展著しい国を中心にまだまだ美味しい部分が残っている。
今回は銀行を中心とした資産運用の計画であったが、現地の株式投資や不動産投資(自分は絶対やらないけど)など、まだまだ資産運用先もたくさんあり、日本に無い魅力も多い。
今回のMM2H取得(予定)と合わせて是非いろいろと開拓していこうと思う。