ダイナースクラブカードには国内外の空港ラウンジが無料で使える特典が付帯している。
他のゴールドカードやプラチナカードでも同様のサービスがあるが、ダイナースクラブは他社とは内容が若干違うのでご紹介。
国内ラウンジと海外ラウンジが特典で付帯したカードとして、年会費10,000円と圧倒的にコスパの良い楽天プレミアムカードと比較してみようと思う。
ちなみにダイナースクラブカードは年会費22,000円。
国内空港ラウンジ
カードラウンジが併設されている国内主要空港は全国28箇所あり、国内空港ラウンジサービスを付帯しているカードの発行会社であれば基本どこも一律で同じ。
ただ、同じ空港の中でも使えるラウンジがカード会社毎に異なることがあり、ここでカード会社の力の差が現れる。
例えば、羽田空港。楽天プレミアムカードでは同じ羽田空港であっても国際線ターミナルのラウンジは使えない。
■楽天プレミアムカードで使える国内空港ラウンジ
ターミナル | ラウンジ名 |
---|---|
第1ターミナル
|
POWER LOUNGE NORTH |
POWER LOUNGE SOUTH | |
第2ターミナル
|
エアポートラウンジ(中央) |
エアポートラウンジ(南) | |
エアポートラウンジ(北) | |
POWER LOUNGE NORTH |
注意書きにもある。
一方でダイナースクラブカードであれば国内線・国際線ターミナルどちらでもラウンジが使うことが出来る。
ターミナル | ラウンジ名 |
---|---|
第1ターミナル
|
POWER LOUNGE NORTH |
POWER LOUNGE SOUTH | |
第2ターミナル
|
エアポートラウンジ(中央) |
エアポートラウンジ(南) | |
エアポートラウンジ(北) | |
POWER LOUNGE NORTH | |
国際線ターミナル
|
SKY LOUNGE |
SKY LOUNGE ANNEX |
また、同じ羽田空港国際線ターミナルの中でも更に、カードによって使えるラウンジが異なる。
例えば、AMEXとダイナースクラブを比べると、ダイナースクラブの方が利用できるラウンジが多い。
ラウンジ名 | AMEX | Diners | 楽天 |
---|---|---|---|
SKY LOUNGE | ○ | ○ | × |
SKY LOUNGE ANNEX | × | ○ | × |
海外空港ラウンジ
海外の空港ラウンジはかなり豪華の所が多い。通常は海外のラウンジを使うにはメンバーシップカードを提示する必要がある。
このメンバーシップカードとして有名なのがプライオリティ・パスだ。
通常はラウンジ利用上限無制限の会員資格で年間$399の会費がかかるが、楽天プレミアムカードであれば無料で発行される。
ただ、実際にラウンジを利用するには、クレジットカード到着後に改めてプライオリティ・パスを申し込み、それが届くまで2週間待つ必要がある。
またラウンジでは航空券とプライオリティ・パスを提示しなければならないため、クレジットカードとは別に常にプライオリティ・パスカードを持ち歩かなければならない。
一方ダイナースクラブでは、クレジットカード自体がラウンジのメンバーシップ機能を備えており、カードが届けば航空券と合わせて提示することでラウンジサービスがすぐに使える。
ダイナースクラブは、さすがグローバルに展開するカード会社だけに充実したサービスっぷりだ。ただ、一部プライオリティ・パスと比べて劣る部分もあるのでご注意。
プライオリティ・パスは全世界で1200カ所以上の空港でラウンジサービスを受けることができる一方、ダイナースクラブは800カ所にとどまる。
ダイナースクラブでも主要な空港はカバーをしているが万が一使えない場合もあるので、事前に調べておいたほうがベター。
空港ラウンジで優雅に過ごす
国内外問わず、空港ラウンジはドリンクが無料であったり、軽食が付いたりとかなりリッチな気分を味わえる。特に長時間のトランジット時にはシャワーがついている海外ラウンジもあるので最適だ。
海外旅行へよく行く人や、ビジネスシーンで飛行機をよく使う人はこの際に、自分にあった空港ラウンジサービス特典がついたクレジットカードを申し込んでみてはいかがだろうか。