マレーシアMM2Hビザ申請書類を政府へ提出

マレーシアのビザMM2H取得の手続状況。現在はマレーシア政府へ各種申請書を送付しており、あとは仮承認を待つのみの状態。代行業者を通じての申請であったが、書類集めがなかなかめんどくさかった。

加えて書類を集めて業者に送付した後も、何かしら準備が必要で思ったより時間がかかった。

マレーシアのMM2Hビザ取得の手続

マレーシアのビザ取得の流れは大きく分けて2つ。

まずは、①書類申請で仮承認の取得。そして次は、審査を経て仮承認が発行された後に、②現地申請で本承認の取得で完了となる。

今は①の仮承認取得を進めている。

スケジュール

ビザ取得までは次の計画で進めている。今まさに現地へ申請書類が送られているのでスケジュール通り。

送った書類に問題が無く、スムーズにいけば4月中には仮承認が得られる予定。

■ビザ取得計画
時期 アクション
2015年12月 エージェント(ビザ申請代行業者)へ相談開始
2016年 3月 ビザ申請
      5月 仮承認取得
      9月 現地にて本承認取得

仮承認取得に必要な書類

仮承認取得の申請は現地へ行く必要はなく、書類審査のみで完結する。

書類で完結する分、内容のチェックは厳密に行われるため、業者によって申請テクニックや申請方法がありそれぞれ異なる。準備した書類は下記の通り。

MM2Hセンターへ提出する書類

現地政府へ提出する書類。この送付内容をもとに審査が行われる。

①収入証明書
月収手取り10万リンギット(30万円)を超えていることの証明。

2015年度の源泉徴収票を提出するのみで月々の給料明細と銀行振込のコピーは特に不要。政府へ提出する際は業者が英訳をしてくれる。

②英文財産証明書
50万リンギット(1500万円)相当の財産証明。銀行残高証明書と証券口座で保有している株・債券・外貨預金の時価総額証明書を3ヶ月分準備。

こちらはきっちり日付まで3ヶ月分揃える必要はない。通常は銀行口座残高の証明を提出するが、証券口座の財産も補助資料として使える。ただ、申請が受理される確約はできないと事前に業者より指摘有り。

これについては保有証券を最枠全部売れば良いので特に気にしていない。ちなみに証明書類は和文のものでも業者へ依頼をすれば英訳をしてくれる。

③職務経歴
職務経歴書。一般的な履歴書に書くような内容で過去10年の職務経歴を記載。自分の勤めている会社は新卒で入ったところなので、入社年度・現在の役職・職種を書いて終わり。

④カバーレター
MM2Hの志願書。自分の生い立ちとマレーシアの文化と環境に魅力がある旨を英文で記載。日本語で書いても業者が英訳してくれる。

⑤犯罪経歴証明書
犯罪をしていないことの証明書。警察本部の鑑識課で指紋採取をして発行してもらう。

申請時には免許書とパスポートとMM2H申請書等の犯罪経歴書取得が必要だということがわかる書類を持っていく。申請と受け取りで平日に2回警察へ行かないといけないので面倒くさい。

⑥カラー写真4枚
パスポート用写真を4枚。4枚も何に使うのかは不明。

⑨パスポートのコピー
パスポート全ページのコピー。白黒でも良いがページ番号等がしっかり映るようにと指示有り。

⑩マレーシア政府指定申請用紙
MM2Hの指定フォーマットの申請用紙。必要事項は業者が記載してくれるので、自分は署名のみ。

⑪財産開示承諾書
提出した財産証明書の発行元の銀行と証券会社へマレーシア政府が照会をかけることの承諾書。

自分は特に問題ないが銀行や証券会社がしっかり開示してくれるのかは不明。

業者からは、政府による照会が入る場合があるので、財産は仮承認がおりるまで動かさないようにと言われている。

⑫健康に関する宣言書
健康であることを宣言する書類。業者指定の書類へ署名するだけ。

⑬書類に関する宣言書
職務経歴や所得証明が正しいことを宣言する書類。業者していの書類へ書類するだけ。

認証に必要な書類

パスポート内容を英訳する際に公的機関で認証を取る必要がある。そのための必要書類

①代理申請に関する書類
公証人役場への申請を行政書士等へ代理してもらうことの申請書。業者指定の書類へ必要事項の記載と印鑑証明登録の印鑑を押印。

②印鑑証明書
代理申請に押印する印鑑の証明書

③戸籍抄本
本人確認のための書類。戸籍登録がされている役所で発行。

以上。

書類を集めるのも面倒だが、集まった書類を業者へ送って、業者が内容を確認して必要事項を追記。

最終書類として業者からまた送られてきて、それに署名して返送と意外と手間がかかる。

次はマレーシア政府より審査状況が確認できるMM2H Reference No.が貰えるはずなので業者からの連絡を待とうと思う。